堂本剛くんの「ココロ見」@NHK。
現代社会を上手に生きるための言葉を探し、
各界で活躍する賢人たちとユルく深く語り合う、
新感覚の哲学&人生指南番組、
とのこと。
2010年からやってたらしいけど、
初めて見ました。
9月18日(水)放送。
ゲストは、刀匠、河内國平さん。
自分探し、自分らしさ、自分磨き、
自分、自分、私、私、と、
まず「自分」というものを思考の始点とする傾向がある現在、
あえて「自分」を問うテーマ。
結構深かった。
小さい頃は、仏像修復士か、刀匠(とうしょう)になりたかった、と剛君。
さすが奈良県のご出身、なりたい職業も渋い。
奈良県東吉野村の刀匠・河内國平さんは言います。
「無とか、そんなことばの問題じゃないねん。
「あほ」になったらえぇねん。
「あほ」っていうのは物事をする始まりちゃうかと思うねん。」
「自分?自分なんてどうでもいいねん」
「作品に「自分」をこめるとかこめないとか、そんなこととちゃうねん。」
「親方がカラスの頭は白いといえば、そう思え。物事覚えようとするならな。」
なるほど。
哲人はシンプルなコトバに重みがありますね。
「アホになる」か。。
年をとるほど難しくなってくるよね。
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