名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

東の空

2016年07月20日 23時26分19秒 | コラム

東の空、

赤い月が出没。

このある種不気味なまで赤く染まった月を、

古代の人はどう解釈していたのかな。

以下国立天文台のHPより。

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月が赤く見えるときがあるのはなぜ?


月が赤っぽく見えるのは、大気の影響による現象で、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由です。

月の出、もしくは月の入りのときのように、月が地平線(水平線)に近いときに、赤っぽく見えやすくなります。


普段、私達が目にする光の中には、虹の七色で表現されるように、青い光から赤い光までいろいろな色が混ざっていて、

全体としては白っぽい光となっています。

月からくる光も最初は白っぽい光です。

しかし、月の光が私達の目に届くまでには、光が地球の大気の中を通過しなければなりません。

青い光は赤い光に比べて、地球の大気の中を進む途中で大気の分子にぶつかって、

あちこちに散乱されやすい性質があります。

このため、大気の中を長く通過すればするほど、青い光は私達の目に届きにくくなります。

一方、赤い光は大気の中を通過しても、散乱されにくいので、私達の目まで届くことができます。

さて、丸い地球をとりまく大気の厚さは、どこでもほぼ同じですが、地上から見ると、見る方向によって、厚さが違います。

頭の真上の方向がいちばん薄く、水平方向に近くなればなるほど厚くなっていきます。

地平線(水平線)近くに月があるときは、月からの光が、厚い大気の中を通過することになります。

すると、青い光は届きにくく、赤い光だけが私達の目に届きます。そのため、月が赤っぽく見えるのです。

どんな形の月でも(月だけでなく実は星も!)、地平線近くにあるときには赤っぽく見えますので、一度よくご覧になってみてはいかがでしょうか。

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なるほど。

そういうことだったのか。