昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

今年のGW@ジ・アッタテラスゴルフリゾートとプチ同窓会

2007-05-19 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
今年のGWは、店員と沖縄でまったり過ごす誘いを断わり、プライベート・ゴルフに2回、中学校のプチ同窓会に出席した以外は、ずっと部屋に篭りきりでラジオ弄りをしながら、プロ野球中継を聴いていた。GWはどこへ行っても、人、ヒト、ひと・・・だから、近場でのんびりと自分の時間を楽しむに限る。

          

 今回のGWは沖縄・恩納村のジ・アッタテラスクラブタワーズに泊まり、ジ・アッタテラスゴルフリゾートあたりでのんびりゴルフを楽しむか、ブセナテラスのクラブフロアで静かな休日を過ごそうと誘われていたが、それを断わり自分の部屋に引きこもって、ラジオ弄りに専念した。
 大型施設のブセナテラスではクラブフロアへ続く扉を開けると、観光客の賑わいから隔絶された静かな別空間が広がる。ラウンジではGRO(ゲストリレーション・オフィサー)と呼ばれるスタッフが「おかえりなさい」と笑顔で声をかけてくれる。こちらのスケジュールや食事の好みまで把握し、ゲストの嗜好に合わせたきめ細やかなサポートを行ってくれる彼女たちのサービスが嬉しい。
          
 またラウンジの飲食サービスも充実していて、他のレストランが混みあっている時でも、GROが焼くワッフルの香りを楽しみながらビュッフェスタイルの朝食をゆったりと楽しめる。午後2時からのティーサービスタイム、夕方6時からのカクテルタイムで一息入れて、夕食に出かけるサービスも嬉しい。国際線エアラインに例えると、エコノミーとビジネスの違いといえば分かりやすいかも。

 前回行ったジ・アッタテラスゴルフリゾートは、丘の上から東シナ海を望む壮大なパノラマと変化に富んだフェアウェイが楽しめると同時に、広大なグリーンはアップダウンが少なく、ゆったりと景色を楽しみながらプレーができる。テラスホテルズの系列であるだけに、ホテル同様の洗練されたサービスが受けられるのも魅力の一つだ。
          
        NIKEで固めた店員   「東シナ海に打ち下ろす爽快感が最高~♪」 (^-^)v 

 結局GW前半はコンビニ以外はどこにも行かず、ラジオ弄りに集中して かなりやZS、かなりやD、かなりやEとたて続けに3台、一応は鳴るところまで修復できた (^▽^)
「店長~、こんなに天気いいんだから、どっか遊びに行こうよ~」と誘われるが、春のやさしい日差しを浴びながら、まったり部屋に引きこもる心地よさは最高~♪ 
カープもいい戦いを続けている。プロ野球のデーゲームを真空管ラジオで聴きながら、頭の中を空っぽにして、本を読み、いつのまにか昼寝する・・・・ こんな自堕落な時間こそが、疲れた身体と心を癒してくれる。
          

 自由人でありたいボクとしては“男の自由時間”を誰にも邪魔されたくないのが、本音。とは言え、いつまでも引きこもる訳にもゆかず、セミパブリック・コースで軽く汗を流すことになった。
 待ち合わせの場所に迎えに来てくれたのは、店員が去年、マツダRX-8から買い替えたBMW118。こんな2ボックス・カーでも350万もするのには驚きだ!
          
 BMW1シリーズの面白い点は、なによりも個性的なデザインと機能だ。普通、このクラスのハッチバックは実用性を最重要視する。
つまり、小さめなボディの中に、いかに大人4人が乗れるスペースを取れるか、広いラゲッジスペースを取れるかに腐心するものだが、1シリーズは全くの逆。実用性は最低限と割り切り、ハンドリング、つまり運動性能を優先するこのクラス唯一のFRレイアウトを採用。「駆け抜ける喜び」を社是とするスポーティセダンメーカーの面目躍如であるり、彼女もこのスタイリングとドライビングフィールに惚れ込んで「衝動買い」したらしい。
          
 170cm近い店員と182cmの店長二人が乗っても、フロントシートは余裕だが、天井のやや低い圧迫感は否めない。一応5ドアではあるが、狭いトランクとあいまって後席は完全な荷物置き場と化する。
オーディオは、標準装備の6スピーカーとCDプレーヤーおよびFM/AMチューナー付きのユニット。これにプラスする形で10スピーカーと300Wのアンプをオプションで追加装備し、音量などのコントロールはステアリングスイッチで行なうことができる。フロントアームレストの下にはAUX端子とシガーライターソケットが用意されており、ここにiPodなどのMP3プレーヤーを接続することができる。実際にiPodから再生した音楽を聴いてみたのだが、ATRACに圧縮されたとは思えないほどの音質を楽しめた。
          
 フロントのシート下に設置された2つのサブウーハーから文字通り「地の底から響くような音」のするサウンドシステムから流れるコンテンポラリーをBGMに、新緑のワイディングロードを走り、なじみのセミ・パブリックコースへ到着。
 セミパブリックとはいいながら、アーリー・アメリカン・スタイルにコーディネートされたクラブハウスでゆったりコーヒーを飲み、GPSナビ搭載のカートに乗ってありのままの自然を存分に活かして設計されたコースと自然に溶け込みながらマイペースのプレーで、心地よい汗を流した。
           
 ゴルフコースに隣接する馴染みの各航空会社の客室乗務員も常用するホテルのコテージで少し遅めの昼食を摂り、2時間ほどイングリッシュ・ローズ・ティーを楽しみながら過ごして、一人あたり僅か3,200♪ シャワーで汗を流し、緑のシャワーを浴びながら、午後のひと時を過ごす。

 そして夕方5時前に某シティホテルに送り届けてもらい、中学校のプチ同窓会に参加した。二十年ぶりに会った同級生たちの変わり果てた姿に、お互い驚きながら、日常のしがらみを捨てた懐かしい面々との時間が瞬く間に過ぎてゆく。
          
 実は中学3年のときにバレンタインデーの存在さえ知らず、貰ったチョコレートを男子何人かでバリバリ食べてしまい、それ以来口をきいてもらえなかった女の子とも20年ぶりに再会した。「私、思いっきり勇気出して渡したのにー」と突っ込まれ、平身低頭ようやく謝ることもでき、本当に楽しい時間を過ごせた。

  「私、バレー部の先輩に叱られて、罰に抱えきれない荷物持たされて、
   思いっきり落ち込んでるときに、荷物を半分、体育倉庫まで持ってくれたの
   覚えてる?」
  「覚えてないなぁー・・・ ごめん」

  「数学の問題もよく教えてくれたよね」
  「そうかなぁ~ お前の方がよく勉強できてたろ?」

 今、独身の看護師だという森尾由美に似た、その子と懐かしい話をしていると、「うちらも混ぜてーや!」と別の男女が割り込んできたため、話は途切れてしまった。ワイワイ・ガヤガヤ、気が付くと夜中の1時を過ぎ、次回もみんな、お互い元気な姿で会うことを約束し別れ、タクシー乗り場まで歩いた。
 
  「同窓会始まる前、ホテルに外車で送って来てたの彼女? え~、違うの?
   あはは・・・ ごめんね~酔払っちゃったー」

 中学生に戻った甘く切ない時間から、日常の生活へと戻る瞬間(とき)を目の前に、5月の爽やかな風が二人の間を一瞬吹きぬけた。

ラジコン 飛行機で青空へ!

2007-05-11 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
 野鳥たちが自由に飛び交う五月晴れの空を眺めていると、「自由に移動できる空間」への憧れが、人間の本能にもあるのかなぁ・・・と思ってしまう。当カフェの常連でいらっしゃる、かめ様より“ラジコン飛行機”の写真をお送りいただきましたので、ご紹介します。

          

 いやぁ~、カッコいいです!  零式艦上戦闘機は、三菱重工が設計・開発した大日本帝国海軍の主力戦闘機。海軍の艦上戦闘機としては実質的な最終型式で、支那事変の半ばから大東亜戦争の終わりまで各地で活躍したことで知られる。大東亜戦争初期に連合国の戦闘機を駆逐したことから、主交戦国のアメリカ軍から「ゼロファイター」「ジーク」の名で恐れられました。
 ちなみに当時の軍用機は、採用年次の皇紀下2桁を名称に冠する規定になっており、零戦が制式採用された昭和15年は皇紀2600年にあたり、下2桁が「00」になったため「零式」という名称になったそうです。

 世界最大の航続距離であり当時の世界一流戦闘機の2~3倍、落下タンクを付ければ5倍もあり、軽量化と高効率エンジン搭載、さらには高運動性能、防御より攻撃性能に重点を置いた設計は、“自己犠牲”を尊ぶ日本人の「大和魂」が凝縮された戦闘機なのだと、店長的には感じる次第です。

          

 かめ様からお送りいただいたメールには次のように紹介いただいています。
「このゼロ戦は、テトラと言うメーカーのバルサキットから組み立てました。エンジンは、斉藤と言うメーカーのFA56で排気量0.56キュービックインチ(約9.2cc)4サイクルの0.9PSです。アメリカの遊びなので、いまだにエンジン排気量はインチで呼んでいます。
正確に組み立てれば、後は重心だけです。キットですから、指定された部品を使えば、重心位置も大きなズレは無いようです。
目で見て大きな狂いが無ければ、後は飛ばしながら、水平にまっすぐ飛ぶように、送信機側でトリムを取ってやれば、大抵はOKです。トリムで調整が出来ないような機体は、目で見ても狂いが分ると思います。
表面は塗装ではなく、フィルム貼りで仕上げています。フィルムにアイロンを当てると糊が柔らかくなって、バルサにくっ付くと共に収縮します。通常塗装よりは軽く仕上がります。それに塗装は普通の家の中では難しいですから・・」

          

かめ様曰く
「最近は飛ばしてないです。一応引き込み脚になっているので、チョッとカッコいいです。本物は右と左が少し時間差を置いて引き込まれるのですが、私のは小さいから同時です。模型でも大型のものは、本物のように時間差をつけて引き込むのもあります。
それから、機体を軽量化(特に後部が軽かった)ためか、エンジンが主翼に近く首が短いので、模型の場合重心を前に寄せるために、頭を重くしなくてはならないのでチョッと工夫が必要でした。当時の戦闘機の模型としては飛ばしやすい機体です。
日本ではR/Cをラジコンと言いますが、アメリカでは、リモートコントロールだそうです。」

          

 お送りいただいた写真を拝見していると、子どもの頃に抱いた「大空」への憧れが甦ります。
先日も、有名な彫刻家の先生と“男たちの隠れ家”的なBARで、ウイスキーグラスを片手に、先生の題材である『誰にでも舞い降りる天使』と『空を自由に駆け巡る電波』の概念と共通性について、二人で4時間以上も熱く語った。
 ラジコン飛行機もまた『空』という自由空間へ、男の思いを巡らせるアプローチの一つだろう。

駅弁バンザイ!~黒毛和牛 神戸すき焼き弁当 in 神戸~

2007-05-08 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
長いようで短かったGWも明け、今日からさっそく神戸出張だ。今月からしばらく、週の半分は神戸・滋賀へ駐在する生活が始まる。恒例の駅弁バンザイ・シリーズ、今回ご紹介するのはJR新神戸駅の売店内に小規模な厨房(ちゅうぼう)をしつらえ、店内で調理した神戸の老舗・淡路屋 謹製「黒毛和牛 神戸すき焼き弁当」(税込¥1000)です。

          

相武紗季チャンに似た販売員から
「出来立ての熱々ですよ~♪一分お待ちいただけますか?」
と、笑顔で声をかけられただけで、立ち止まってしまい、気のやさしいお兄さんを演じてしまう店長でございます…。

「ありがとうございます♪少々お待ちいただけますか」
いや~ 待ちますよ。待たせていただきます。

“君の笑顔に¥1000しか払わないお兄さんを許してくれ”心でそう呟きながら、
「あの…お茶ももらえますか…?」
と、ボクは言葉を続けた。

「ありがとうございます♪」
い、いや もうお礼はいいから!

「お飲み物は別の袋に入れましょうか?」
そんな気遣いしなくていいよ~

「¥1150になります」
VUITTONの財布から千円札を二枚差出し、手渡した。
「お釣りはいいから」とつい口に出そうになったが、思わず言葉を飲み込んだ。

「ありがとうございます」
目をしっかり見つめてそんなにお礼を言われるたら、恥ずかしいよ。

厨房の女性がIHジャーからご飯と黒毛和牛たっぷりのすき焼きを盛り付け、販売員の彼女は弁当トレーに蓋をして、のし紙で包装してくれる。

「お待たせいたしました!」
今までの中でも最高の笑顔でお釣りと駅弁の袋を差し出す。

「ありがとう!頑張ってね」
思いもよらぬ、労いの言葉が自然と出てしまった。
彼女が少し頬を染めてたように見えたのは気のせいか、妄想化?

駅弁を抱え、新幹線ホームへと向かう。

          

ひかりRailStarのサイレントカーのシートに腰を下ろし、神戸の相武紗季チャンから手渡された、調理されたばかりの「黒毛和牛 神戸すき焼き弁当」を広げてみた。5分前に目の前で作られただけに、まだ熱い。
肉は少し固めだが、東京と違って、ダシ汁を使わない関西風すき焼きの懐かしい味がする。

          

 6時間以上に及ぶ会議と打合せに疲れていた身体も、帰路の新幹線では心なしかシャキっとしたのは、温かい「黒毛和牛 神戸すき焼き弁当」と、あの販売員の朴訥な笑顔のせいかも知れない。

 神戸の相武紗季チャン似の販売員さんの笑顔を思い出しながら、車窓に映る『オジサンに片足を突っ込んだお兄さん』の自分の姿に、“俺、もうお兄さんの年代じゃないかもなぁ…”と、どうでもいいことに思いを巡らせ、少し黄昏てしまう神戸からの帰路であった。

東京芝浦電気(TOSHIBA)  かなりやE 5LA-77

2007-05-07 | 東芝 かなりやシリーズ
 真空管ラジオは、四角い箱の正面に2~3個のつまみ、周波数表示スケールまたは円盤状のチューニングダイヤル、スピーカーが並ぶ。多少の差はあっても、それが当たり前のように真空管ラジオの“顔”として、人々に認識されている。その常識を覆すラジオを東芝が世に問い、発売した機種の一つが、今回ご紹介するかなりやEである。

 当初発売された かなりやシリーズ、かなりやA~Fの中でも、かなりやEは、正面にV字型にスリット加工されたキャビネットと、ラジオを手軽に持ち運ぶためのクロムメッキの金属製可倒式キャリングハンドルを組み合わせることにより、造形美と機能美を融合した秀逸なデザインだ。

           
          独創的なデザインと機能美が融合した かなりやE

 とりわけ先行発売されていた5LA-28を踏襲した かなりやEと かなりやCは、ボクシーなキャビネットの上面に電源スイッチ兼音声ボリュームと選局つまみをレイアウトしたユニークなデザインであり、従来の日本製真空管ラジオには見られない極めて独創的なスタイルだ。
 
          

 ’60年前後を境に、家族で楽しむ娯楽の中心はラジオからTVへと移行し始め、ラジオもパーソナルな娯楽ツールへとシフトする過渡期にあった。東芝は、マーケットの活性化を狙い、既成概念を覆すピアノラジオ、タイマーラジオ、5LA-28、地球儀ラジオといったユニークなコンセプト&デザインのmt管ラジオを次々と送り出していた。

          
          【左上:ピアノラジオ 右:タイマーラジオ 左下:5LA-28 右:地球儀ラジオ】

 実は かなりやEのデザインは、マツダ・タイマーラジオと共通した手法であり、V字型にスリット加工された正面の造形、透明プラスチックにシルク印刷したチューニングダイアルの採用など共通点が多く、同じデザイナーが担当した作品と思われる。アメリカン・テイストをベースに、日本人の感性を満たすオリジナリティーを加味しつつ、製品としての完成度を高めた担当デザイナーのセンスと力量をうかがい知ることができる。

          

 メーカー:東京芝浦電気(TOSHIBA)マツダ かなりやE 5LA-77

 サイズ : 高さ(約14cm)×幅(約25cm)×奥行き(約13.5cm)

 受信周波数 : 中波 530KC~1650KC

 使用真空管 :12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、25M-K15(整流)

 かなりやコレクターにとっては人気の機種であり、今回は不動品のジャンクにもかかわらず、競合相手が降りてくれなければ諦めるギリギリのライン(居酒屋2軒分 or キャバクラ1セット+指名料)の金額で何とか落札できた。
最近は余程のことが無い限り、夜の街に出動することもなくなった・・・・ 俺ももう年か?高齢化! (ー。ー)フゥ

          

 宅急便で届いた かなりやEは、何十年も放置されていたのだろう・・・キャビネットの汚れは酷く、金属製キャリーハンドルも僅かに歪んでいる。キャビネット底に1cm程度の損傷がある以外は、ツマミやエンブレム等の欠損や酷いダメージは見られない・・・と思ったら、ガ~ン!底の欠けた部分からキャビネットサイドと底部へ2本、約10cmの亀裂が入っている。

          

 裏蓋を取外すと、清掃された様子はなく、キャビネット内部の天板は歪曲し、取り付け金具の一部から錆びも浮いている。シャーシ上の真空管やIFT、バリコンには埃が大量に堆積しており、かなりやEの今の姿は、「ひび割れた二人の愛」のようで、切なさが込み上げる。若い日、ほんの僅かな行き違いから、別々の道を歩んだ男と女の時間を取り戻すように、このラジオを修復することを決意した。

          

 透明プラスチック製チューニングダイアルとボリュームを破損しないよう丁寧に抜き取り、シャーシーをキャビネットに止めているネジを2本外すと、シャーシは簡単に取外せたが、キャビネット内側の亀裂とともにシャーシの止めネジ穴用プラスチック成型加工部分がケースから割れ落ちている。ジャンク品のノークレーム・ノーリターンとはいえ、キャビネットに亀裂などがある場合は、出品時にその旨を開示しておくべきではないだろうか。キャビネットのプラスチック自体が硬化しているのであろう、底の割れた部分からクラックが増えてくるため、接着剤で補修と補強を行なった。

          

 キャビネット内部の天板は何と厚紙でできており、その上にフェライトバー・アンテナが乗っている。真空管からの遮熱効果と、フェライトバー・アンテナに金属類からの干渉を防ぐ目的なのだろうが、ビックリした。
シャーシには50年間の埃が堆積し、付着した汚れも酷い! ここは掃除屋店長の腕の見せ所と言いたいところだが、アルミシャーシやブラケットは腐食が進み、手におえそうにない。。。

          

 シャーシー裏側は、錆びもなく意外とキレイだが、信頼性の低いオイルコンデンサーが使われており、全品交換した方がよさそうだ。キャビネットを小型化するためにブロックコンデンサーもシャーシ内部に取り付けられているため、部品点数の割には込みあっている。
 電源を入れる前に、スイッチをONの状態で導通と抵抗値を計るためにテスターを当ててみたが、ヒューズ切れではないのに反応が無い。何と硬化したAC電源コード自体が断線している。すべてマツダ・ブランドである真空管のヒータ断線も調べてみたが、こちらは幸い5本すべて導通もあった。ただいずれにしても危険なラジオに変わりはない!
鳴かぬなら、鳴くまで待とう。。。では、剥製状態になるだけなので、今回は気合を入れてレストアにのぞむ必要がある。とは言え、果たしてボクの腕で修復できるのだろうか・・・不安とストレスが膨らむ夜だ。
 
「鳴かぬなら、鳴かせてみよう かなりやE!(C)ドクターK」の気持ちで、思い切って修復にトライしてみた。

          

 パイロットランプ(ネオン管)への配線は、台座自体が破損・断線しており、サトーパーツのS-4110というプラスチック台座ソケットに交換した。
次にAC電源コードとプラグを新品に交換。ヒューズまでの導通とヒューズ切れ出ないことは確認できたが、ヒューズ以降への導通が無い。ヒューズとソケットの金属部分に腐食による皮膜ができていたので、ヤスリで磨き、導通を確認後、通電したところ、真空管のヒータとネオン管は点灯したが、妙に明るすぎるのは気のせいか?!
案の定、スピーカーからはウンともスンとも音が出ない・・・ O.P.Tトランスの1次側の巻線の断線は問題ない。

 ここで、また一句、「鳴かぬなら、バラしてみよう、かなりやE!」

 O.P.Tトランス2次側とスピーカーのボイスコイルの断線を確認するため、スピーカーを取外した。O.P.Tトランス2次側の導通はOKだが、スピーカーは・・・? テスターの針はピクリとも動かない。ボイスコイル部分が赤茶色に錆びてしまい、完全に断線している。ワニ口クリップを使って正常なスピーカーを接続すると、空電ノイズらしい音が出てきた!ゆっくりバリコンを回すと、ガリガリゴソゴソという異音を伴ないながら、地元の民放中継局(出力1kw)がかすかに受信できる。心の片隅にくすぶっていた暗闇に一筋の光が射しこんだ気分だ。

          

 断線した純正品のパーマネントスピーカー 東芝製SP-5001A(4Ω)の代わりに、以前友人にラジオデパート3Fシオヤで購入してもらった、直径・穴位置ともにまったく同じ大きさのダイナミックスピーカー(8Ω)を取り付けたところ、ジャスト・フィット♪ 現代風の音になってしまったが、しばしネオン管と真空管の幻想的な灯りを眺めながら、ラジオドラマ「黄昏流星群」に聴き入ってしまった。
 バリコンのガリゴリ音の不具合対策とオイルコンデンサー類を全品交換する必要もあり、まだまだ苦難の道は続きそうだ。 

          

 バリコンのガリ解消のため、一旦分解後、朽ちてている絶縁スペーサーの代わりに水道パッキンOリングとワッシャを使い交換を試してみた。また製造から50年を経過している電源周りのオイルコンデンサーは、フィルム・コンデンサーに交換したのだが、バリコンの羽自体に腐食が発生しているのか、低い周波数でのガリは解消しない・・・。

          

 一方、ボリュームの音は絞りきれないが、ガリも酷くないためとりあえずオリジナルのままとした。正常な真空管と抜き差ししながら比較してみると12AV6(検波&低周波増幅)の性能が低下していたので交換後、ケースに組み込んで様子を見ていると、突然スピーカーの音が途絶え、焦げたような臭いがしてきた。コンセントを抜き、裏蓋を開いてみると、うっすら煙がたちこめている。このところ同様のケースを経験しているだけに、思いっきり不安になる。

          

 とり急ぎ受信できない不具合を解決するために、バリコンとボリュームを取付けてあるブラケットをシャーシから取外し、バリコンも一旦ブラケットから取外し、分解した。バリコンの絶縁スペーサー(ゴム)はすべて朽ち果て、完全にショートしている。

          

 前回、水道パッキンOリングとワッシャで修復したつもりの箇所もワッシャの使い方を間違え、機能していない。今回は、ゴムブッシュを使って確実に絶縁処理を行ない、またバリコンの羽根も工業用アルコールで洗浄してみた。
不安な気持ちいっぱいのまま、再度、電源を入れると、空電ノイズとともに地元の民放ラジオ中継局と隣町のNHK中継局が入感してきた。

          

 イヤホン/スピーカー切替スライド・スイッチは経年劣化し接触が悪く、ちょっとした振動でノイズを発生するため新品に交換し、オイル・コンデンサも全品交換した。若干ハムノイズが気になるので、ケミコンも交換した方がよさそうだ。
かなりやEにはフェライトバー・アンテナがついており、バリコンの洗浄を行ないガリを解消する前は、地元の放送局だけではなく、昼間でも瀬戸内海を隔てた四国の民放ラジオ局も入感してのに、再度鳴り始めてからは感度がイマイチ低下した雰囲気・・・調整が必要なのか?

          

 修復が一段落したところで、希釈したマジックリンを使い、キャビネットの洗浄・清掃を行なった。50年間の汚れはキレイに落ち、プラスチッククリーナーで丹念に研磨したため、ピカピカに光っている。

          

 補修と清掃したキャビネットに、修復を終えたシャーシを組み込んだ写真を見比べていただきたい。汚れと黄ばみで酷い状態だった当初の かなりやEは、見違えるように甦った。このラジオのレストアには七転八倒、苦労も多かっただけに、ちゃんと鳴ったときの喜びは口では言い表せないものがあります。また先行き不安で諦めそうになったとき、激励くださった諸先輩に深く感謝いたします。

          

 バルコニーに修復したばかりの かなりやEを持ち出してスイッチを入れてみた。
チューニング・ダイヤルをNHKに合わせると、日本国内にはラジオ第1放送、海外にはNHKワールド・ラジオ日本(短波)を通じて全世界に同時生放送されている「地球ラジオ」が放送されていた。世界中で放送を聴いている聴取者から送られる、EメールやFAX、手紙を放送の中で紹介し、音楽を交えながら、世界各地に暮らす日本人リスナーからの情報や話題をリアルタイムで聴ける地球規模の双方向トーク番組だ。
 
          

 開け放した窓から射しこむ5月の光を浴び、心地よい風に吹かれながら、レストアしたばかりのラジオから流れる音楽やトークをゆったりした気分で聞き流す自分だけの時間は、ある意味、最高に贅沢な空間だ。

東京芝浦電気(TOSHIBA) かなりやD 5MB-56

2007-05-04 | 東芝 かなりやシリーズ
 1954年頃、東芝は、ラジオに鳥名の愛称をつけ、高級大型機種を「めじろ・かっこう」中型は「うぐいす」卓上小型は「かなりや」と命名、シリーズ化して次々に新型機の発売を始めた。最初に発売された かなりやAからFまで6機種は、オークションでも人気は高く、相場も2万円以上に高騰することがある。

          

 当初発売されたかなりやシリーズは、 かなりやAからFまで6機種だが、当時のパンフレットを見ると、AおよびB型の記載は無く、この2機種の発売期間は短かったと推察される。かなりやAはトランス付で同調バリコンに減速機構もあるが、かなりやBはトランスレスであり、減速機構も無く普及型という印象だ。つまりA型の構造設計にB型のトランスレス回路を組み合わせたスタイルが、今回ご紹介する かなりやDである。
また かなりやシリーズが発売される以前に5LA-28という型番で、後のかなりやC、かなりやEのプロトタイプになる特長あるデザインの機種が発売されている。

          
       【左上】かなりやA 【左下】5LA-28 【右上】かなりやD 【右下】かなりやF

かなりやA(トランス付き、減速機構付き)+かなりやBトランスレス、減速機構なし)÷2=かなりやDトランスレス、減速機構付き
5LA-28型⇒ かなりやC(トランスレス、減速機構なし)⇒ かなりやE(キャリー型)
かなりやBトランスレス、減速機構なし)⇒ かなりやF(トランスレス、減速機構なし)

このように黎明期の かなりやシリーズは、設計思想を模索する一方、機種ごとに独自性のある製品を送り出していたと言える。

          

 インターネットオークションを通じて「かなりや」の捕獲にいそしむコレクターの方々は、途方も無い金額でも入札される。このところかなりやコレクターなら絶対手に入れたい機種を何度もとり逃がしていたが、今回はいつも入札で涙することになる競合コレクターの方から高額入札がなく、あっさり落札できた。
 自由主義経済の原則として、可処分所得の多い方の手元に渡ることになるが、いつも高額入札される方がすでにゲットされた後日、適正価格(居酒屋1回、キャバクラ1セット分です♪←しつこい店長!)の出品があるまで待つ作戦がベストと悟った。

 かなりやコレクターの皆様、「もしこのブログを読んでらっしゃったら、お手柔らかにお願いしま~す♪」

          
 
 かなりやDは、かなりやAの流れをくむデザインだが、障子の格子を思わせるスピーカー・グリルとサランネットの組み合わせはいただけない・・・。かなりやAの「無骨な潔さ」をどうはき違えたのか、ボクの本職であるインダストリアル・デザインの視点から見ると、残念ながらNG、不合格。しいてフォローするなら、当時はコンペの概念が浸透していなかったため、契約デザイナーはクライアントの要求に従い、和洋折衷、ジャパネスクのイメージを狙ったのかも知れない。ダークグリーンのボディとゴールドのサランネット・銘板塗装のコントラストもイマイチしっくりこない。

          

 正面向かって右上の白い箱は、後付けされたパッシブ・タイプの短波受信用コンバーターである。昭和29年(’54年)NSB日本短波放送(現在のラジオNIKKEI)の開局にともない、高価なオールウェーブ・ラジオに代わって短波の普及を担ったのが短波コンバータ/NSBチューナーだった。 短波コンバータにはアンテナ端子に出力を接続して使用する真空管タイプと、バリコンに短波用コイルを並列に接続して使用する簡単なパッシブ・タイプがあり、後者が安価なためよく使われたようだ。

 メーカー:東京芝浦電気(TOSHIBA)『かなりやD 5MB-56』

 サイズ : 高さ(約15cm)×幅(約32cm)×奥行き(約13cm)

 受信周波数 : 中波専用 530KC~1650KC

 使用真空管 :12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、25MK15(整流)

          

 オークションで落札後、届いた段ボールを開梱しまず外観からチェックを開始した。
キャビネット、裏蓋、フロントパネルとサランネットのいずれも経年による汚れはあるものの酷いダメージは無く、50年前のラジオとしては比較的キレイだ。
 裏蓋を開けると、キャビネット内にはクモの巣、シャーシやバリコンには50年間の埃が堆積している。真空管はすべてマツダ製、この時期の機種は現在では手に入りにくく流通価格の高い整流管25MK-15が使われているため、状態が心配です。

          

 以前格安で落札したピアノラジオ 5BA-50では、正規の35C5(電力増幅)、25M-K15(整流)が抜かれ、代わりにヒーターの断線した30A5、35W4が差し込まれ、修復に苦労した苦い経験がある。しかし今回の かなりやDは、コレクターの手を経ていない初出し品であり、すべてマツダブランドの純正品が使われ、ヒーター切れも無く一安心。

          

 キャビネット表のボリュームつまみ、周波数同調つまみ、周波数表示円盤プレートを抜き取り、キャビネット裏側の止めネジ2本を外すと、スピーカーと一体構造になったシャーシーを簡単に取り出すことができる。50年の間に堆積した埃を刷毛とOA用エアクリーナーで吹き飛ばし、軽く清掃。

          
          【写真左】かなりやA      【写真右】かなりやD
 写真の通り、以前にもご紹介した かなりやA(写真左)と同型のシャーシーが使われている。かなりやDでは、かなりやAにて採用されていた黒いオートトランスが無くなり、バリコン上にフェライトバーアンテナが取り付けられている。

          
          左から12BE6 - 25MK-15 - 12BD6 - 12AV6 - 35C5
 清掃したシャーシー上には、マツダ製のmT管とマツダと刻印されたIFT、バリコン等が整然と並ぶ。かなりやAではシャーシー中央に電源回路を配置したため、通常のトランスレス式と異なり写真中央のIFT左隣に整流管が配置されたなごりから、かなりやDの整流管25MK-15も同じ位置の変則レイアウトとなっている。

          

 シャーシー裏側は、埃も少なく意外とキレイだ。目視点検のみで通電テストに移ることとした。毎度の事ながら緊張の走る一瞬だ・・・  意を決してスイッチON!!パイロットランプ(ネオン管)と真空管のヒータが点灯し、スピーカーからブゥ~ンという若干のハム音が聞こえる。周波数同調つまみを回すと、隣町のNHK中継局(1kW)は受信できず、市内にある民放中継局1局のみ受信できた。
 ボリュームのガリ音が酷い。とり急ぎ500kΩボリュームとオイルコンデンサを全品交換してみた。その中に1個、「0.1MF」と書かれたペーパーコンデンサが配線されており、どうしたものか困惑してしまう。(^。^;) ハテハテ? 回路図を見ると0.1μFのコンデンサのはずだが・・・完全な誤植だ。記念写真を写し、0.1μFのフィルムコンデンサに交換して一件落着。
 しかしこの誤植事件、実は大いなる勘違いでして「昔のコンデンサーはμFではなく、MFと記載されていますよ。誤植ではありません。マイクロのMです。回路図も同じです。」という、ご指摘をいただいた。いやはや、思い込みとは怖いもので、知ったかぶりして、無知を晒す赤面&切腹ものの赤っ恥ですが、これも「なんちゃってレストア・ワールド」ならではの珍事として笑ってやってください。

          

 新品の500kΩボリュームは、案の定、シャフトが短く延長が必要だ。後でオリジナルのボリュームを分解・清掃し、再使用できないか検討することにして、とり急ぎ回路の修復に注力する。まず真空管を抜いてシャーシー上をアルコールとティッシュ、綿棒を使い丁寧に拭き掃除した。全部の真空管のピン足をヤスリで磨き、ストレーナーで曲がりの補正を行ない、真空管ソケットもラジオペンチで締めた。硬化した電源コードも交換しておいた。
シャーシの内部もこれくらいスカスカだと、不器用なボクでも部品の交換が楽だ。

          

 オリジナルのボリュームのシャフトと新品ボリュームも金切鋸を使って各々切断し、内径6mmのアルミパイプを介して延長した。アルミパイプをカシメようとしてセンター出しに何度か失敗。結局、金属用強力接着剤を使ったが、いつまでもつことやら・・・。ボール盤で1mm程度の穴を開け、ピンを差し込めば完璧だが、しばらくこのまま様子を見よう。

          

 夕日の落ちた午後7時、配線も完了し、再度、電源を入れると、ボリュームのガリ音も消え、ネオン管がやさしく点灯する。しばらくすると空電ノイズが聞こえ始め、チューニング・ツマミを回すと地元の民放、NHK中継局に加え、福岡のKBCラジオとRKBラジオ、名古屋のCBCラジオのプロ野球中継が聞こえてきた♪ レストア以前より格段に性能は向上している。ただ1000kHz以下の感度がイマイチ芳しくないため、調整すればもっと高感度な性能も期待できそうだ。

          

 仕上げにいつもご指導いただいている修復の達人様から譲り受けた絶縁抵抗計(サンワ PDM-506S)で、電源コードと今回のフローティングアースのトランスレス・ラジオは電源コードとシャーシ間の絶縁抵抗を測定した。使い方は簡単、絶縁測定物をワニ口で絶縁抵抗計に接続して、測定ボタンを押すだけです。測定中はDC500Vが掛かるので、感電に注意です。ちなみにPSE法では、絶縁は1MΩ以上で合格ですが、通常は10MΩ以上の値であることを確認します。

          

 洗浄・研磨しピカピカに輝くキャビネットに収め、あらためて電源スイッチをオン。左上のマツダマークがやさしく光る。同じ 5球スーパーかなりやシリーズでも、回路構成や使用されている部品によって音質も微妙に異なるが、かなりやDは中音域にボリューム感のある柔らかくしっとりした音が流れてくる。
しっくりこないと感じていたダークグリーンのボディとゴールドのサランネット・銘板塗装のコントラストや独自のフォルムも、昭和レトロの雰囲気を醸し出し、これはこれでアリかな?と思えてきた。

ALL-INレディ 登場♪ 

2007-05-03 | 広島 カープ
 GWを前に、知人のキャンギャル梨沙嬢からメールが入った。「カープの生ビール飲み放題の仕事行ってきました(=^_^=)  新聞のしゅざいもあったよー(*´Д`) 」  いや~、こんな嬉しい企画をファンは待ち望んでいたんですよ!!
 GW突入とともに絶好調の広島カープ。5月9日の中日戦から、広島市民球場が楽しいビアガーデンに変身する。9月までの計32試合に内野2階指定席と生ビール飲み放題、弁当などをセットにしたチケットを販売。¥1,000で販売されるおつまみを購入すると、試合ごとに違ったコスチュームで登場するALL-INガールと笑顔で乾杯、記念のポラロイド写真撮影のサービスが付く♪
          
 年に何回かは広島市民球場へ親戚の子どもや職場の男女数名たちと足を運び、カープのレプリカ・ユニフォームを着て、ライトスタンドでメガホンを打ち鳴らす店長だが、同年代の友達と内野指定席でビールを浴びるほど飲みながら、“一緒に応援してくれるALL-INレディと鼻の下を伸ばして記念写真を撮る”な~んて姿も一興です。
広島カープのHPには、※試合日によりコスチュームおよびALL-INレディは異なります。 と、オジサンには嬉しい注意書きが載っています。
          
       ALL-INレディに囲まれご満悦のブラウン監督・・・おお~丸見えですがな(*´Д`)

 ちなみに今回メールで情報をくれた写真右から2人目の梨沙嬢の身長は172cm、スリーサイズはB-84、W-58、H-86。 彼女はミネラルウォータを片手に
  「(店長と)二人で並んで歩いてたら壁みたいじゃない?」
  「このジーンズ、チェジュ・ウ モデルなんですyo~」
などと、どうでもいい話題を喋りながらパイングミをムシャムシャ食べてるおバカな姿と屈託無い笑顔が印象的な娘だ。

 5月10日(木)対中日戦は、「RCCラジオデー」としてカープ初優勝時に実況を務めた上野隆紘氏(元RCCアナウンサー)による始球式や、RCC女性アナウンサーによるホームランガールの登場も予定されてます。当日、場内ではミニFM中継での応援放送も行なわれるので、FMラジオを持って観戦するとより楽しめる。また昭和30年から各時代のRCCラジオ野球実況放送の一部を場内で放送する“「ラジオの歴史」プロ野球放送 ”も予定され、ラジオ&プロ野球ファンには堪らない企画です♪

 この日は仕事をサボって、市民球場でラジオ片手に、ビールを飲みまくり、ALL-INレディと記念写真撮って・・・などと、楽しい妄想が膨らみます。
いずれにしても野球にビールにコスプレと、いったい何を楽しんでいいのやら、目のやり場に困ってしまうウレシイ企画がはじまります。