2020年1月16日に、日本国内で初の新型コロナウイルス陽性感染者が発見されてから、もうすぐ1年半が経とうとしています。
長い、毎日の必死の予防。
長い、行動制限。
先が見えない不安と恐怖にさらされながら、いつの間にか、ヒトとのコミュニケーションも変化し、価値観も大きく変わったように思います。
今まで考えもしなかった変化が、次々と巻き起こり、まさに先の見通しなんて、今までの経験はさっぱり役に立たないようにも思えてきます。
今まで歴史を伝えてきた日本古来の「祭」も、さまざまな方面における、年一度の「尊い儀式」さえも新コロナ下では中止されてきました。
私自身のことで言えば、他県へ行くことは、ほぼ無くなり。
感染に怯えて旅行に行くくらいなら、行かない選択で、ぐっとこらえて我慢したほうがまだまし、と思ってます。
市内の日帰り温泉施設では、入浴中やサウナや脱衣所で、マスク無しでの大声でのおしゃべりに夢中になっている方が、なかにはおられて不安を感じるので、行くのをためらうようになりました。
と、たまには自分の感情を文字で爆発させてみました。
といってもスッキリするわけじゃないのですが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
今の自分のストレスの発散場所に、ジムと付随施設のサウナがあるのは、ありがたいことです。
ソファーに座って、中庭をみている時間も、ほんわかの癒し時間です。
ジムではルールが厳しくて、チェックイン時のマスク着用、検温、消毒。
スタジオプログラム時やロッカーやドレッサー利用時も、マスク着用、消毒が必須。
プールやサウナ、入浴時もマスク着用の方も多く、自発的にルールが守られ保たれています。
勿論、人数制限も厳格に守られています。
マスク着用効果は超完全とは言われていませんが、せめて自分ができることをきちんとすることと、皆でジム時間が今後も続くよう願い守っていくことで、安心な場所が継続できていると感じます。
連帯意識、というものでしょうか。
こんなコロナ下だからこそ、本来なら、自分を内観する時間を持てるような気もします。
ただし、どうしてもネガティヴな感情と、表裏一体の感覚も感じるのではないでしょうか。
新コロナ下の生活の中で、自分自身にネガティヴな感情を察ししたのなら、
何もかも、新コロナウィルスのせいにしましょう。
この異常事態のさなかですから、自分を責めたりするのはやめましょう。
と、自分に言い聞かせる私です。
今日は、墨を摺って、般若心経1巻を写経しました。
書いている時に、なぜかいろんな思いが巡り巡って、集中できてない気もしましたが、それが今日の私のコンディションなんだと思いました。
書き終えて、つかの間の達成感を感じられるのが、写経の良いところです。