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徒然草 第百五十九段

2005-12-13 20:18:45 | 徒然草
 「みな結びと言ふは、糸を結び重ねたるが、蜷といふ貝に似たれば言ふ」と、或やんごとなき人仰せられき。「にな」といふは誤なり。

<口語訳>
 「みな結びと言うのは、糸を結び重ねたのが、蜷という貝に似てれば言う」と、あるやんごとない人仰られた。「にな」というのは誤りだ。

<意訳>
 「みな結びは、糸を結んだ様子が、蜷貝に似てるからそう言うんだ」
 ある偉い人がそう言った。
「だから、蜷貝を『にながい』って言うのは間違っている」

<感想>
 この段も、なんだか酔っぱらいの戯れ言に読める。

原作 兼好法師

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