cafe powa

ぽわわーん日記

聞く技術

2005年07月26日 | ひとりごと
なーんとなく停滞してるような気がして気持ちが冴えない時
「よし、行くか。」
と思うところがある。

針を刺しに行くの。

べつに洋裁教室に行くわけでも、SM倶楽部に行くわけでもない。
鍼灸師の先生のところに行く。

「もしもしー、powaです。」
「おうっ!丁度今朝powaさんどうしてるかな?と思い出しとったんや。
 うちのトイレのヤクルトのカレンダーが座間味とかいう沖縄の写真でな、
 ここ、行ったことある?」
オイオイ、思い出す場所はトイレかいっ。でも愛想よく
「ハハハ。朝から先生にテレパシー送ってましたからねっ。
 で、今日お願いできます?」
と予約する。

ストレスと呼ぶのかどうかは分からないのだけど、
だいたい滞った感じがするときは首がこったり、首にブツブツが出来たり
シグナルは首に出る。

やっぱり心と体は繋がってる。

こういうときは先生だと気を使うこともなく、
話を聞いてもうと少し滞ってる何か動き出すように思える。
別に愚痴るわけでなく、ただ日記に書くような日常の話をするのだけど
やはり向こうは”ここに来た理由”というか私の心情を察知される。
言葉のはじっこを釣り上げ、フォーカスして聞いてくれる。
漠然としたもやもやがクリアになったりする。
聞き上手は美徳だ。

きっと昔の人はお寺の和尚さんにお話聞いてもらったりしてたんだろう。
なにも否定するわけじゃなく、ただただ聞くことも一種技術じゃないかなと思う。