吠えるライオン

吠えるライオン。

ガムラン体験講座で演奏した曲。
２日前の日記に酔っ払った自分のことを”火を噴くゴジラ”みたいと
評したばかりなのでドキっとした。
”吠えるライオン”てｐｏｗａのこと？ウググ。

ガムランというのは大小様々な青銅の楽器からなるインドネシアの伝統音楽。

ガムラン＝バリ島と思っていたけれど、この日体験したのはジャワ島のガムラン。
違いはバリ島のはテンポも速く体の高い位置（頭とか首とか）に響く音楽で、
ジャワ島のはゆっくりした音楽でお腹に響くらしい。
ジャワ島の音楽はイスラム文化を色濃く受け、宗教色も強いらしい。
とりあえず説明されたことを書いてみたけど、ちんぷんかんぷん。

太鼓、鉄琴のようなもの、お鍋をひっくり返したようなものが並んだ打楽器、
その名もゴングという銅鑼、などなど。

どれも音を出すと空気の振動を感じる。
耳で聞くというより体感するといったほうがいいみたい。
ガムランというのは人間だけでなく、自然界の木々、動物、精霊、宇宙に
訴えかける音楽なんですって。
バリ島のことをよく”神々の島”と言うけれど、インドネシアでは精霊だとか
神だとか日常的に意識するところなんだろうな。
日本でも古代はそういうのは当たり前で、だから卑弥呼のような祈祷師も存在して
雨乞いや豊作の祈りなんてやっていたんだろう。
そういえば、沖縄に似てるかなー。
音階も沖縄の音階と同じだし、自然や神様との関わりかたも似てるような・・・。

なんだかおもしろい。

”吠えるライオン”という曲は初心者でもすぐ演奏できる単調な曲なんだけど
リズム感のない私はついていくのに必死。
とても動物や神様に訴えかける音とは言えなかったかもなー。
でも実際に楽器を演奏し、インドネシア文化に触れることができて
感じることいっぱいありました。


帰りに友人と食事に寄ったアジア風のお店には
ドンっと大きなシーサーの置物。
ここにも”吠えるライオン”が・・・！
ライオンばかり寄って来るなぁ。

類友？
ｐｏｗａって　哺乳類　ライオン科　メス　なのかもしれない。
ライオンのように逞しくもないクセに、
なぜか前々からライオンに親近感抱いてたんだよねー。
噛み付きグセ・・・あるかも。
要注意。