満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

夏バテな車

2010-07-29 | 会社のハチャメチャ
「タイヤがパンクしました~」

っと外出していた若造から電話が入った。

「で…?」っと次に言ったのは私である。

「ど・どうしたらいいのかと思って…」と彼は半泣きな声で言ったが…

「どうもこうも…パンク修理をするか、スペアタイヤを履くかしかないだろう」と言う私。

ま、余りの暑さでエアコンの効かない車に乗っている人と
余りの暑さでエアコンが故障し、暖房しか出てこない部屋に居る人との会話は
こんなもんかもしれん(ハハハハハハ)

車のエアコンは仕方ないとしても…(悪いね、若造よ~笑)
事務室のエアコンから暖房が出るのだけは勘弁して欲しい

設備屋に電話をしたが、「只今、混雑しておりまして今週土曜日なら…」とか言いおる
暖房じゃ暑くてかなわんので、エアコンを消しているが、熱中症になりそうじゃ
隣の部屋とのドアを開け放ち、薄い冷気を細々と取り込んでおるが
ドアの近くに居る若造集団が、貪るように冷気を吸い込むので
奥地に居る私ら年寄りまでは届かない(笑)

相変わらず、受話器の向こうから悲痛な叫び声を若造が発している。

暑苦しい…。。。。

受話器を切ってやろうかと思ったが、それより若造の額から汗を出すほうがオモロイので
相手をすることにした。

「近くのガソリンスタンドでパンク修理したら良いではないか」

「幾らくらい掛かるもんでしょうか?」

「領収書を持参すれば会社で支払うから気にするな」

「いえ…僕。お金持ってないんで…」

「いいとこ3千円あれば間に合うじゃろう」

「残念です。2千円しかありません」

「んじゃスペアタイヤを使うしかあるまい」

「スペアタイアって…何処にあるんでしょうか?」

「トランクの中だ」

「トランクを見たんですが無くって…」

「エッ? ココから下が開くの?ってな所にある」

「あっ、開いた! ありました!」

「側にジャッキとかもあるだろう、それを使え」

やっと電話を切った。最近の若造は…いや、辞めよう。コレを言ってもキリがない。

ところが、30分ほどして若造が帰って来た。至急の修理をしに出かけたのだが
自分のタイヤ交換技術に不安を感じ、会社へ戻る事を勝手に決断したらしい。

まあ、登山なんぞの場合は危機管理意識ってのは大事だからの
戻る勇気も必要かもな・・・・だが、ここは都会で、それは仕事なんだぞ~!(笑)

若造は違う車に乗って「ホッ」とした顔で出て行った。
残されたのは不慣れな若造が取り付けたスペアタイヤを履いた車と私だ。

仕方が無い。タイヤの修理と交換に行くか。。。。。。エアコンの効かない車で…。

土曜日に来るエアコンの修理屋にも、こんな若造が居るのだろうか?
なら、きっと予定時刻よりも遅れて来るかもな~~~(笑)
それでも直してくれりゃエエか。エアコンが不調だと暑くて仕事にならん(ハハハハ)

タイヤ修理の帰りにアイスでも買って食おう
会社に帰る時刻が少し遅れたって、その位は許してもらおう(アハハハハ)

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