正統保守の敵「つくる会」一部首脳を追撃します
「新しい歴史教科書をつくる会」が自由社から出した教科書は反日自虐。 フジサンケイグループ育鵬社こそが正統保守教科書です
★「ヘイトスピーチを助長する育鵬社」というデマ
教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ
育鵬社の教科書に対して「ヘイトスピーチを助長している」「ヘイトスピーチの温床をつくり出す」といったデマ宣伝による採択妨害が行われています。
育鵬社の歴史、公民教科書は日本人としての誇りが持てる教科書ですが、ヘイトスピーチとは無縁であり、エスノセントリズム(自民族中心主義)に最も批判的な記述になっています。
育鵬社公民教科書p192~193「文化と宗教の多様性」の全文を掲載します。



文化の多様性宣言
グローバル化によって国境を越えた文化の交流が行われる一方、文化の多様性が失われるという危険性もあります。例えば、ハリウッドのアメリカ映画など資金力の豊富な文化産業がほかの国々に入り込んで広がると、その国の文化産業がおびやかされるだけではなく、人々の伝統や生活スタイルにも影響を与えます。
世界貿易機関(WTO)の協定では、音響や映像の分野を貿易自由化の対象からはずすことができるようになっていますが、アメリカは全面自由化を求めています。
国連教育科学文化機関(UNESCO)は2001年、「文化の多様性に関する世界宣言」を採択しました。異なる文化をたがいに理解し、交流することが世界の平和と安全につながるととらえ、文化の多様性を「人類共通の遺産」と位置づけました。2007年にはユネスコの「文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約」(文化多様性条約)が発効し、それぞれの国が文化の多様性を守る政策をとる権利があることが定められましたが、日本はまだ批准していません。
世界文化遺産
ユネスコは人類全体のかけがいのない文化遺産や自然遺産を世界遺産に登録して、それぞれの国に保護を義務づけています。
石で作られたヨーロッパの建築物だけでなく、法隆寺(奈良県)や姫路城(兵庫県)のような木造建築が登録されることによって、世界の人々が文化の多様性を知るようになってきました。
宗教の多様性
世界には、キリスト教、イスラム教、仏教の三大宗教のほかにもさまざまな宗教があり、多くの人々が宗教に基づいて暮らしています。宗教と政治が密接に結びついている国もあります。
宗教はそれぞれ、人々を幸せにすることを目的にしていますが、宗教や宗派の違いを背景にした国同士の争いや内戦、テロなど悲惨な出来事が各地で起きています。例えば、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ「唯一神」(ただ一つの神)を信じていますが、教えの違いから対立しています。
異文化理解
私たちのまわりに外国人が多く住むようになって、生活習慣や宗教など文化の違いからトラブルになることもありますが、異なる文化と接し、分かろうとする異文化理解が、人と人との関係でも国同士の関係でも求められています。
日本の文化が誇らしいからといって、他国の民族が日本民族より劣っていると考えるエスノセントリズム(自民族中心主義)にならないようにしなければなりません。文化はそれぞれ価値を持っていて、優れているとか、劣っていると評価することはできないという態度(文化相対主義)が必要です。
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★広島県呉市が育鵬社教科書を継続採択


※今年度のこれまでの

★栃木県大田原市(歴史、公民) ★東京都立中高一貫校(歴史、公民)
★東京都立特別支援学校(歴史、公民) ★大阪府東大阪市(公民)
★大阪府河内長野市(公民) ★神奈川県藤沢市(歴史、公民)
★大阪府四條畷市(歴史、公民)
(以上はあくまで判明分です。8月31日の採択期限が終わってから公表する教育委員会や私立中もあるとみられます)
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