cafe powa

ぽわわーん日記

解凍中

2005年12月15日 | ピラティス
「今日ノ体調ドウデスカ?」

レッスンが始まる前に必ず聞かれる。
私は毎回ニッコリ笑って

「ゲンキです!」

と答えていた。

ホント元気なんだもん。
健康だけが自慢。
何も言わないのもナンかな~と思ったこともあったけど
わざわざ体調不良を装う必要もないしね。

だけど、先月から背中と首がカチコチ。
これが結構深刻なんだよね~。
仕事中も伸びをしたり、手をぶんぶん振り回したりするけど
なかなかゆるまない。

昨日のレッスンでは

「背中いたいー。肩凝ってるー。首も凝ってるー。」

と訴えてみた。
他の人も似たような症状を訴えてたから凝り対策のピラティスを中心にしてくれた。
だけどさ、なかなか手ごわいよ。
まだまだ凝ってる。

時々診てもらう鍼灸師の先生は以前から
「powaちゃん、ガチガチだよ。これは痛みも感じないほど麻痺してるだけ。
 これから肩こりとか痛みが出てくるよ。それはいい方向に向かってることなんだ。」
と言われてた。

今のpowaの体は冷凍してたお肉が解けかけてきた状態みたいなもん?
早くやわらかなおいしい生肉に戻りたいもんだ。



話は変わるんだけど、
最近一緒にレッスンを受けてる方とおしゃべりするようになった。

キレイで、いつもオシャレで素敵な方。
笑顔もかわいい。

ご趣味はテディベアと西洋人形を作ることだって。
「お仕事はしてないの~」とおっとり微笑まれる。
テディのほうは10年ぐらい作ってるので欲しい方がいらっしゃったら
お譲り(売る)したりしてるそう。

すっごいお嬢様なのか?すっごいテディベア作家さんなのか?
それか何か芸術家みたいな人なのか?
すっごい気になる。
彼女はやわらかな生肉っぽいぞ。

現在解凍中のpowa。
生肉っぽい(幸せっぽい)人に会うと解凍が加速するような気がする。
早く生肉に戻りた~い。
来週もピラティス行こっと

「おもしろい」だけかぁ・・・

2005年12月01日 | ピラティス
今日は1ヶ月ぶりのピラティスのレッスン。

「あっ!ベアット先生、お久しぶりですっ

「あぁ、powaサン。何ヶ月休んでた?
 powaさんのこと5分?10分?前思い出してたよ。」
「え・・・・

何秒か沈黙。
っていうか、日本人でないベアット先生は次の言葉を選ぶとき
ちょっと考える間がある。
その時の表情はウインクっぽく片目を細くしてとってもセクシー
powaちゃん、ドキドキ
ハートに弓矢が刺さった!!

そして、吸い込まれるような深いブルーの目でまっすぐpowaを見つめ、

「おもしろい

と一言。

チッおもしろいかよ私ってキワモノ扱いじゃん。

周りのかわいい女の子達のクスクスという笑い声が聞こえる。
ベアット先生のいたずら少年のような笑顔につられてpowaも笑ってしまう

ベアット先生は私達より日本人っぽいとことがある。
正しい正座にもこだわる。日本食も大好き。お醤油や納豆も大好きだって。
スポーツだったら弓道や剣道が似合うよな~。
袴をはいて、背筋をピッと伸ばし、前を見据えて
矢を放つ姿は様になる!
powaはお茶目で真剣にピラティスを語るベアット先生のファンです

今日は1ヶ月ぶりで動きを忘れちゃってあたふたしちゃった
だけど、1時間半のレッスンが終わるころにはスッキリ体が伸びたみたい
ベアット先生のトークも面白かった~
身も心も軽くなれる。
やっぱり、さぼらず毎週通おうっと

意識する

2005年10月21日 | ピラティス
今日はピラティス。

毎週水曜日のB先生(外国人)の授業を受けるのだけど
今月は用事が入ったりでお休み気味だったので初めての金曜のクラス。

初めて受けるインストラクター(女性)のレッスンは細やかでgood。
最後にしてくれた背中のマッサージが気持ちよかった~

始めて4ヶ月。
大分慣れてきたのでいろんなインストラクターのレッスン受けてみよっと。
一人一人個性ある指導されるんだよね。


ピラティスを始めて変わったことは”意識”するようになったこと。

常に姿勢を意識してます。
足は組まなくなりました。(酔ったときは例外)

呼吸をするときは金色の空気を胸いっぱいに吸って、
吐く息は体中のネガティブな思いを吐き出すぞ!と意識すると
だんだん自分が浄化されるような気がします。

身も心もやわらかくいようと意識してます。

これらのことを無意識にやれるようになったら素敵

輝くBlue eyes

2005年09月09日 | ピラティス
「好きなことをやりなさい」

と言われるとすごくいいことのようだけど
私は「好きなこと」が分からなくって困ってしまいます。

私には特技やこれといって打ち込んだ趣味もない。
「好きなこと」で食べることが出来る人はうらやましいを越えて
尊敬してしまいます。

誰が書いたか、どこで読んだか分からないけれど
高校生のころ感動した詩。

  何もかも投げ打って
  死さえもいとわないほどの
  価値のある宝に出会ったときにこそ
  人は本当の意味で生きる


ピラティスのスイス人インストラクターとお話していて
久しぶりこの詩を思い出しました。

「B先生、どうして日本に来たの?」
「仕事があったから。ダンスの仕事ね。ダンスが出来るところが日本だった。
 ずっとダンスをやりたいから。」
「え?日本じゃなくてもよかったの?」
「うーん、自分に出来るのはコレとコレとコレとピックアップして、
求められてるのが 日本だった。」
「福岡って街知ってた?」
「No!Fukuoka知らなかった。どんな町か知らないけどダンスが出来る。
 でもFukuoka暮らしやすいね。Tokyoには仕事はいっぱいあるけど
 2日で逃げ出したくなるよ。」

ずっと踊っていたいから、ダンスの仕事があるところなら
どこにだって行く覚悟があるそう。
福岡にはスイス人はB先生含めたったの2人しかいないそうです。
ダンスを続けることが出来るのなら聞いたこともない日本の地方都市まで
来れちゃうのね。ダンスは宝物なのね。
尊敬してしまう!

トイレに行こうとドアノブに手をかけたたままB先生の話を聞いていました。
静かに、でも情熱を持ってお話するB先生に「トイレ・・・」と言い出せずに
(っていうかドア開いてるけど)そのまんまノブから手を離せずに聞いていました。

B先生のダンスを見てみたいな。
毎年お正月はジャマイカやキューバに行ってダンスの勉強をするんですって。
きっとピラティスを教えているときとは違った顔をみせるんだろうな。

好きなことを仕事にするのは楽ではないだろう。
だけど、B先生のキラキラ輝くBlue eyesを見て
本当の意味で生きている人って素敵だなと思いました。

ピラティス

2005年08月25日 | ピラティス
「powaちゃん、ピラティス、ピラティスって言うけど
 一体なんなのよ、それ。」

って思われてる方いらっしゃいますよね?

ちょうどいい説明文があったので書きますね。
会社の上司が毎朝女子社員向けに日経新聞の切り抜きを回覧してくれるのですが
今朝はピラティスについて書かれた「からだのお話」というコラムでした。

日本経済新聞 24日夕刊より

* * * * * * * * * * * * * * * * * * 

最近よく聞くピラティス。
第一次世界大戦後、負傷者のリハビリ向けにドイツ人のピラティス氏が
編み出したエキササイズだ。
マドンナ、ニコール・キッドマン、ら歌手やハリウッド女優だけではなく、
タイガーウッズや大リーガーまでトレーニングに取り入れてるという。

何が魅力なのか。
ハードではないのに、カラダが鍛えられる。
体力、柔軟性がない人も無理なく始められる。
特徴は胸式呼吸にある。肋骨の隅々までいきわたるように息を吸い、
ゆっくり息を吐く。お腹を内側に引き入れる意識をもって。
これを繰り返すだけで、お腹の内側の筋肉に力が入っていることが分かる。
カラダに1本芯が通ったような感じ。

続けていれば、カラダの歪みが矯正され、四肢の可動域が広がる。
肩こり、腰痛の融和、何より姿勢が美しくなる。
直接、減量にはならないが、内臓の位置が補正されるので
代謝はよくなる。

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

なんとなく分かりました?
最近ではルイ・ビィトンのピラティスマットを作るほどメジャーに
なってるそうです。

日本へ上陸したのは2000年。
powaが通ってるスタジオを経営しているのはカナダ人のAさん。

「ねえ、ねえ、どうして日本に来たの?」と聞いたら

「弟が北九州にいてね、6年前に遊びにきたんだ。
 そのころピラティスは東京には入ってたけど福岡じゃ誰も知らなかった。
 「これから必ず必要とされる。ここでリーダーになろう!」と思ったんだ。
 北九州で最初は生徒一人から始めて、だんだん生徒が増えて、
 3年前に福岡に移転して1フロアー借りたんだ。去年2フロアーに
 増やして、10月からはマシン増やして3フロアーになるよ。
 予約もとりやすくなるね。」

ピラティスの技術と情熱と勇気だけを持って真っ白な町にやってきて、
今じゃ大成功。
Aさんの話を聞いていてワクワクしちゃった。
「チャンスの神様には前髪しかありません」とよく言うけど、
Aさんはちゃんと前髪を掴んで、福岡の地にやってきてリーダーになったんだね。

ピラティス自体の魅力はもちろん、リーダーの人柄にも魅かれて
powaはせっせと通ってます

怒った猫

2005年08月24日 | ピラティス
今日のBeat先生のピラティスレッスンはは先週に引き続き

「無重力の世界・・・・。
 ビーチの波の音をイメージして・・・・。」

穏やかなBeat先生の声とみんなの呼吸音が波のように

スー・・・、ハー・・・、スー・・・、ハー・・・

目を閉じると本当に静かな海辺にねそべって波の音を聞いてるようで
すーっと眠りに落ちてしまった。

それでも遠くで「右足上げて。おろして。・・・」という声は
聞こえていたので一応動いてはいたらしい。

「powaさん、ねてたでしょう?左右ぜんぜん合ってなかったよ。
 ちゃんと見てるんだからねっ。」
と怒られちゃった

実はピラティス中に眠ってしまったの2度目。

1度目は日本人女性インストラクターのレッスンの時必死で睡魔と戦った後
「今日スッゴイ眠くなっちゃった。」
というと
「ピラティスってカラダを開放するわけだからゆるんだとき
 眠くなるんですよ。私も始めたばかりのとき毎回眠ってました。
 そういうときは5分眠るとスッキリしますよ。」

と聞いていたからというわけでもないんだけど
今日は睡魔に抵抗することせずすーっと落ちてしまった。

Beat先生は侍っぽい。
すごくまっすぐで、礼節を重んじる人だ。
レッスンの前には必ず正しい正座をして、三つ指ついて
「お嬢さんを僕にください」
じゃなかった、
「よろしくお願いします。」
と挨拶する。
日本人なんかよりよっぽど侍っぽい。

きっとBeat先生は神聖なピラティス中に眠るなんて
けしからん!と思っただろうなー。


昨日は”怒った猫”の姿勢をはじめて習った。
まずは四つんばいになって、お尻を丸く高く上げ、頭はおへそのを見るように
内側に丸く入れる形。
本当に威嚇する猫みたい!

Beat先生がコレをやると、しなやかな野生の猫っぽい。

まさか・・、眠ったpowaに対してやったわけじゃないよね?
怒った猫。

Sorry、Beat!
But、いつも日本語訂正してあげてるしー
帰りもちゃんとニコニコバイバイしたもんねー

See you、 next week!

Moon Light Beach

2005年08月11日 | ピラティス
 「ノグチさんのシャトルからの中継みてる?
  今日は無重力の宇宙でピラティスするつもりで、力ぬいて。」

  ベアット先生のピラティスはとても美しい。
  そして、言葉も美しい表現をされると思う。

「宇宙わからない?そしたらBeachを想像して。
 波の音。サー。サー。サー・・・。」
フラダンスで波を表現する動きがあるけど
あんな感じで手で波を表現する。
「止まらないで、サー。サー。サー・・・・。
 波のように続けて呼吸ね。」
壁にうつるベアット先生の影は幻想的。
「Beach、月、星空、Fu・・・・。ロマンティック!」

声を聞きながら目を閉じると
砂浜にねそべって夜空を見上げている気がする。
目を開くと、壁に映る波のような影。
呼吸の音が引いては返す波の音のよう。

心がおだやかになる時間です。
もしも心に澱が溜まっていたとしても
この波が洗ってくれるでしょう。

沖縄の浜辺でピラティスやったら
素敵だろうな・・・。

窓の外を見ると三日月。
素敵な夜でした。
 

正しい正座

2005年07月23日 | ピラティス
ピラティスマシーンに乗ってきました。

ベンツの試乗会にでも行ったみたいに得意気な感じだね。
正しく言うとリフォーマーというピラティス用マシンを使ってのトレーニングを体験。
マットトレーニングより単純な動きだけど、
これを使うと自分の力+マシンの力で相乗効果アリって感じかな。
本当のところはよく分からなかったけど。
マシンは2台しかないので、先生1人に対し生徒2人なので
丁寧な指導をしていただけるのでgood!
ちょっぴり怪しげな日本語のカナダ人トレーナーと
ちょっぴりズレた感覚で日本語を使う日本人powaの
会話のコンビネーションもgood!(?)

で、本日習得した事はといえば
正しい正座のやり方。

私さ、正座は得意だと思ってたの。
堀コタツ式の席でも正座してて
「足くずしていいよ。」
と言われても
「いいえ。私、正座が好きなんです。」
と正座を続けたりする。
別に目上の人に気を使ってるわけでもなく。

なのにマシーンの上正座した私を見て
「powaさん、正座間違ってるよ。
 僕カナダ人。 カナダ人だけど日本人に正座教えるよ。」
と言われビックリ。

私が正座と呼んでる姿勢は、
膝を折り曲げてすわり、その上にお尻を乗っけるというのは一緒だけど、
足首をふにゃりと曲げ、かかとを外側に開き、足の指は左右くっつけ、
上から足首下を見ると ∨ の状態で、内側の足の裏(土踏まず側)
の上にお尻を乗っけてるの。

そうじゃなくって、正座というのはかかとの上にお尻を乗っけるものらしい。
要するに上から見て足首下は ∨ ではなく
足の裏を上に向け平行で ∥ の状態になっているそうだ。
「骨の仕組みがそうなってるんだよ。」
と言われた。

またまた歪みの原因大発見!

地に足をつけて生きるというけど、
土台から曲がってるようじゃシッカリ大地に立つことの出来ないね。

よっし、今日から正座トレーニング開始!


*経過報告*

足組は大分改善されてます。組みたくてウズウズするけど膝を叩いて止めさせてます。
例外はお酒が入ったとき。制御不能なので。

クセを修正

2005年07月14日 | ピラティス
ピラティスを始めてから
姿勢にすごーく気を使うようになった。

足を組むのは子供のころからのくせで
椅子に座って何分か経つと無意識に足を組んでしまう。
長く立ってると、女の子に多いんだけど
足をクロスさせてしまう。
体が歪んでる証拠だよね。
分かってはいるんだけど、ついつい足を組みたくなる。
一日に何度もピシっと膝をたたく。ダメ!って。
足組みを止めるのって結構つらいもんだぜよ。
ふう。

そういう話を友人にしたら、
「足を組むっていうのはね、バリアを張る人に多いらしいよ。」
と言われた。
「ふーん、そうかなー。」
「特にね、うで組。あれは無意識に自分を守ろうとするとすると
 うで組をするらしいよ。心臓を抱くような格好でしょ。自己防衛心が強いの人。」

むむむ・・・・。
私うで組んじゃう。
おっさんみたいだから止めようと思うけど
ついつい組んでしまうのだ。
歩いてるときも組んでたりする。
重症。

バーリアッ!
と子供の頃、よく遊んでた。
○○菌がうつるー、バーリアッ!
って。

うで組しちゃう人、どう思う?
バーリアっ!て張ってると思う?

私はと言えば、うで組説は間違いなく当てはまっている。

美容室なんかでもこういう話題はしたことあって、
よくしゃべるくせして実は人になかなか打ち解けない自分について
「私は仮面女ですから。ガラスの仮面を被れるんですよ。」
と冗談めかして言って大ウケされたことがある。
自分から笑いにするぐらいだから深刻でもないのかもしれないけど、
実際はこの距離を取り過ぎることに関して
「ちょっとマズイよなー」
とは思っている。

心のクセが体にクセとして表面化する。
ただ、心のクセは自分では気づきにくい。
そういう意味で体に意識を向けるって大事だなーと思う。

私にとってピラティスは
心と体のクセに気づき、修正するためのツールなのかもしれない。