山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

きりたんぽの作り方

2013年10月15日 | 

大館樹海ドームで開かれた「大館きりたんぽ祭り」の野外では「たんぽ1万本焼き」が行われていました。

まずは室内会場で、体験料(300円)と引き換えに、なぜか手の消毒をされて、これを渡されました。

 ?(見た目きりたんぽではない)「えっ、これを焼くのですか?」

 

「こっち、こっちで!」といわれ、調理室ふうの隣のコーナーへ。

そこでは、優しい秋田のおかあさんが待っていました。

 

「この丸い、たんぽを手で拡げて・・・」

「手が粘ってきたら、時々、水で手を濡らして・・・」

「手だけだと見た目がボコボコだから、台で伸ばしてかたちを整えて・・・」

そうして完成。

あっという間でもあり、やってみると簡単です。

 

「きりたんぽ」について聞いてみました。

材料はあきたこまち米のみで、もち米などは使っていないそうです。

あきたこまち米は粘りが強い米なので、タンポには向いているそうです。

他に用意するのは、秋田杉の棒。

この棒にあきたこまち米を絡ませると、きりたんぽの中心部に独特穴ができるわけですが、この「秋田杉の棒」は安価ではないため、一般の家庭では何度もこれを使うのだとか。(大館駅構内でも販売していました)

あきたこまち米を少し軟目に炊いてもOK

→(一般家庭では)炊きたて米を厚めの袋に入れ、棒などで叩く

→米が崩れたら(だんごを作)丸めたものを秋田杉の棒に絡ませる

→棒に沿ってたんぽを長めに整えたり、伸ばす

→きりたんぽの表面を乾かす(炭火またはホットプレートでも代用できる)

それは、県外び大学や就職した子どもがきりたんぽが食べたいと思った時、そばにいてやれないのを思いやる母の知恵の眼差しでした。

「優しい、お母さんだったね!」

米の塊は、炙ることで表面に膜ができてツルツルなに変化します。

こういう状態になれば、網にのせても引っ付くことはありません。

ちょっと不思議な感覚です。

 あとは網にのせて、自分好みに焼きましょう。

仕上げは秋田のお母さんが「特製味噌」を刷毛で塗って完成です♪

アツアツ、ハフハフ・・・この味噌の香ばしさが、またいい感じ・・・。

分厚いとモチモチ感が増すそうです!



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