昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

店長、仙腸関節捻挫でダウン!

2006-11-11 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
 皆様、お元気でお過ごしでしょうか? わたくし店長は、さる11月8日午前7時前、いつものようにシャワーを浴び、スーツに着替えて出社しようとB4サイズのブリーフケースを手にしようとしたところ・・・ギクッ!と腰に軽い電流が流れ・・・そのまま腰を伸ばすと腰から背中、脳天を突き刺すような激痛に見舞われ、その場にうずくまってしまいました。
          
 これドイツ語でヘキセンシュス:Hexenschuss と申しまして、訳せば魔女のひと突き、もっと訳せば、いまいましくも、悔しくも、その名をぎっくり腰と言う。
 ぎっくり腰と言えば一般的には「重い荷物を持ったときに起こる」と思われがちだが、医学の本場、ドイツでヘキセンシュスと言うだけあって、「ヘキシュン~!」とくしゃみをした瞬間やちょっと前かがみの前傾姿勢をとっただけなどの、不用意な事で急激に発症する激しい痛みを伴なった腰痛を指す。その9割が仙腸関節捻挫で、腰の筋肉や靭帯からの出血によって起こるむくみが、神経を圧迫するため激痛が走り、呼吸も止まりそうなほどの激しい痛みで寝返りさえできない状態になる。
 実は今回で2回目の、ぎっくり腰。前回、ぎっくり腰デビューは3月31日、職場は期末決算日の一番大切な日、「よしっ!今日一日頑張るかぁ~」と出社後職場の自動販売機でコーヒーを買い、紙コップを取り上げようとしたその一瞬、ギクッ!と違和感を覚え、デスクに座っると同時にイテ~ッ!と頭の中が真白になる激痛に見舞われ、そのまま椅子から腰を浮かし、机の上にへたれ込んでしまったほどである。
同僚に両肩を抱えられ「イテテッ・・」と唸りながら、職場の付属病院整形外科へ担ぎ込まれ、レントゲン撮影後、腰へ痛み止めの注射を打たれたが症状は改善されず終い。通常、ぎっくり腰の治癒には1~2週間かかると言われる。

          

 しかし捨てる神あれば、拾う神あり・・・店長の日頃からの善行を神様はご覧になられていたんですね。
隣町にある腕の良い鍼灸治療院の先生とご縁があり、その先生に施術いただいた1日目から一人で立ち上がり壁伝いにトイレに行けるようになり、2日目で軽い歩行が可能となり、3日目でほぼ室内の日常生活が可能となる。今回も発症4日目の今日現在、若干の疼痛はあるものの、無理な体位をとらない限り、パソコンの前に座れるようになった。

          
          

 先生曰く「ぎっくり腰は全身の筋肉のバランスの乱れ、つまりストレスによる首・肩・背中などの凝りが原因の一つなので、普段からの生活態度、ひいては人生観まで見直すいいチャンスですよ」とのこと。

  仕事にどっぷり漬かって、自分の時間を忘れたり、

  疲れた身体と心をネットオークションで紛らわせたり、

  ラジオ修理の楽しさで逆にストレスを抱え込んだり、

  居酒屋で軽く一杯のつもりが、キャバクラで盛り上がったり、

  家族や彼女の目を盗んで、オネーチャンとランチに行ったり、

 そんな、そこのアナタ!! 恐怖のぎっくり腰が待ってますぜ・・・

広島カープ “漢(おとこ)”黒田投手、残留を表明 FA宣言せず

2006-11-06 | 広島 カープ
 去就が注目されていた広島の黒田博樹投手(31)は6日、FA権を行使せず残留すると表明した。FAを宣言して阪神への移籍が濃厚とみられていたが、熟考の末に前日5日夜に決断し、球団に伝えた。

 4年12億円(出来高含む)の球団史上最高条件で契約を更改。また来季以降に契約を破棄してメジャー挑戦も可能な条項が加えられたが、国内では今後も他球団に移籍せず広島のために働く覚悟を示した。

          

 記者会見に現れた黒田投手に苦渋に満ちた表情は、もうなかった。
悩みぬいた末に黒田は決断を下した。広島市内のホテルでの会見。FA宣言せずに残留することを表明した。
 「僕はカープに育ててもらった。そのチーム相手にめいっぱいボールを投げ込める自信がなかった。プロじゃないと言われるかもしれないけど…。最終的にはほかのユニホームを着る自分が想像できなかった」

 黒田投手は入団十年目の今年五月、移籍先を自由に選択できるFA権を取得。二年連続でタイトルも獲得したリーグを代表する投手として、阪神やソフトバンクのほか、米大リーグの数球団がFAの動向に関心を示していた。
心は揺れ動いた。FA宣言する方向に傾いた時期が「確かにあった」という。その場合は、阪神への移籍が有力だった。自問自答しながら5日夜、黒田はカープへの思いを選択した。
「カープで強いチームを倒すことを一番の目標でやってきた。簡単に優勝できるチームに入って、それでモチベーションを保てるのか、と」。

          

 残留への決め手となったのは、背番号「15」のボードで真っ赤に染まったスタンドだった。「残留を願う気持ちを伝えよう」と、阪神、中日最終戦(十月十四、十六日)の二試合で、約四万人のファンが広島市民球場に駆け付けた。
 「このファンと一体になって戦ってみたい。今一番大事なのは、そういう気持ちではないか」
 「ファンの大声援…。判断材料の一つと言ったが、最後はそれが一番大きかった」
と振り返り、黒田は笑顔で語った。

 記者からの質問に彼は答えた。

―金銭や戦力面では、他球団と比べて恐らく好条件ではないでしょう。
 「カープだから(勝てない)と言われるのは悔しかった。カープでもできる、どこへ出ても恥ずかしくない成績を残す、という気持ちで常にやってきた。強い球団を倒すのが生きがい。地方球団に、そんな選手がいてもいいんじゃないか。」

―今の心境は。
 「自分の気持ちに正直に決断でき、すっきりしている。ようやく野球に集中できる。選手としては、満員の球場でプレーできることが何よりうれしい。今季の最終戦、ファンが僕に期待をさせてくれた。来季、どこで野球をしたいか。マウンドに立つならどこのチームなのか。それがカープでした」

          

 ボクは、今日の感動を忘れない。これほどまでに「純情」を貫いた黒田投手、本当の“漢(おとこ)”である!

 黒田投手の決断はカープとファンによるキャッチボールの始まりである。11月6日。誰もが久しく忘れていたカープへの誇りを感じただろう。不思議なほど自信と勇気を与えられ、感激した人も少なくないはずだ。そんなファンの思いこそ黒田投手が求める価値観だった。

 彼が言う「カープへの愛着」は、強い責任感にほかならない。カープを相手に投げる姿が想像できなかったという言葉は、カープを支えている自負心であり、カープで勝ちたい心からの叫びである。個人主義に走れない性格が、FA移籍の選択肢を消した。

 移籍を恐れて動いたファンの熱意はエースの心を動かした。「ファンは僕のことをどれぐらい必要としているのか、知りたい」。ファンにとっては「FAの悲哀を再び味わいたくない思い」「黒田抜きではもっと勝てなくなる思い」もあった。残留を願いファンが球場に詰めかけた十月の2試合の光景は、後の伝説になるであろう広島の財産である。

 積極的ではなくても黒田投手は大リーグへの気持ちを初めて公にした。来季以降、その意志がどう動くか分からない。明快なのは彼自身に成績へのプレッシャーが増し、残留に誠意を尽くした球団も強化策への本気度が試されることだろう。ファンにも心地よい緊張感が必要だ。

 おとこ気のある決断は、球団にもファンにも確かな自信をもたらした。

ループアンテナを手に入れちゃいました♪

2006-11-03 | BCL DX 遠距離ラジオ受信
中波AM放送の遠距離局を受信する時に受信性能が向上すると言われている、ループアンテナをオークションで安く手に入れることができた。ループアンテナは、エレメント(導線、導体部分)を環状(ループ)に巻き、コンデンサと組み合わせて共振回路を形成することにより、微弱なを受信することができる。

          

 手元に届いたループアンテナのサイズは、高さ約55cm×幅約35cm×奥行き約15cm、白木製の筐体とマッチングボックスのフロントパネル、黒く塗装された木製アームに3mmピッチで丁寧に巻かれた銅線のフォルムとコントラストがとても美しい。
クラシック・ラジオを趣味とする愛好家にとっては、知性とロマンを満たすオブジェとしてのインテリア性も兼ね備えたデザインだ。

          

 バリコンが内蔵されたマッチングボックスには、ハイインピーダンス(ターミナル)出力とワンターンのピックアップコイルによるローインピーダンス(BNC)出力の2系統を備え、ハイインピーダンス端子に外部ワイヤーアンテナを接続するとループアンテナ本体がアンテナカップラーとして作動しさらに高感度な受信が可能となっている。
 またLW-1(230Khz-270Khz) LW-2(270Khz-360Khz) MW-1(360Khz-810Khz) MW-2(710Khz-1700Khz) をパネル左上のスイッチで切替えて、同調ダイヤルはバンド別に周波数がある程度直読できる仕組みとなっている。

          

 ループアンテナの特性として指向性(方向性)があるため、アンテナを回転させて希望の局がもっとも入感する方向を見つける、あるいは混信する強力な電波を減衰させ、目的の電波を浮き上がらせる効果も期待できるとのことだが・・・中波の遠距離受信を楽しんでる方々のHPで紹介されているMIZUHO製ループアンテナ・キットUZ-8DX(¥16,800)はプリアンプが付属しており、都市ノイズの少ない環境では微弱な電波を捉えるには絶大な効果があるとのこと。

 一方、今回手に入れたループアンテナにはプリアンプは内蔵されておらず、外周約1.7mの大型ループコイルとバリコンの共振作用のみで長・中波の微弱な電波を捉えるパッシブ方式であるため、どの程度の効果が上がるか期待と不安が交錯する。

 今回の実験に使ったラジオは、ソニーICF-SW7600GR、AM/SSBに対応し、150kHz~30MHzまでをカバーする。現行のワールドバンドラジオの中では最も高性能な機種であり、世界中のBCL(Broadcasting Listening / Listener :放送受信愛好家)からの評価も極めて高い。
またこのICF-SW7600GRは、店員・ユーがスッチー時代にキャリングバックに詰め込み、フライト後、ホテルの部屋で海外からの英語放送や国内の深夜放送を聴いて時間を過ごしていた愛用のラジオを譲り受けたものである。
ローインピーダンス出力(BNCコネクタ&ケーブル)先端の芯線とシールド線にビニール被覆線の両端をつなぎ、ICF-SW7600GR本体に巻きつけます。