職場に着く。
仕事の時間だ。少しはこの仕事にも慣れてきたらしい。
考えなくても体が動くようになってきた。
そうなると駄目。思考がグルグル。言葉とイメージが頭の中をいったりきたり。目の前の仕事とはまったく別の違う事を考えはじめてしまう。
俺は仕事に集中しているフリをしながら、黙り込み。ひとり妄想にふける。
昨日の事を思い出す。知人がやっているブログで「アメリカンヒーロー」という昔のドラマをネタにしていた。
その記事のコメント欄は古いテレビの話で盛り上がる。知人は「奥様は魔女」の続きを早く出して欲しいと書いていた。
ところが、あろうことか。そのコメントの反応は「奥様は魔女」今みても面白いですか?というもの。
ありゃー。俺は知人が「奥様は魔女」のファンである事を知っていたので、助け舟のつもりでコメントを書く。
>「奥様は魔女」は今みても当時と同じくらいには面白い。
当時から、さほど面白いとは思って観ていなかったはずだ。
時代ではなく。そういう造りなんだよと思う。
Posted by: protozoa : May 4, 2005 04:21 PM
だが、このコメントは逆に彼の勘にさわったようだ。いつの間にやら、俺が敵役。
悪気はなかったのに。
だけども、これが俺の本心でもある。
感受性の違いと彼は言っていたな。
そのとうり。感受性の違いだ。
では、俺の感受性とは?
ガキの頃。俺のおふくろは「奥様は魔女」が大好きで、再放送をやる度に「奥様は魔女」を見ていた。
幼稚園児の頃。幼稚園に行く前の朝の数時間、よくおふくろと一緒に「奥様は魔女」の再放送を見ていた。
ちょうど、国分寺に引っ越して来た頃でテレビは足付きの白黒テレビから、下にテレビ台のあるカラーテレビに変わった頃だ。妹もやっと話しはじめて人間らしくなり「水」を「バーブ」とか言ってた。そんな頃だ。懐かしい。
俺は当時のおふくろにつきあって何回も「奥様は魔女」を一緒に見ていたが、幼稚園児であった当時の俺の感想を今の親父な俺が代弁するなら。
「奥様は魔女」はそれなりには面白いが、この番組自体は奥様だましのというか、大人から子供まで誰でも楽しめるという皮をかぶった、単なる二流ドラマだ。
というものである。
もちろん、当時。幼稚園児であった俺にこれだけの批判能力はない。
調子にのってさらに代弁すると「魔法」という子供受けするネタをとりこみながらも、そいつにSEXという香辛料をちりばめたのが「奥様は魔女」なのだ。
大人と子供が好きなものをいっしょくたの同じ皿に盛る。その為に「奥様と魔女」は中途半端で二流の印象を人に与えてしまうのだ。
例えば、親父な君が「ワカメ酒」ならぐっときたとしても、「ワカメジュース」だと中途半端でしょ。
「奥様は魔女」の表のテーマは子供から大人まで楽しめる娯楽作品であるが、もう一つの裏のテーマは「夫婦のSEX」なのである。
もちろん、当時。男女のマグワイすら知らなかった俺に、こんな事を考えられるはずも無い。現在の俺の代弁だ。しかし、幼児であろうと、番組のそういう空気はよみとっていたから、なんとなくいかがわしい、それなりには面白いが二流の番組と感じたのだ。
そして、その上に俺は白人が苦手。
これが、「奥様は魔女」を楽しく観覧できない、もう一つの大きな要因だ。
まず、白人はみんな同じ顔に見える。サンダーバードの操り人形のごとく。おおざっぱで、やたらに無駄にオーバーアクション。そのうえに口はパクパク。話し声と口がなんとなくあってない。(吹き替えだからね。)
オカアサーン!この人達、変。てなもんだ。
失礼だが、白人と俺たちが同じ生き物に見えない。
思い出した。この白人が苦手という話しはブログの彼にすでに昔に話したんだ。
そしたら、お前こそ、白人から見たら気持ち悪い。と言われた。
そのとうり。良く知りもしない事や人を「気持ち悪い」というのは、怠惰な事だ。改めよう。
ふと、彼の生い立ちに思いをはせる。彼は幼年期を北海道で過ごした。広大な大地には大陸アメリカとどこか通じるものがあったのかもしれない。
反面、俺は多摩育ち。狭い平野でイジイジ暮らしてきた。環境はあきらかに個人の感受性に影響を与えるだろう。
外人嫌いの俺でさえ、サマンサだけは別格で美人だよね。と幼稚園の昔から認めてた。その事だけでも認めて許して欲しい。知人の小○さん。
リンク: 前言撤回日記: AMERICAN HERO.
仕事の時間だ。少しはこの仕事にも慣れてきたらしい。
考えなくても体が動くようになってきた。
そうなると駄目。思考がグルグル。言葉とイメージが頭の中をいったりきたり。目の前の仕事とはまったく別の違う事を考えはじめてしまう。
俺は仕事に集中しているフリをしながら、黙り込み。ひとり妄想にふける。
昨日の事を思い出す。知人がやっているブログで「アメリカンヒーロー」という昔のドラマをネタにしていた。
その記事のコメント欄は古いテレビの話で盛り上がる。知人は「奥様は魔女」の続きを早く出して欲しいと書いていた。
ところが、あろうことか。そのコメントの反応は「奥様は魔女」今みても面白いですか?というもの。
ありゃー。俺は知人が「奥様は魔女」のファンである事を知っていたので、助け舟のつもりでコメントを書く。
>「奥様は魔女」は今みても当時と同じくらいには面白い。
当時から、さほど面白いとは思って観ていなかったはずだ。
時代ではなく。そういう造りなんだよと思う。
Posted by: protozoa : May 4, 2005 04:21 PM
だが、このコメントは逆に彼の勘にさわったようだ。いつの間にやら、俺が敵役。
悪気はなかったのに。
だけども、これが俺の本心でもある。
感受性の違いと彼は言っていたな。
そのとうり。感受性の違いだ。
では、俺の感受性とは?
ガキの頃。俺のおふくろは「奥様は魔女」が大好きで、再放送をやる度に「奥様は魔女」を見ていた。
幼稚園児の頃。幼稚園に行く前の朝の数時間、よくおふくろと一緒に「奥様は魔女」の再放送を見ていた。
ちょうど、国分寺に引っ越して来た頃でテレビは足付きの白黒テレビから、下にテレビ台のあるカラーテレビに変わった頃だ。妹もやっと話しはじめて人間らしくなり「水」を「バーブ」とか言ってた。そんな頃だ。懐かしい。
俺は当時のおふくろにつきあって何回も「奥様は魔女」を一緒に見ていたが、幼稚園児であった当時の俺の感想を今の親父な俺が代弁するなら。
「奥様は魔女」はそれなりには面白いが、この番組自体は奥様だましのというか、大人から子供まで誰でも楽しめるという皮をかぶった、単なる二流ドラマだ。
というものである。
もちろん、当時。幼稚園児であった俺にこれだけの批判能力はない。
調子にのってさらに代弁すると「魔法」という子供受けするネタをとりこみながらも、そいつにSEXという香辛料をちりばめたのが「奥様は魔女」なのだ。
大人と子供が好きなものをいっしょくたの同じ皿に盛る。その為に「奥様と魔女」は中途半端で二流の印象を人に与えてしまうのだ。
例えば、親父な君が「ワカメ酒」ならぐっときたとしても、「ワカメジュース」だと中途半端でしょ。
「奥様は魔女」の表のテーマは子供から大人まで楽しめる娯楽作品であるが、もう一つの裏のテーマは「夫婦のSEX」なのである。
もちろん、当時。男女のマグワイすら知らなかった俺に、こんな事を考えられるはずも無い。現在の俺の代弁だ。しかし、幼児であろうと、番組のそういう空気はよみとっていたから、なんとなくいかがわしい、それなりには面白いが二流の番組と感じたのだ。
そして、その上に俺は白人が苦手。
これが、「奥様は魔女」を楽しく観覧できない、もう一つの大きな要因だ。
まず、白人はみんな同じ顔に見える。サンダーバードの操り人形のごとく。おおざっぱで、やたらに無駄にオーバーアクション。そのうえに口はパクパク。話し声と口がなんとなくあってない。(吹き替えだからね。)
オカアサーン!この人達、変。てなもんだ。
失礼だが、白人と俺たちが同じ生き物に見えない。
思い出した。この白人が苦手という話しはブログの彼にすでに昔に話したんだ。
そしたら、お前こそ、白人から見たら気持ち悪い。と言われた。
そのとうり。良く知りもしない事や人を「気持ち悪い」というのは、怠惰な事だ。改めよう。
ふと、彼の生い立ちに思いをはせる。彼は幼年期を北海道で過ごした。広大な大地には大陸アメリカとどこか通じるものがあったのかもしれない。
反面、俺は多摩育ち。狭い平野でイジイジ暮らしてきた。環境はあきらかに個人の感受性に影響を与えるだろう。
外人嫌いの俺でさえ、サマンサだけは別格で美人だよね。と幼稚園の昔から認めてた。その事だけでも認めて許して欲しい。知人の小○さん。
リンク: 前言撤回日記: AMERICAN HERO.
> 調子にのってさらに代弁すると「魔法」という子供受けするネタをとりこみながらも、そいつにSEXという香辛料をちりばめたのが「奥様は魔女」なのだ。
どう読んでも番組をきちんと見た上での正当な批評とは思えないんだけどちゃんと見た事あるのかなあ。妄想もしくは曖昧な記憶を根拠に中傷記事を書いてるようにしか見えないんだけども。もし僕が誤読してるようならそう言ってね。
> 失礼だが、白人と俺たちが同じ生き物に見えない。
それが番組の作りとどういう関連があるのかよく判らないのですが……。
二流の番組だと切って捨てるなら二流である客観的な根拠を示してくれないと単なる中傷に見えちゃうよ。 いきなりそんな属人的な話に持って行かれても知らんがな、というか。
あと別に勘に触ったとかではなくて、単にあの番組に対して僕とは違う結論を得た、その根拠やプロセスが知りたくて聞いてるだけっす。許すとか認めるとかワケがわからんのだけども。知人の○橋さんとしては。
参考までに聞くけど、キミの考える「一流の」ドラマって何かね?
挙げてみろこら(笑)。
この件については、また本日、書きます。ただ、「感受性」の差が作品への感想の差になるというだけのお話なんですが、だから、俺のゆがんだ感受性から見た感想がたまたま「二流」なわけで。作品自体を「二流」とけなしているわけではない。あー。逃げだな。これじゃ。
ま。もう仕事なんで。また後で。今は逃げます。