「現場のゴールド・メリーゴーラウンド/メタル松ぼっくり」 *07・16
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暑くて大変。
まずい、すでに2ヶ月以上遅れてわけわからぬ週間日記部分から。
●5月
12日(月)歯医者~電話取材
13日(火)出張授業~東方・くるまやで味噌ラーメン+ライス
14日(水)出張授業
15日(木)建設の件でOB・Y君来
16日(金)のび太でかき揚げうどん~塾
17日(土)浦和行。同級生M君とYさん、Nさん、Aさんで和浦酒場~DOVECOT
18日(日)競馬や仕事
【カウンター08】
ラーメン1/35 他外食1/19 外飲み1/16
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ジョン・アーヴィング『ガープの世界』を読んだのは多分、大学2年、1984年のことだった。当時はあったサンリオ文庫。帯には村上春樹による「おもしろい純文学」というコピーがあった。
主人公の波乱万丈の人生に「かえる」に象徴される陰りで彩るストーリーはすばらしい。ジョージ・ロイ・ヒルがロビン・ウィリアムズ主演、ポール・マッカートニーの "When I'm sixty-four" 主題歌で撮った映画もよかった。
内容については書籍、映画を参照していただくとして、ここでは『ガープの世界』と訳されたタイトル "The World According to Garp" について書いておこう。手もとにないので不正確だけれど、あとがきに「タイトルを正確に訳すとすれば『ガープによる世界の成り立ち』」と書いてあって、この「~による世界の成り立ち」="The World According to ..." は、これまでの二十数年で何度も心のどこかで反芻してきたように思う。
この夏、自宅に塾建物をつくることになって、あまり縁のなかった、または記憶の底に忘れていた多くの「世界の成り立ち」に触れた。
祖父がつくった西のバラック、祖母がそこに入れたまま何十年もタンスで眠ってきたふとん、母や叔母の成績表、姉や弟が小学校の時に描いた絵、父が四十年前にガリ版でつくった修学旅行の歌のしおり、無数の写真……。こうした時間の流れの漂流物に、ごみ処理場や鉄回収業の人々のシンプルこの上ない仕事ぶり、大工さんのアーティスティックな仕事とその会話といった、知ってはいてもよくはわかっていなかったこと。
当たり前のことなのだけど、そこにはいくつもの "The World According to ..." があってそうしたもののフラクタルで「世界」は成り立っていると、いまさらながら思い知りながら、暑さにうだる日々を送っている。
『ガープの世界』で思い出すのことがもう一つある。
F1レーサー、アイルトン・セナがサンマリノのコーナーに消えた1994年、フジテレビの追悼番組の最後に司会の古舘伊知郎が引用した『ガープの世界』、エンディングのセリフ「ぼくのすべてを憶えていてくれ」。すっかり忘れていたこのセリフも、私はそれから何度も反芻することになった。
憶えていたい、たとえばこの夏の「世界の成り立ち」のすべても。けれどもきっとねこどもがそうであるように、忘れるために日々は過ぎていく。できるのは「世界の成り立ち」にたじろぐことだけなのだろう。今日の日なたも、秋になれば三五度を忘れるように。
(BGMはPC内「すべての音楽」ランダムで。今はキャロル・キング Way over Yonder って何のことだろう)
*07・16
*07・23
家の削り節 *07・16
この模様はもう見られない *07・16
仲良く頼むぞ「ほ一」と「ほ一」 *07・16
"The World According to ぼてと" もらったぽてとのがあまったので卵で閉じてパンにはさむ
"The House According to クモ" *07・17
これは当該週 "The World According to ティー・ウィズ・ダイコンの花" *05・15
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暑くて大変。
まずい、すでに2ヶ月以上遅れてわけわからぬ週間日記部分から。
●5月
12日(月)歯医者~電話取材
13日(火)出張授業~東方・くるまやで味噌ラーメン+ライス
14日(水)出張授業
15日(木)建設の件でOB・Y君来
16日(金)のび太でかき揚げうどん~塾
17日(土)浦和行。同級生M君とYさん、Nさん、Aさんで和浦酒場~DOVECOT
18日(日)競馬や仕事
【カウンター08】
ラーメン1/35 他外食1/19 外飲み1/16
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ジョン・アーヴィング『ガープの世界』を読んだのは多分、大学2年、1984年のことだった。当時はあったサンリオ文庫。帯には村上春樹による「おもしろい純文学」というコピーがあった。
主人公の波乱万丈の人生に「かえる」に象徴される陰りで彩るストーリーはすばらしい。ジョージ・ロイ・ヒルがロビン・ウィリアムズ主演、ポール・マッカートニーの "When I'm sixty-four" 主題歌で撮った映画もよかった。
内容については書籍、映画を参照していただくとして、ここでは『ガープの世界』と訳されたタイトル "The World According to Garp" について書いておこう。手もとにないので不正確だけれど、あとがきに「タイトルを正確に訳すとすれば『ガープによる世界の成り立ち』」と書いてあって、この「~による世界の成り立ち」="The World According to ..." は、これまでの二十数年で何度も心のどこかで反芻してきたように思う。
この夏、自宅に塾建物をつくることになって、あまり縁のなかった、または記憶の底に忘れていた多くの「世界の成り立ち」に触れた。
祖父がつくった西のバラック、祖母がそこに入れたまま何十年もタンスで眠ってきたふとん、母や叔母の成績表、姉や弟が小学校の時に描いた絵、父が四十年前にガリ版でつくった修学旅行の歌のしおり、無数の写真……。こうした時間の流れの漂流物に、ごみ処理場や鉄回収業の人々のシンプルこの上ない仕事ぶり、大工さんのアーティスティックな仕事とその会話といった、知ってはいてもよくはわかっていなかったこと。
当たり前のことなのだけど、そこにはいくつもの "The World According to ..." があってそうしたもののフラクタルで「世界」は成り立っていると、いまさらながら思い知りながら、暑さにうだる日々を送っている。
『ガープの世界』で思い出すのことがもう一つある。
F1レーサー、アイルトン・セナがサンマリノのコーナーに消えた1994年、フジテレビの追悼番組の最後に司会の古舘伊知郎が引用した『ガープの世界』、エンディングのセリフ「ぼくのすべてを憶えていてくれ」。すっかり忘れていたこのセリフも、私はそれから何度も反芻することになった。
憶えていたい、たとえばこの夏の「世界の成り立ち」のすべても。けれどもきっとねこどもがそうであるように、忘れるために日々は過ぎていく。できるのは「世界の成り立ち」にたじろぐことだけなのだろう。今日の日なたも、秋になれば三五度を忘れるように。
(BGMはPC内「すべての音楽」ランダムで。今はキャロル・キング Way over Yonder って何のことだろう)
*07・16
*07・23
家の削り節 *07・16
この模様はもう見られない *07・16
仲良く頼むぞ「ほ一」と「ほ一」 *07・16
"The World According to ぼてと" もらったぽてとのがあまったので卵で閉じてパンにはさむ
"The House According to クモ" *07・17
これは当該週 "The World According to ティー・ウィズ・ダイコンの花" *05・15