息子が一緒に暮し始めて、大分落ち着いて来た。
その間、寮生が増えたり、内職を始めだしたり、色々と忙しかった。
ふと、カレンダーを見ると、明日は夫の誕生日だった。
前回、財布について書いたが、夫の財布も大分くたびれている。
娘と相談して財布をプレゼントしようか?という話しが持ちあがっていた。
本人の好みもあるので、私がぽろっと聞いてしまった。
「ねえ、財布もらうならどんなのがいい?」と。。。
娘は「お母さん、なんで言っちゃうの?」とおかんむりだ。
夫は案の定「物なんかいらない」と言い切る。
今は息子にお金がかかるので、遠慮して言っているのだと思う。
私は「あ、そうだ!明日で厄が明けるじゃん。良かったね!」と言った。
これで、長く続いている首の痛みも吹き飛んでくれたらいいのに。
私は過去に何回も入退院を繰り返している。
その度に夫には心配をかけてきた。
「普通の生活がとっておきの幸せ」
みんなが、そう思っている。
「どうぞ、穏やかで波の小さな一年でありますように。」
至らない妻はそっとつぶやいた。
その間、寮生が増えたり、内職を始めだしたり、色々と忙しかった。
ふと、カレンダーを見ると、明日は夫の誕生日だった。
前回、財布について書いたが、夫の財布も大分くたびれている。
娘と相談して財布をプレゼントしようか?という話しが持ちあがっていた。
本人の好みもあるので、私がぽろっと聞いてしまった。
「ねえ、財布もらうならどんなのがいい?」と。。。
娘は「お母さん、なんで言っちゃうの?」とおかんむりだ。
夫は案の定「物なんかいらない」と言い切る。
今は息子にお金がかかるので、遠慮して言っているのだと思う。
私は「あ、そうだ!明日で厄が明けるじゃん。良かったね!」と言った。
これで、長く続いている首の痛みも吹き飛んでくれたらいいのに。
私は過去に何回も入退院を繰り返している。
その度に夫には心配をかけてきた。
「普通の生活がとっておきの幸せ」
みんなが、そう思っている。
「どうぞ、穏やかで波の小さな一年でありますように。」

至らない妻はそっとつぶやいた。