植木市で私が楽しみにしているは、モデル庭園の展示です。
わずか、3坪、6畳一間の空間を利用し、生命感あふれ、住まう人の心が安らぐようなお庭が再現されています。
今日は、それらの庭園をご紹介いたします。
今回私が一番気にいったのは、このお庭。
まず心を惹かれるのが、この素晴らしいかたちを成した梅の木。
梅の香りが香しく、このシンボルツリーの存在そのものが春到来を実感させてくれます。
奥には山の石清水をイメージさせるような小さな水場があります。
敷き詰められた石のブルーが樹木の緑に馴染んでいて、全体的にバランス良く、とても気持ちの良い空間を演出しています。
雨の日は、石が濡れてもっと青々となることでしょう。そんな変化も楽しめそうです。
この庭園は、市長賞などを受賞していました。
このお庭には「納屋のある風景」というテーマがあります。
こぢんまりした納屋の内部は、自分でも作れそうな簡単な建物構造をしており、まるで秘密基地のようです。
夢が疼きます。
私のお庭にも「納屋」は欲しいですが、このように木々に取り囲まれた感じの演出なしでは、ただの放っ建て小屋があるなぁ~、という印象にになっていまうかもしれません。
このお庭のエントランスの演出は、気持ちを明るくさせてくれますね。
ビンコロ石と芝生と枕木のバランスが、素敵です。
そこに花や小さい緑が色を添え、大きな石が配置されていることで、場が締まりますね。
ベンチに座ってコーヒーでも飲みながら、本を読みたくなるようなお庭です。
このお庭には続きがあり、エントランスの向こうに、芝生のお庭が広がっていました。
小さいゴルフ場をおもわせるようなお庭です。
ゴルフ好きには、たまらないことでしょう。
寒冷地の仙台では、こんな綺麗な芝生は珍しいような気がしますが、こういう芝が年間維持できるのであれば、とても気持ち良いことでしょうね。
このお庭は動きがあるのが特徴です。
ここのシンボルツリーは、数年後になれば、木陰ができ、静寂のお庭になりそうです。
奥には、水場があります。
また、入口付近の切り込んだ石の中にも水場があって、金魚が泳いでいました。
南天の赤とこのお庭の緑の苔の対比に、白い石がアクセントとなっており、目が魅かれます。
様々な石の使い方が面白いお庭です。
石とウッドデッキの組み合わせも、相性がいいのが解ります。
このお庭は斬新な印象でした。
倒木がプランターの代わりとなって、味のある演出でした。
和をイメージさせる庭園です。
エントランスに白を使うと、とても清々しい感じがしますね。
でも、10年、20年経ったら、こう白いままではいかなくなるのではないでしょうか。
お庭の維持にも、お金がかかりそうです。
無骨な感じのイメージがしましたが、可憐なピンクの花が優しさを添えていました。
樹木の芽吹きの頃になれば、だいぶ印象がかわることでしょう。
こちらのお庭もまだ木の緑がないため、殺伐とした印象です。
このお庭を施工した庭師のかたと少しお話しする機会がありましたが、お庭は日々変化するもので、つぶさに変化を感じて欲しいとのこと。
木々が芽吹きの頃を迎える頃(植木市の終了するあたり)には、このお庭の良さが解ってもらえるはず、とのことでした。
苔と石のお庭。
石を寝かせるという演出が独特です。
大きなお庭の一部を再現したようなお庭のように感じました。
こちらは燈篭がある、純和風の庭園。
青竹の緑が目に鮮やかです。
植木市の販売コーナーでは、その日、1メーター位の長さの青竹が3本、300円で販売されていました。
カッポ酒を作ってみたいと思わず1束購入。
しかし、普通に家にあるようなギザギザしたのこぎりで切断すると、竹の切り口がバサバサになるのだとか。
竹用ののこぎりというものがあるそうで…
完成したその時がくれば(?)、その時はブログでお見せしたいと思います♪