ただいま

ただいまー！

と帰ってきて、
８ｃｍのヒールぬいで、ストッキングぬいで、
シャワー浴びて、コンタクトはずして、
化粧水をパタパタとするとはたく。
ふう・・・・、やっぱ家がいいねー。

いまそんな気分。

テンプレートを今までのオレンジに戻しちゃった。

３日間使った向日葵のテンプレートはかわいかったけど、
なんだか元気すぎてさ、酔っ払い集団の中で
ｐｏｗａ一人素面みたいな居心地の悪さがあった。

やっぱ　ｃａｆｅ　ｐｏｗａ　にはコレがいい。

ここは静かで、時計もなく、
窓辺からぼーっと雲の動きを眺めたり、
どしゃぶりの雨が止むまで本を読んで待ってたり、
ぽわわーんと空想旅行してみたり、
そんな場所だから。

ぽわわーんとチカラ抜ける場所がｃａｆｅ　ｐｏｗａだもん。

ディスカウント

バーゲン真っ只中。

デパートも地下街も大名の路面店にも
普段の倍ぐらいの人がうじゃうじゃうじゃ。

購買意欲を煽るアップテンポな音楽。
５０％、３０％ＯＦＦと書かれた真っ赤な札。
普段は棚の上に整然と並んでいるＴシャツも山積みになり
あっちこっちから華奢な手に引っ張られている。
「買わなくちゃ！」と買わなきゃ”負ける”ような気がして
レジに並ぶ。

それはそれで楽しかった時期もあった。
バーゲンって大イベントだった。
定価で買うなんてもったいないと思っていた。

でも最近はバーゲンで買い物することがあまりない。
そりゃ、安く買えるのは魅力的なんだけど、
素敵だと思ったや洋服やサービスに対して敬意を払い
それに見合ったお金を差し上げるのも悪くはないなーと思うようになった。

図書館の近くにある「ｐｅｂｂｌｅｓ」という小さな洋服屋さん。
愛想なしの男性オーナーが一人で仕入れと接客をされている。
ｐｏｗａ好みのちょっと変わったデザインの服が置いてある。
「センスは抜群なんだけど、オーナーは苦手なんだよねー」
なんて以前は思っていた。
販売の人にありがちなお客に対して媚びたりすることはない。
その代わりにしっかりとそのメーカーのデザイナーさんの持ち味や
生地のことや展示会での印象などボソボソとお話してくださる。
自信を持って仕入れ、大好きな洋服がちゃんとその服にふさわしい人に
着ていただけるよう見届けるというスタンス。

商人が商品に対して注ぐエネルギーと等しいエネルギーを
お金という形で交換するのって当然だと思うし。
有名ブランド店がディスカウントしないのは
店の格を落とさないという理由もあるかもしれないけど、
自信を持って提供してるのだから、価値が判る人にだけ持っていただければいい
ってことなんじゃないかな？

私が自信を持ってディスカウントせず提供出来ることってなんだろう？
うーん・・・・・・・。
思いつかないのはちょっぴりツライけど、
自分自身をディスカウントしないでいられるようになりたいなー。