ＥＳ（作：惣領冬実）

まずいね。
本当にまずい。
何がまずいって・・・遂に惣領冬実に手を出してしまった。
彼女は私と同じ歳。
私と同じ年に生まれて活躍している漫画家さんは
ストーリーに一筋縄では行かない巧みな人が多い（笑）

北条司、やくみつる、内田春菊、吉野朔実、
玖保キリコ、山下 和美、波津 彬子etc

なのでこの年生まれの漫画家さんは避けていた
が…この惣領冬実に関しては…
私の周囲にいる漫画好きさん達が
こぞって絶賛しているのを小耳に挟み
つい…生まれ年を確認せずに買ってしもうた～

いや…上記に挙げた漫画家さん達も同じパターンで
既にハマってしまっているのでは・・あるが～

やっぱり、ものの見事に
惣領冬実にハマってしもうた～

この漫画はモーニングに連載されていたので
男性でも十分に楽しめる

　（全５巻）

大雑把にストーリーを書くと・・陳腐になってしまうが

つまり…人間は長生きがしたいのである（笑）
（大雑把過ぎるかね？…ガハハハハハハ）

長生きする為の秘密を暴く為に
ある研究機関は200年くらい長く生きられる人間を一人
人体実験で作ってしまったのである

その生体を詳しく細胞レベルまで調べたいが・・・
オリジナルを壊す訳にゃ～いかんので
クローンでもう一人作ってみた

ところが…オリジナルもクローンにも
人間の思考を読み取り、人間を操る事の出来る
特殊な能力が備わってしまっていた訳だ～

研究者達は、その事に気が付いていない

で、その能力を利用してオリジナルは研究所を逃げた
出がけの駄賃にクローンも逃がした
オリジナルは中途半端とはいえ、人の心を学んでいたが
クローンは殺して切り刻んで実験に使う為に作った産物だから
何も学んではいない

オリジナルとクローン
ほぼ人類の90％を操れる能力を持ち
200年も生きる事の出来る二人は
人類の敵となるのか？味方となるのか？

な～んてお話です

何を考えているのか解るっという事は辛いぞ～
メチャ美人でニコニコ自分の話を聞いてくれていても
心の中で「つまんね～男じゃ～」な～んて考えているのが見えたら
ガックシを通り越して殺意すら覚えるかもしれん

部下に仕事の手配をしていて…
一見素直に聞いている風を装い腹の中で
「ったく…たるい事ばかり言いやがって・・」ってな
考えが見えたら・・
いんにゃ、これは時々見えるが・・（笑）
それでも一発殴るかもしれん（ハハハハハ）

何でも見えてしまっては…つまらん。
見えなくて想像するから楽しいのであって
見たい！解りたい！考えたい！っと思うのである～

ほれ・・雑誌の袋とじなんぞ
開けてみれば大した事ないのに
開けて見たい！ってな欲求が凄いじゃろう～
大した事ないっと経験値で解っていても
袋の横から覗いてしまう～
これがあるから人間って面白いんだと思うが
どうかね～～～
（ガハハハハハハハ）