墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

本当は紹介するのはイヤなのだ

2006-06-04 07:03:16 | 日記
リンク: Mammo.tv >> 今週のインタビュー(2003.04.28-05.11号) 池田 清彦 さん.

 池田清彦はすごい人なのだ。本当はこの『日記』で、紹介するのはイヤだった。
 マイナーな先生で、著作もあんまり売れていないのを幸いにして、俺一人きりがその知性を吸収して、先生の知性を受け売りして偽の賢さを装おうとしていた。
 池田清彦の著作を読めば、たちまちに俺が先生からどれだけ思想的に影響を受けているかがわかるはずだ。
 もちろん、池田清彦を知る以前から、自分の頭でモヤモヤ考えていた事とかなりの部分が一致したから、素直に影響されたという部分もあるが、池田清彦の著作から受けた言葉と、それ以前が融合してしまった現在の俺では、どこからどこまでが影響なのかは今では分からない。

 昨夜と今朝で、池田清彦を紹介した。池田清彦の本を読むと、楽に物事を考えられるようになる。だが、多くの著作は難解で取っ付きやすい内容ではない。とくに専門の「構造主義生物学」関係の著作はまるきりわからない。初心者は「構造主義生物学」以外の著作を読む事をお勧めする。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先ごろ惜しくも亡くなられた翻訳家、米原万里さん... (kohashi)
2006-06-04 15:54:54
先ごろ惜しくも亡くなられた翻訳家、米原万里さんのエッセイ集「真昼の星空」の中に「蠅取り紙にからめ取られる蠅」のモノマネをステテコ姿で披露する生物学会のオーソリティ「I」が登場するが、ぜったい池田先生だと思う。
抱腹絶倒と万雷の拍手で終わる、超一級の宴会芸だったそうだ。
返信する
 翻訳家の米原万里さんを知らないし、『真昼の星... (protozoa)
2006-06-05 19:35:42
 翻訳家の米原万里さんを知らないし、『真昼の星空』も読んでいないので、まったく分からないんだけど、これだけはお願いする。
 池田清彦を「池田先生」とだけは書かないで下さい。検索で大作君のお友達が寄ってくる。

 それは、ともかく。

>抱腹絶倒と万雷の拍手で終わる、超一級の宴会芸だったそうだ。

 「超一級の宴会芸」は、「超一級の学会芸」とすれば、さらに文章はひきしまった。おしい。

 それは、ともかく。

 コメントありがとうございます。
 池田清彦は、人間的にもかなり魅力あふれる人らしく、学生が普通にタメ口で語りかけているとか読みました。
 まぁ、そんな人格者はほっといて、せいぜいおバカ同士で高めあいましょう。  
返信する
> 「超一級の宴会芸」は、「超一級の学会芸」と... (Unknown)
2006-06-05 21:50:50
> 「超一級の宴会芸」は、「超一級の学会芸」とすれば、さらに文章はひきしまった。おしい。

おしいも何も本当に宴会の席でのハナシなんだけどなあ。


> 池田清彦を「池田先生」とだけは書かないで下さい。

おっとすまんです。全然思いもよらなかった。
まあ、寄ってきたからどうだとも思うけど、ココは人様のブログだからな。気をつけます。
てゆうか池田先生で学会芸じゃかえってヤバいじゃねえか。
返信する
承知とは思うけれども前のコメントは僕でやんす。 (kohashi)
2006-06-05 21:56:00
承知とは思うけれども前のコメントは僕でやんす。
その前に書いた時に情報を登録したつもりだったんだけど、保存されてなかったみたい。メンボクない。
返信する
えへへ、そう池田先生で学会芸。良く気がついたな... (protozoa)
2006-06-06 18:22:58
えへへ、そう池田先生で学会芸。良く気がついたなぁ。頭のレベル一緒?
返信する

コメントを投稿