名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

中秋の名月@KITTE名古屋前

2020年10月01日 21時28分21秒 | コラム
KITTE名古屋前。

中秋の名月完全形。

残業後の疲れた体に刺さる月光。

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中秋の名月とは?

昔の日本では月の満ち欠けと太陽の動きを基に作られた太陰太陽暦という暦を作り、農業や暮らしに役立てていた(旧暦)。

旧暦では7,8,9月を秋としていて、その真ん中の日の8月15日を「中秋」と呼び、またその晩に上がる月のことを「中秋の月」と呼んだ。

旧暦では毎月1日は新月でなければならず、そのため毎月15日には満月か、ほぼ満月に近い月が見られ、1ヵ月が29日ないし30日あった。
(月の満ち欠けの周期は29.5日)

旧暦と新暦には1カ月~2か月のズレがあるため現在の中秋の名月は9月だったり10月だったりする。

平安時代、中国から遣唐使によってもたらされた「望月」という月を見る催しが平安貴族に浸透、観月の宴が催されるようになった。

それが農村を中心に庶民の間で行われていた作物の収穫祭と結びつき、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げるようになった。