絶版プラモデルやじ馬考古学・ボックスアート美術館(なつかしき50~60年代アメリカプラモの世界)

古き良き時代の絶版プラモを発掘する、インターネット考古学。現在、・ボックスアート美術館にてエレール特別展を開催中!

レベル・ボックスアート&広告ギャラリーPartⅧ

2009年06月19日 | プラモデル




レベルの広告群を発見!
全部いただきだ。

前方、敵戦車。
撃て!




キットが完成したら、ヒモをつけてグルグル回転させて遊びましょう。
この方法ならプラモだって、ちゃんと飛ぶんですから‥などと子どもの遊び心を
くすぐる広告が素晴らしい。
この少年の生き生きとした表情を見てください。

でも、プラモを無事に回収できないと被害甚大。
周囲の人たちも、ぶつかれば痛い!ではすまされない。
プラモが壊れたら、また買いなさい‥ということなのでしょうか。

売り上げ増のための、巧妙な方法…といえなくもない。






H19等にスタンドベースが付いていた時期が
あったんですね。知らんかった。








こちらは、モノクロバージョン。











以下、クライスラーエンジンプラモの広告
アメコミ風イラストを多用した構成が新鮮。






こちらは、ボックスアート。
上記広告のモデルとなった人物が、ちゃんといるんですね。





レベルの看板アーティスト、ジョン・スチール先生登場。
ボックスアートの作者自らが登場する広告は
非常に珍しい。


海軍士官の制服を着た人物を、さりげなく登場させる
ことによって、アメリカ海軍御用達的イメージを
かもし出しています。






こちらは、モノクロバージョン。
下の部分は、当時レベルが販売していたHOゲージの汽車ポッポ広告。


M48架橋戦車の広告、本邦初公開!!

地味な車両ながら、実物と同じように可動する架橋部分を最大限に
アピールすることによって、これはタダの戦車プラモじゃありません、と
他メーカーのものと一線を画す戦略に出ているのがわかります。







以下、ドイツレベルのカタログ資料を5点









こちらは、ボックスアート拾遺集ですよ。



日本最初のプラモデル、マルサンの原子力潜水艦ノーチラス(異説もありますが‥)のオリジナルが、これ。
当初、ミサイル、ランチャー、格納筒なしで発売されていましたが、のちにこれらを
追加して再発売されました。
戦後の潜水艦は、外形がシンプルなものが多いので、このような付属品があると
変化があって楽しいです。











次回更新予定(7月7日夜)                                                     
よろしく!
レベルのボックスアート・ギャラリーは、まだまだ続きまっせ。