昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

明日から昭和21年の始まりだ~

2008-12-31 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
いつも「昭和三丁目の真空管ラジオカフェ」にアクセスいただき、ありがとうございました。年々1年間のサイクルが短くなると感じてしまうのは、年齢(とし)のせいか、充実してるからか、惰性になってるのか・・・微妙です。
 
最近のご時世は、何かかなりおかしくなってきています。
世間には失業者があふれ、余裕のないギスギスした世の中で、ALWAYSの時代と反対に、物は豊かになりましたが、人の心はすさんできつつあります。
        
そんな背景があるのか、昭和レトロブームと言われて、真空管ラジオに癒しを求める方々が増えてきたのかもしれません。

今年の当カフェは、マニアックな機種を購入したかと思えば、唐突な話題に変わったりと、迷走した一年でしたが、多くの方々に読んでいただき、またコメントを頂戴し、それが何よりの励みになってきました。
そう思うと、日常生活もブログも多くの人々に支えられていることに、感謝するばかりです。
        
来年こそ希望が持てる年になる様祈念し、皆様の益々のご活躍とご健康をお祈りします。

では、来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。

3年ぶりにケータイを買っちゃいました

2008-12-26 | 三流オトコの二流品図鑑
年末も押し迫った先日、3年以上使った Vodafone 時代からのケータイ V603SHの液晶パネルがとうとう逝ってしまった。どのケータイにしようかとショップへ足を運んだところ、機種の多さと料金体系の複雑さに目眩をおこしかけ、一旦退散した。 
        
 ソフトバンクになってからのショップは、以前の『ケータイ本体価格¥0 セール!』と書かれていたPOP広告が消え、小ギレイな店内の実機ディスプレイの片隅に「頭金¥0」と控えめに表示されている。 「この “頭金” とは何のこっちゃ?」 おじさんに片足突っ込んだお兄さんにとっては、さらに混乱を招く事態に・・・
こんな困ったとき頼りになるのは、何といっても職場の若い女性社員だ♪ 
忘年会でも活躍してくれたアシスタントのY根嬢に『最近の携帯事情』を尋ねたところ、彼女の後輩の総務課S嬢も加わり、『今どきのケータイ』について懇切丁寧に教えてくれた。
 ケータイ選びのポイントは、
   ①デザインと質感
   ②液晶画面の鮮明度
   ③メールの打ちやすさ
   ④ワンセグ機能
   ⑤オサイフ機能
を押さえることらしいのだが、最近の事情通の彼女たちによると、今、防水ケータイが注目されていると言う。

  Y嬢 「水に落としたり濡らして壊れたら、保険プランの適応外なんですよ~。
      以前みたいにそうそう機種変もできないから、辛いっすよね・・・」
  S嬢 「アタシも水に濡らして壊したんですよ! 
      でもトイレに落としたわけじゃありませんから~(笑)」
  Y嬢 「(店長は) ゴルフ行かれたり、、雨の日もスクーター乗り回してるんだから、
      絶対に防水ケータイ外せませんよ!」
  S嬢 「アタシとYさんで、カッコイイ ケータイ探してあげますから~♪」

確かにケータイはいつでもどこでも使うものであり、さまざまなシーンで役に立つ現代人の必須アイテムだが、水没させたり、水濡れなどのトラブルに遭ってしまったという話はよく耳にする。
ただ、水没などのアクシデントは別にしてもユーザーとしては、やはり、常に手放せない存在のケータイだからこそ、水のある場所でも気兼ねなく使えるようにして欲しいと考えるのは当然の流れだろう。
        
 そんな声に応え、ここ1年ほどの間に、急速に防水性能を持つラインアップが各社から登場したが、どちらかと言えば、「防水ケータイらしいデザイン」を採用したモデルが多い。 プールなど、常に水のあるシチュエーションで利用したい、あるいは「防水ケータイであることを主張したい」のであれば、こういったデザインもうれしいのだが、やはり、普段の生活において、身構えることなく、自然に使える美しいデザインの防水ケータイが欲しいところだ。例えば男心をくすぐるデザインとタフネス防水機能を搭載したカシオ「G'zOne W42CA」は、スポーティ&アウトドアシーンを演出しながら、G-SHOCK同様、スーツ姿でも「ハズシ」のアイティムとして違和感の無くフィットするが、残念ながらキャリがauなので却下となった。
        
        ▲タフネス防水機能を搭載した au カシオ G'zOne W42CA
 実際、肉体&メンタル強化を目論み(笑)、某ホテルのプール付フィットネスクラブの会員になっているボクの場合、アメリカン・トラッドスーツに身をかためクライアント相手のテクニカル・コンサル業務や出張に出向く日常のビジネスシーンでもプラス アルファのプレミアム感を保ちながら使え、仕事帰りにフィットネスで汗を流し、プールでひと泳ぎした後も多少の水滴がケータイ本体ボディにかかっても気にせず、すぐに使えるシチュエーションに対応した機能とデザインを兼ね揃えた機種があれば理想的だ。
        
 そして今回Y嬢が、迷える店長に奨めてくれたソフトバンク「THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SH」は、まさにボクのようなユーザーのわがままに応えてくれる今までにない防水ケータイだ。防水の機種にはずんぐりとしたモデルが多いが、この機種はすっきりとした印象を受ける。また、デザインを2シリーズに分け、シックなデザインの「Elegant Line」シリーズは5色、ボディ周囲のフレームやヒンジ部分のカラーリングを変えることで明るく活発なイメージを演出した「Active Line」シリーズは6色のカラーバリエーションを用意。数字キーが光るイルミネーション機能を付けるなど、デザインにもこだわっている。
        
 ゴールドは仏壇みたいだし、林家ペー/パーっぽいピンクは論外、人気の渋いブラックは在庫切れ。Y嬢の薦めるネイビー・ブルーに気持ちは傾きかけ、散々迷ったが、ステンレス・ボディの質感を実感できるシルバー(ボディ周囲のフレームやヒンジ部分はゴールド)に決定した。
        
        ▲Y嬢お薦めの「THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SH」
「PREMIUM プレミアム」とは、プラスアルファの対価を払っても手に入れたいと思わせる「特別な価値」「プラスアルファの価値」・・・・「プレミアム」=「機能的+情緒的 価値」のことだ。
確かにミーハー見栄っ張り店長は、コンビニでも「限定」表示の商品に目が移り、プレミアム○○ビールとかJALプレミアムマイレージカードという言葉には敏感に反応してしまう(笑)
        
        ▲ヘアライン加工されたステンレスボディがオシャレな SoftBank 824SH
 まぁ冗談はさておき、824SHのデザイン的なセンスと質感の良さはショップに並ぶソフトバンクケータイ端末と比べ、ステージがあきらかに異なる。上質な金属素材を採用したボディは細部に至るまで質感の高い仕上げが施されており、端末を見ただけでは、防水ケータイに見えないほど、美しいデザインにまとめられている。
        
 ボディサイズは防水ワンセグケータイとしては世界最薄となる約15.3mmに仕上げられており、コンパクトで持ちやすい。
        
 ところでケータイが身近で欠かせない存在になった今、もっとも多くの女性ユーザーがケータイを利用したいと考えているのが、何と「お風呂」なのだそうだ。メールをしたり、通話をしながら、のんびりとバスタイムを楽しみたいと考えている人が多いという。
 824SHのボタンは、「アークリッジスリムキー」が採用されている。指の傾きやふくらみを考慮したボタン形状、押し間違いを少なくするための広いキーピッチとキーの間隔など人間工学に基づき、今までの防水ケータイにはなかった押しやすい環境を実現している。
        
        ▲押しやすいボタン形状のアークリッジスリムキーと広めのキー間隔
 もちろん、防水機能付きなので水に濡れた手でも操作はしやすく、『お風呂メール』も存分に楽しめるはずだ。
  「手を滑らせて、浴槽に落とさないように注意しなよ!」
と口走ってしまい、“大きなお世話よ” 的な冷たい視線を浴びせられてしまった・・・・トホホ。

 824SHの防水性能を活かすことができるもうひとつのシチュエーションと言えば、料理や洗い物をするため、水を使うことが多いキッチンだ。Y嬢は殊勝にも料理教室に通っているが、電話が掛かってきて、慌てて手を拭いて、少し水気の残った手でケータイを触らなければならないなんていうこともあり、こんなとき824SHのような防水性能が便利だと言う。
 さらにワンセグが搭載されている824SHは、キッチンで料理を作ったり、洗い物をしているときにも番組を視聴することができるため、自分だけの『キッチンテレビ』になるわけだ。
        
        ▲ワンセグTVは嬉しい装備だが、ラジオもほしいところ!?
 この他にも洗車をするとき、ウォーキングやジョギング、ゴルフ、フライ・フィッシングといったスポーツなど、いろいろなアウトドア・シーンで、824SHの防水性能は役に立つはずだ。
        
 ところで、この便利な防水性能を長く確実に機能させることを考慮し、824SHでは標準セットに卓上ホルダーが同梱されている。最近、端末を充電するとき、端末の外部接続端子に直接、ACアダプタを接続するユーザーが増えているが、824SHで外部接続端子のキャップを頻繁に開け閉めしていると、うっかり閉め忘れたり、キャップに付けられた防水のためのパッキンに髪の毛などを挟んで、傷めてしまう危険性がある。長く確実に824SHの防水性能を活用できるようにするために、端末を充電するときは卓上ホルダーに置くスタイルをショップのオネーサンから奨められた。
        
 824SHには、ヒンジ部とキーのイルミネーションが多彩なパターンで光るマルチイルミネーション、AF対応の320万画素CMOSカメラを搭載し、パノラマ撮影機能や名刺読み取り機能をサポートする。2.8インチワイドQVGAのNewモバイルASV液晶などが搭載されている。また、おサイフケータイ、3Gハイスピード、3G/GSM対応の世界対応ケータイなど、最新のサービスへの対応も充実しており、国内外の出張の際にも便利で、バランスの取れた使いやすさと機能性を実現している。
        
 ケータイは、機能性が第一優先だが、自分を表現するアイティムでもある。THE PREMIUM WATERPROOF SoftBank 824SHは、上質で美しい仕上りに、ウォータープルーフという新しい可能性を身にまとうことで、さらにプレミアム感の高いケータイへと進化を遂げている。
        
 買ったばかりの824Hを奪い取り、昼休憩にキャーキャー騒ぎながら、「(ミーハーで見栄っ張りな)店長にお似合いの大人のモデルだよねぇ~♪」と言いつつ、弄り回すY嬢とS嬢二人の姿を、壊しはしないかとヒヤヒヤしながら眺めていた。
 ケータイと言えばストラップ。キーケースに合わせてポール・スミスのストラップがいいかな?と考えている。
        
次はこのケータイにどんなストラップが似合うか、彼女達の知恵とセンスを拝借しようと思うが、

   「そこまで知らないっすよ~ 」
   「まぁ適当でいいんじゃないっすか?!」

とムゲに扱われそうで、彼女達に相談しようかどうしようかと迷う、小心者の店長であった。

忘年会シーズンがやってきた♪

2008-12-14 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
 12月と言えば忘年会・・・ここ近年は早々と11月末から「忘年会」という名の"飲み会"に誘われることもしばしば・・・・。 どーのこーのと理由をつけて、年中飲んでる感はありますが、楽しい「飲みニュケーション」は大事かと♪
 この4月、全社プロジェクトを終え、新しい部署へ異動となった歓迎会の席上、
「今年の重要な課方針の一つは、年に4回以上、必ず飲み会を行なうことです! 春・夏・秋・冬 3ヶ月に1回、心から美味しいお酒が飲めるよう、日々みんなで協力して頑張っていきましょう」
と挨拶し、バリバリ仕事はできるが斜に構えてクールを決めている、課内で一番若いY嬢に
「お前さんを課長代行補佐に任命するので、1年間この任務を滞りなく遂行するように!」
と異動して最初の特命業務指示を出しました(笑)
        
 そして今回は今年度、第3回目の飲み会。
場所は駅にほど近い高架下に移転、新装開店した鉄板焼のお店。定刻の18時前に到着すると、ほぼ全員座ってワイワイ談笑中。ちょうど15~20名が入る座敷の空いている席に座り、「ヤァヤァお疲れ様です・・・今日は冷えますよねぇ」と忘年会モードの会話で輪の中に入り込みます。 
        
 予算は食事¥3,000+飲み放題¥1,000=¥4,000 ですから、そんな期待はできませんが、まぁ楽しく飲めればいいんです。 
幹事のY嬢の仕切りで始まった今年の忘年会。簡単な挨拶を済ませたボクは乾杯の音頭に、いつも物静かな26才イケメン君を指名。 イケメン君はハニカミながら乾杯の発声を行なってくれました。普段おとなしい社員にこういった場で目立ってもらう配慮も、教育のひとつです。

    カンパ~イ!!! いや~~~ ビールが美味い♪

        
 まず運ばれてきた大皿にビックリ!!
60cmはあろうと思われるヒラメの姿造りの周りに、大きなホタテやイカの刺身がふんだんに盛られたお皿が二つ。 小皿に取り分けて貰い、ヒラメの刺身を口に運ぶと・・・・
「んめぇ~~!」   思わず唸り声が出てしまいます。
        
 汲出し豆腐、一切れ10cmはある蛸の酢の物の小鉢、さらに巻貝の浜辺焼、フグの空揚げなど、次々に料理が運ばれてきます。 
        
ここは鉄板焼の店ですから、てっきり肉系の料理が中心かと思いきや、今日はシーフード系のコースなんですね~♪

  「生ビール3つと焼酎湯割り2つ、あとウーロン茶1つ 注文入れてもっらっていいですか~?」 
壁にオーダー用のインターホンが設置してある席に座っていたので、幹事のY嬢から指令が飛んできた。

  「オッケ~! ○○さん、ジョッキ空けちゃいましょうよ! Yちゃん、生ビールは3つでいい?」
15才以上も年の離れた先輩にビールを奨めながら、10才以上年下の幹事の指示に従い、動くのも心地よい。年齢や立場を超えて、ワイワイ騒ぐ・・・・忘年会はこうでなくっちゃね!

 そうこうしているうちに、店員さんが卓の上に備え付けたガスコンロに火をつけ、真打登場♪ 
写真のようにモヤシ、キャベツ、ニラ、玉ネギなどたっぷり野菜の上に、塩・胡椒をふりかけ焼き上げた県内産牛肉、地鶏が乗っています。 左側の卵焼き、実はこのお店の人気メニュー、卵で覆った「イカの姿焼き」なのです。これらの鉄板焼を手前右のポン酢ベースの特製タレにつけて食べると、ヤミツキになること間違いなし! 
        
 
  「ご飯が食べたーい! お味噌汁とお漬物も追加注文しちゃっていいっすか?」

 加藤あい似で普段はクールに構えてる幹事のY嬢も、思わず絶叫&はじけモード!(笑) 
食べる、飲む、喋る、笑う、また食べる、飲む・・・・ いや~みんな思いっきり忘年会しちゃってます。あっと言う間に3時間以上過ぎてるんですけど・・・・ まぁ明日は土曜日だからいいけど、20~50代、総勢15名のこのパワーは何なんだ?

  Y嬢 「ここまできたら、締めはスイーツ食べた~い♪ 注文していいっすか?」

 『鉄板焼屋さんにそんな気のきいたものあるわけ無いじゃん』と思ったら、透明カップにバニラ、ストロベリー、チョコチップの3種類のアイスが出てきてビックリ! 自分の持っているアイスとは種類の違う隣の人のアイスをお互いにすくって食べてる姿は、微笑ましくもありましたが、気付くとボクのアイスカップにも誰かのスプーンが侵入しています・・・・ スプーンの持ち主を見ると、いつもはクールを決め込んでるY嬢が子供のような悪戯っぽい顔で 
  Y嬢 「エヘヘヘッ・・・ 全~部盗っちゃえ~!!」
  ワシ 「こら、ワシのアイスが無くなるじゃろうが!」

 儚い抵抗も虚しく、2口しか食べていない大半のアイスは、Y嬢のカップへ! そして彼女の口元へと運ばれる姿を眺めながら、 『ん・・・でも待てよ・・・ これってY嬢と間接キスか?』
などと、中学生レベルの下世話な思考が酩酊状態の脳裏をかすめニヤリとした瞬間、

  「Yちゃん、このアイス、ワ・タ・シにもちょうだ~い♪」

Y嬢へ譲った " 店長の食べかけアイス " は、そのまま50代後半のオバサン社員の胃袋へ・・・・
オバサン社員の余計な一言で、店長のハートは天国から奈落の底へと一直線!

ボクの心の中での盛り上がりは一瞬にして醒め、何ともトホホな気分に突き落とされたのは言うまでも無い、今年の忘年会であった。