「道の駅さんない」では、今の季節「芋の子汁」の芋の子(=里芋)が販売されています。
むかし給食で里芋がでれば、私のクラスからは「腐れ芋」とブーイングが起こり、独特の匂いとくどいほどの粘り、エグミの印象が強く、いつも里芋メニューは食べ残しが多かったものです。
山内町で採れるこの芋の子は、里芋とは思えないほど上品な味わいです。
ねっとりとしていながら、線維がとても細かくて歯触りもよく、えぐみはなく、格別に素晴らしい里芋です。
聞くところによると、昔村では里芋を多食していたため、少しでも美味しい里芋を作ることに何世代にもわたって努力を重ね、現在の「山内芋の子」となりご当地ブランド野菜になったのだとか。
山内地域の里芋栽培の歴史は、享保(1716年 - 1736年)年間、横手城代・戸村義見の奨励によって始まったと伝えられているそうです。
その芋の子を味噌味で仕上げるのが、山内村の「芋の子汁」。
今年は9月第3日曜日に山内町の鶴ヶ池公園ふれあい広場で「いものこまつり」が開催され、芋の子汁が振る舞われたそうです。
「バター餅」は限定販売です。
柔らかくて、バターの風味が美味です。
地元のぶどう園で収穫されたたくさんの葡萄や産直野菜が並んで、道の駅は賑やかでした。
店外で「りんごソフトクリーム」を購入。
ソフトクリームかと思いきや、ババヘラアイスのような食味でした。(ちょっと残念かも)
■道の駅さんないウッディらんど
住所 秋田県横手市山内土渕字小目倉沢34