cafe powa

ぽわわーん日記

ジャマン・ピエッシュと一緒に

2015年06月13日 | ひとりごと
そうだ、外に出よう!

なんだか外に向いていなかった最近。
もちろん、通勤はして、本当に引きこもってるわけじゃないけど
オシャレをしたり、外食したり、を忘れていた!
首のテーピングや髪型が決まらないからってキラキラした街に出るのが
億劫になってしまってる。

久しぶり、パリで買った大好きなジャマン・ピエッシュのバッグを肩に
街に出かけようっと。
凝った刺繍とビーズがてんこ盛りのバッグはずっしり重みがあるけど
持った時の高揚感もいいね。

いってきまーす。

山本作兵衛の世界をみて

2015年06月12日 | ひとりごと
手術から1週間、週に3回の病院通い。
職場からも近くはない病院なので、今朝も午前半休をとりました。
10時半には解放されたけど、せっかく半休なので近くで開催中の
「山本作兵衛の世界」を観てきました。

筑豊の炭鉱記録がが世界記憶遺産に登録され、話題になっていますからね。
話題のものは一応チェックを入れとかなくっちゃね。


苛酷な労働環境、悲惨な落盤事故やガス事故、炭住の子供達、娯楽、
炭鉱で働く人達の姿が生き生きと描かれています。
刺青をぎっしり入れた男性、腰巻ひとつで働く女性、子供を背負って坑道に入る女性、
まるで映像で見てるかのようです。

福岡は炭鉱が多いところで、筑豊、大牟田は有名ですが
市内でも姪浜や福重にも炭鉱があったそうです。
1960年代に出炭量のピークを迎えたけど、エネルギーの主役は石油に交代し
それから20年後にはすべて閉山・・・。
今、炭鉱のあった筑豊や大牟田に東日本大震災以降、ソーラー(太陽光)発電所が
出来たりしてるけど、20年後はどうなっているんだろう?
エネルギー事業は時代を象徴する事業だからこそ、その事業で生活する人も多く
ダメになったときのダメージも大きいですよね。

エネルギー事業の転換期の真っただ中にいる今だからこそ、
作兵衛さんの記録画がこころを揺さぶるのではないでしょうか?
国民はお国の事情に振り回されるわけだけど、そんななかで必死に生きる庶民の姿は
生まれてきて生き抜くという当たり前の人間の使命を思い出させてくれる。

病院通いでちょっぴり気弱になってるものだから
炭鉱で生き抜くパワーが眩しくて、作兵衛さんの絵に後光みたいな光を感じちゃうんだわー。
私も元気だして、頑張ろう。


小さな火山

2015年06月07日 | ひとりごと
わたしのうなじに隆起していた甘食パンみたいな小さな山。
数年前気になって皮膚科で診てもらうと
「うーん、気になるなら切除するけど、傷残るよ、取らなくても害はないよ。」
とのこと。

ところが最近赤みを帯びて、痛みも出てきたような・・・。

「あー、袋やぶれちゃったね。来週木曜手術ね。」

え??木曜って、そんな・・・・私にだって予定が・・・・仕事はある。

うーん、ここ最近の天変地異はわたしの小さな火山も噴火させてしまったのか?
人間の体にもなんらかの圧がかかってるのでは??(根拠はないよ)


どうせ取るなら、すぐ取ってもらおうと覚悟を決め1週間後の木曜に予約し
それまで抗生物質を服用。

このお山はアテローム(粉瘤)と言って、老廃物がたまった袋状のものらしい。ごみ袋ってこと?
「ピータンみたいなのが出てくるよ。かわいくないよ。」
とのこと。

先生と首の山の写真を見ながら、山の直径にしるしを付け、切る部分に線を引く。

「嫁入り前?あー、残念!」

大きな山に成長していたらしく、傷も大きいとのこと。
まあ、この期に及んでショック受けても仕方ないし、

「あー、夏なのに髪が結べなくなりますね。あはは。残念!」
と笑うしかない。
お嫁に行けるようになったら、キャサリン妃みたいにダウンスタイルでドレス着ればいいもん。


そこからはあっという間。

局部麻酔をして、点滴打って、痛みはないけど、引っ張られる感じ?髪を切るようなジョキジョキな感覚?
をドキドキしながら感じてるうちに手術は終了。
手術室にいたのは丁度1時間。

化膿していたので、膿出しの排水管みたいなのを装着され、テープでがっちり固定された。
「また、明日来てね。」

とのこと。
とりあえず、無事体からごみ袋も出せたし、めでたしめでたし。

1週間後の抜糸まで傷跡が見れないのでちょっぴり不安。
髪は長いので傷跡を一目にさらすことがないのが救いね。


この手術までの1週間、ネットでいろいろ読んで不安になったりしたけど
そういうのは読まないほうがいいね。無駄に不安になるだけ。
信頼できる先生にゆだねるだけ。

ただ、最近の火山の噴火のエネルギーが私の小さな山の破裂にも影響してるんじゃないか?
とちょっと思うんだけどねー。