アップ遅れましたが,RJ2008最終日… (2008/11/08公開)
07:00a.m.,庵発.観戦予定,SS24 IMERU 3 の競技開始は09:36.拙庵最寄りの伏古I.C. から札樽/道央道経由,一路千歳向き.札幌ドームのサービスパークからDay3最初のSS(SS21 KOYKA 1)に急ぐ競技車達に進路を譲りながらの走行.
道央道を挟み,新千歳空港の真裏にあたる北海道オフロードパークのダートコースに特設されたSS11/15/24/29 IMERU(イメル).最寄りの特設駐車場(無料)に停めると,会場からは“00カー(ダブルゼロ;3台走る前走車の2番手.競技開始の30分ほど前に競技車に近い速度でコースを走り,状況を確認する),今スタートしました!”のMC.0カー(競技開始の10分ほど前に走り,最終確認する.殆ど全開アタック)の走りから見たいので身支度もそこそこ,小雨降る中コースに向かい,一番奥,フライングフィニッシュ近くで観戦することに.
0カーがバトルスピードでフライングフィニッシュに飛び込む頃から雨は本格的となったが選手の走りは熱い.前日首位のヒルボネン(フォード)から出走,ラトバラ(フォード),ローブ(シトロエン),アトキンソン(スバル)… 泥濘み始めた緩い登りの左コーナーを立ち上がり,短いストレートを全開のままフィニッシュに飛び込んでいく迫力は凄まじい.初めての観戦という隣のご家族はため息しきりであった.
雨の中カメラを取り出したものの,生活防水とはいえ庇いながらの撮影.付近の観戦者に迷惑をお掛けしないアングルは,走路とほぼ直角に固定される.あのスピードじゃ,撮れんわな…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/83/a49b278ce0e162a140408ea08ff566d2.jpg)
'07チャンプ,セバスチャン=ローブのあげた泥しぶき…
雨合羽の上着を羽織ってはきたが,12番手:新井サンが走る頃にはジーンズはぐっしょり.腹拵えと装備強化のため一時撤退,千歳I.C.近くに設置されたラリーパークへ. あれ?このMC,聞いた声…
Day1でSS 2/6 ユーパロを担当されていたMさんだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f9/f5d2cc7d7ab2b1c131861aaa48612a25.jpg)
WRカーが走り終え,次の観戦ポイントへと続々下山を始める観衆を尻目に,観戦者と同じレベルに腰掛け,入手できる限りのリザルトや各選手のエピソードを交え,最後の1台まで熱く紹介してくれた,自称“スゥィーパー応援団”.
千歳ラリーパークでもプレハブのブースを出て,スタートリストやリザルトやらを貼った大きなクリップボード(画板と言った方が良いかな)を首に掛けてのMCだ.午後のイメル4には間に合わなくなるかもしれないが,絆されてDay2で使ったメッセージボードを引張り出し,通過全車両,スゥィーパーが通るまで,ここで応援することにする.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/df/02daea268918c7bc9e513814d68cfaa2.jpg)
WRカーが過ぎた頃から一時小止みだった雨がぶり返し,本降りに.立ち詰めのMさんに観戦者の一人が傘を差し掛ける.クリップボードのリザルトは雨を含み,ページを繰るのも一苦労.懸命に通過順をチェックする彼女に,歩道際に張るもう一人が次の競技車両接近をアドバイスする…
金を払ったSS観戦者だけではない,居合わせた皆さんにラリーを楽しんでもらいたい… 意気に感じて集まる,ささやかなサポート…
私のラリージャパンが,今年も確かに,此処にあった…
スゥィーパーを見送り取って返したイメル,入場ゲートにほど近い SS29 フィニッシュコントロール.今しもローブが走り終え,タイムチェックシートを受け取るところ.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8c/ac5577720f02ed5089ba6b298ca9d510.jpg)
最終SSでポディウムを確保し,ドライバーズタイトルを手中に収めたセバスチャン=ローブ(シトロエン)をTVクルーが取り囲む.
かくして私のRJ2008は幕を閉じた.振り返ってみれば,29SSのうち天候その他の理由で3本がキャンセル,出走86台中28台がリタイヤ… 荒れに荒れたラリーであった.この過酷なラリーを終始クレバーに走り貫き,前人未到,5年連続のドライバーズタイトルを決めたローブには,心からの賛辞を送りたい.
ラリーの運営については,コースや各コントロール,観戦エリアなどで降りしきる雨も厭わず動き回っていたボランティア・マーシャルの皆さん,込み合う駐車場を懸命にさばいてくれた警備員の皆さん,各ラリーパークを運営した地元有志の皆さん,リエゾンとなった岩見沢の田舎道,路上でメンテナンスするWRカーを前に,“早めに分っていれば,歓迎したのに…”と声を掛けてくれた地元(多分,農家)のおじさん.他にも挙げきれないけれど,陰日向でラリーを支えてくださった皆さん,有難う.本当に,お疲れ様でした!.その上で,
先にアップしたプレビューで勝手に盛り上げておいて甚だ恐縮だが,'07RJ終了直後に示された'08のカレンダー,初冬の道央圏での開催は気候的に無理があるのでは…という直感が(これもラリーだ!!という,曰く言いがたい感慨の反面)現実となってしまったように思う.エントラントは良いとして,観客にもひょっとすれば雪の峠越えを強いてしまう…
WRCのラウンドが年間15戦から12戦に削減される'09年.現行カレンダーに日本ラウンドはリストされておらず,次回は'10年9月の開催予定となっている.1年空いてしまうのは甚だ残念だが,オーガナイザーには空いた1年を有効に使って,より良いRJを作っていってほしい… 3日間,フィールドをずるずる走り回って観戦した私の,心からの願いである.
頑張れ! ラリージャパン !!
07:00a.m.,庵発.観戦予定,SS24 IMERU 3 の競技開始は09:36.拙庵最寄りの伏古I.C. から札樽/道央道経由,一路千歳向き.札幌ドームのサービスパークからDay3最初のSS(SS21 KOYKA 1)に急ぐ競技車達に進路を譲りながらの走行.
道央道を挟み,新千歳空港の真裏にあたる北海道オフロードパークのダートコースに特設されたSS11/15/24/29 IMERU(イメル).最寄りの特設駐車場(無料)に停めると,会場からは“00カー(ダブルゼロ;3台走る前走車の2番手.競技開始の30分ほど前に競技車に近い速度でコースを走り,状況を確認する),今スタートしました!”のMC.0カー(競技開始の10分ほど前に走り,最終確認する.殆ど全開アタック)の走りから見たいので身支度もそこそこ,小雨降る中コースに向かい,一番奥,フライングフィニッシュ近くで観戦することに.
0カーがバトルスピードでフライングフィニッシュに飛び込む頃から雨は本格的となったが選手の走りは熱い.前日首位のヒルボネン(フォード)から出走,ラトバラ(フォード),ローブ(シトロエン),アトキンソン(スバル)… 泥濘み始めた緩い登りの左コーナーを立ち上がり,短いストレートを全開のままフィニッシュに飛び込んでいく迫力は凄まじい.初めての観戦という隣のご家族はため息しきりであった.
雨の中カメラを取り出したものの,生活防水とはいえ庇いながらの撮影.付近の観戦者に迷惑をお掛けしないアングルは,走路とほぼ直角に固定される.あのスピードじゃ,撮れんわな…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/83/a49b278ce0e162a140408ea08ff566d2.jpg)
'07チャンプ,セバスチャン=ローブのあげた泥しぶき…
雨合羽の上着を羽織ってはきたが,12番手:新井サンが走る頃にはジーンズはぐっしょり.腹拵えと装備強化のため一時撤退,千歳I.C.近くに設置されたラリーパークへ. あれ?このMC,聞いた声…
Day1でSS 2/6 ユーパロを担当されていたMさんだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f9/f5d2cc7d7ab2b1c131861aaa48612a25.jpg)
WRカーが走り終え,次の観戦ポイントへと続々下山を始める観衆を尻目に,観戦者と同じレベルに腰掛け,入手できる限りのリザルトや各選手のエピソードを交え,最後の1台まで熱く紹介してくれた,自称“スゥィーパー応援団”.
千歳ラリーパークでもプレハブのブースを出て,スタートリストやリザルトやらを貼った大きなクリップボード(画板と言った方が良いかな)を首に掛けてのMCだ.午後のイメル4には間に合わなくなるかもしれないが,絆されてDay2で使ったメッセージボードを引張り出し,通過全車両,スゥィーパーが通るまで,ここで応援することにする.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/df/02daea268918c7bc9e513814d68cfaa2.jpg)
WRカーが過ぎた頃から一時小止みだった雨がぶり返し,本降りに.立ち詰めのMさんに観戦者の一人が傘を差し掛ける.クリップボードのリザルトは雨を含み,ページを繰るのも一苦労.懸命に通過順をチェックする彼女に,歩道際に張るもう一人が次の競技車両接近をアドバイスする…
金を払ったSS観戦者だけではない,居合わせた皆さんにラリーを楽しんでもらいたい… 意気に感じて集まる,ささやかなサポート…
私のラリージャパンが,今年も確かに,此処にあった…
スゥィーパーを見送り取って返したイメル,入場ゲートにほど近い SS29 フィニッシュコントロール.今しもローブが走り終え,タイムチェックシートを受け取るところ.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8c/ac5577720f02ed5089ba6b298ca9d510.jpg)
最終SSでポディウムを確保し,ドライバーズタイトルを手中に収めたセバスチャン=ローブ(シトロエン)をTVクルーが取り囲む.
かくして私のRJ2008は幕を閉じた.振り返ってみれば,29SSのうち天候その他の理由で3本がキャンセル,出走86台中28台がリタイヤ… 荒れに荒れたラリーであった.この過酷なラリーを終始クレバーに走り貫き,前人未到,5年連続のドライバーズタイトルを決めたローブには,心からの賛辞を送りたい.
ラリーの運営については,コースや各コントロール,観戦エリアなどで降りしきる雨も厭わず動き回っていたボランティア・マーシャルの皆さん,込み合う駐車場を懸命にさばいてくれた警備員の皆さん,各ラリーパークを運営した地元有志の皆さん,リエゾンとなった岩見沢の田舎道,路上でメンテナンスするWRカーを前に,“早めに分っていれば,歓迎したのに…”と声を掛けてくれた地元(多分,農家)のおじさん.他にも挙げきれないけれど,陰日向でラリーを支えてくださった皆さん,有難う.本当に,お疲れ様でした!.その上で,
先にアップしたプレビューで勝手に盛り上げておいて甚だ恐縮だが,'07RJ終了直後に示された'08のカレンダー,初冬の道央圏での開催は気候的に無理があるのでは…という直感が(これもラリーだ!!という,曰く言いがたい感慨の反面)現実となってしまったように思う.エントラントは良いとして,観客にもひょっとすれば雪の峠越えを強いてしまう…
WRCのラウンドが年間15戦から12戦に削減される'09年.現行カレンダーに日本ラウンドはリストされておらず,次回は'10年9月の開催予定となっている.1年空いてしまうのは甚だ残念だが,オーガナイザーには空いた1年を有効に使って,より良いRJを作っていってほしい… 3日間,フィールドをずるずる走り回って観戦した私の,心からの願いである.
頑張れ! ラリージャパン !!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/4b/fdf2a1e12a7cca5cc8d738f6321476de.jpg)