会津坂下町から、南会津町(旧南郷村)方面へ。
雪が舞い、景色が一変してきました。(撮影日:2014年3月21日)
地元のバスの後についてしまいましたが、時としてバスは何故かクラクションを鳴らしながら進むので、何か危険を知らせるものかと・・・
地元のことがよく分からないので、バスを追い越すよりも、景色を楽しみながら安全に走行しようということにしました。
山しかなく、景色はいよいよポジに映ります。
凄いですね~、3月も後半というのに、この白い雪のミルフィーユは!
さかい温泉「さゆり荘」さんに到着しました。
この旅館を利用する方は、南郷スキー場が歩いてすぐだから、この時節はウインタースポーツを楽しみたいという、ポジティブなお客様が多いと思いました。
まるで、公共の宿のような外観。
建物は老朽化していますが・・・
春~秋の時節には、豊かな自然と個性ある温泉郷に恵まれた環境にあります。
お布団はすでに敷いてありました。
お菓子。
スタッフさんのお部屋へのご案内はありません。
(旅行へ来た気分が一気に開放できて私はそのほうが好きです)
障子を開けると、開放的なテーブル席がありました。
洗面台も広めで、冷蔵庫も完備。
老朽と湿度の高い季節により、床の湿りがちなところが残念ですが、室内用のスリッパを使用すれば問題はないと思います。
窓から左手に、温泉の内湯らしいものが見えるのですが、今は使われていないようです。
(その場所へ向かう通路も現在は封鎖されていました)
今回2泊のプランの1日目の夜は「食事なし」のプランです。
そのため、会津坂下町の地元スーパーで「中華」のお惣菜を購入。
会津坂下町の「肉の荒堀」さんの馬肉の刺身(馬フィレ、レバー、ホルモン)が地酒のおつまみ。
曙酒造さんの「央」の限定の活性生酒と合わせれば・・・なんということでしょう♪
今や牛肉の生レバーを食するのは禁止されていますが、この馬肉のレバーは牛肉ほどの甘味は無いものの、食感はまさに病みつきになります。
鮮度を示す、この鋭角。
ああ~、会津に来て良かったぁ~♪
どんどん地酒が進みます。
夜になると雪が積もってきました。
窓辺に見える建物は、片貝温泉「ホテル南郷」です。
2日目は、会場での夕食です。
【お料理】
ご夕食は、旬の山の幸を生かしたお料理。
川魚やきのこ鍋など、こだわりの郷土料理を心ゆくまでご堪能ください。
という表記があり、写真では岩魚のお刺身や山菜料理などが並んでおり、そういうのを期待して宿を選んだのですが、そういうイメージとは大きく異なる夕飯でした。
特に、スーパーで目にするようなこの豚ロースの鉄板焼きなどは、まさに家庭料理です。
宿の方に尋ねると「今は岩魚も旬ではないし、当然ながら山菜もありません」とのことでした。
こういうことなら、完全自炊の方が私にとっては楽しかったかも・・・。
温泉は9時から15時までは入浴できないため(24:00~6:00も不可)、何もすることがなく、ただ景色を眺めてテレビを見るだけの2泊となってしまいました。
春~秋の時節なら、温泉巡りをしたり、山野草を愛でたり、ハイキングをしたりアクティブに会津を満喫するのも良いと思います。
今回は私の下調べが甘かったのが失態でした。
朝食は簡単なバイキングのお料理です。
■さかい温泉 さゆり荘
住所 福島県南会津郡南会津町界字上ノ山4308-27