意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?6 の2

2009-10-07 22:59:27 | アニメ感想(07・08・09年)
その1 その3







プリンセスラバー!



ストーリー 2
キャラクター性 3 
画  3
演出 2
音楽 2
総合的な評価 2(12)



「プリズム・アーク」や「俺が執事で」の方が
まだ見られたなあ、カネもヒマも無いのは
わかっているつもりだけどもう少しやり方が
ないものか







狼と香辛料II



ストーリー 4 
キャラクター性 5 
画  3
演出  4
音楽 4
総合的な評価 4(24




超豪華な「時間稼ぎ」といえなくもない。
他の作品との違いは、他作品がつぎつぎと
取っ替えひっかえしていく「消耗品」である
のに対して、こちらは「観賞品」に近い


珍道中には憑きものの個性豊かな人々なのだけど
そのあたりはさすがに間違いがない、どの人もよく
印象に残っている、彼らのとの出会いも旅の醍醐味
なのだろう。






ハヤテのごとく!!


ストーリー 3
キャラクター性 4
画  3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3(21)




ヒナ・ハム/コンビのおかげで話が進展した。
彼女たちにまつわるエピソードはしっかり力を
入れてやっていたし、実に正しい選択だとはおもう
あとはもの凄くふざけたお遊びとかあればパーペキ
だったのだけど、まあそれは贅沢なお話し
こういう展開になってくるとナギとパロディネタが
だんだんいらない子になってくるのが目下の悩みになる。
何か一発逆転ホームラン的な策でも
あるのだろうか






うみものがたり



ストーリー 3
キャラクター性 4 
画  4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3 (22)



これ、「原作つき作品」ってカテゴライズに
いれていいものかどうか
まあ「吉宗」よりは1億2000倍ぐらいマシだけど


パチ業界っていう限りなくグレーゾーンな出自から
奇跡的に生まれたピュアーなおはなし
これも資本主義の魔性ってやつですかねえロレンスさん







バスカッシュ!




ストーリー 2 
キャラクター性 3 
画  3
演出  4
音楽 3
総合的な評価 3(18)




「バスカる」ためのホラ話が肥大化しすぎた
きらいがあったような
「鋼殻のレギオス」なんかも設定処理で苦しんでたけど
あれは重苦しい設定でへどもどするのが若人の悩みと
直結している部分もあるからまだよい(限度はあるが)
こっちは本当にただのお荷物っぽいので
そのあたりをサラっとカタしてバスかってた方が
よかったと思う
もちろんそういう話づくりにはセンスがいるのだけど






CANAAN


ストーリー 3
キャラクター性 4 
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3(22)





アルファルドの過去の亡霊との闘争(逃走)劇って
のがおそらく主題なのだろうけどその為に
村ひとつをまるまる生体実験の舞台にするわ
国際テロをしかけるわでさすがにやりすぎでは
なかろうか。しかもそれの演出のレベルが高いのも
そういった行為の生々しさが一層際だつわけで
「フツーのおんなのこ」って要素がただのひとかけらも
確認できない状態でラストの〆のおことばがそれってのは
ちょっと無理があると思う。







宙のまにまに


ストーリー 4
キャラクター性 4 
画  4
演出  4
音楽 4
総合的な評価 4(24




見ているときの幸せ感は「ハヤテのごとく!!」をも凌ぐ
まさか「星を見るひとたち」を見ていて楽しいなんて
想像もできなかった
淡泊な素材をしかるべき話と演出さえあればここまで
もってこれるというアニメーションの基本的な力を存分に
見せつけた良品
あとはDVDとか売れるといいねw







懺・さよなら絶望先生


ストーリー 3 
キャラクター性 3 
画  3
演出  4
音楽 4
総合的な評価 4(21)




強烈なネタがいくつかあったのでそれだけで
満足ではある。こういう「小知恵」に寄った
おはなしはどうもギャグの破壊力が弱くなる傾向が
あるのだけどアニメーションにすることによって
そこが補えることがあるので、原作つき作品としては
(珍しく)意義のあるアニメ化といえよう
シャフトも総じてそういう作品を選んでいる気もする





シャングリ・ラ


ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 4
総合的な評価 2(17)




私がゼウスよ!



なんかキレちゃった女ボスに立ち向かっていく
っていう構図はいつもどうりそこが長所で弱点
さんざいろんな人を嬲りものにしてきたのだから
ラスト1話ぐらいかけて屈辱的に張り倒すぐらいでないと
カタルシスがない。「快感」を求める話ではない
などとは言わせません。








かなめも


ストーリー 3 
キャラクター性 3
画  4
演出  4
音楽 3
総合的な評価 3 (20)




たまにあったガチ百合ネタと幼女妄想ネタが
ややエグかったかも。普段はそこそこのんびり
した日常、過度の期待はしないで下さいって感じ
だから、ねえ。まあ、「他者」とともに生きる
ってのはそういうアンバランスさと共にやっていく
ってことなのかもしれぬ










ストーリー 3 
キャラクター性 5 
画  4
演出  4
音楽 4
総合的な評価 4(24





原村さん!宮永さん!




こんだけ大量の女の娘の魅力を「バトル」という
媒介以外で引き出して見せただけでも評価に価する
「はいてない」をはじめとして時折りはさまる
フェチズム(主に足)も有効に機能していたかと
今年度の「萌えアニメ」トップランナーといったところ








各賞は その3
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今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?6 の1

2009-10-06 21:56:36 | アニメ感想(07・08・09年)


ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
というブログでやっているアニメの季節ごとのまとめ企画です
たまに格闘技の記事もあるけどアニメが話題の中心のはずです
たぶん(笑







GA 芸術科アートデザインクラス



ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4(23)




キャラクターや背景の絵、演出が
高濃度でかつ高密度で圧縮されていた
ハイクオリティ作品
ただまあ、何か感情に強く揺さぶりかける
ものがあったかと言われると果たしてどうか
そんなものにはアートはこだわらない!って
言うならそれはそれでってことかも






戦場のヴァルキュリア



ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2(14)






味方もアレだけど、「戦争モノ」で
敵方をマトモに描けていなかった時点で
敗色濃厚だったのだなあと振り返る
ゲームは違うんだ!って意見もあるのかも
「つよきす」みたいに







ティアーズ・トゥ・ティアラ



ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3(17)




ゲームは違うんだ(笑


こちらも敵さん役が弱かったような印象
これ、多分原作のボリュームがけっこうあって
味方を紹介するだけでいっぱいいっぱいって感じ
なのかも。短い時間で印象を強くするには
しかるべき文脈でアニメーションをさせてやるのが
いいのだけどそれには時間と人材と才能が
必要になる、馬鹿みたいな話だけど
それが全て。こういう奇を衒っていないおはなしなら
なおさら







涼宮ハルヒの憂鬱二期



ストーリー ∞
キャラクター性 

演出 ∞
音楽 
総合的な評価 ∞
(評価不能)



「評価不能」ってのが一番相応しいかと
8回同じ話を繰り返したり、メイキングヴィデオで
超監督がキレてたり
視聴者を抑圧して得られたカタルシスはいかほどか
どMな方にはおすすめ







東京マグニチュード8.0


ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3(20)




揺れたのはあなたの心です



これを製作していた人達は非情になりきれ
なかったような。富野だったら3話目で弟は
死んでいた(笑



ただ、多分視聴者ががまんできるのも多分
これぐらいまでだろうなあというスイーツな想いも
いっぽうにはあって、災害とか戦争は確かに
いろいろ人の真実を明らかにするっていうのは
たとい仮構のおはなしでも確かにあるもので
いい意味でも悪い意味でも







大正野球娘



ストーリー 3 
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 4(21)




いいんだよ、スイーツで!(笑



「大正」ってのはカキワリ程度のあつかい
だけどそんなに深くつっこんでもうまみが
少なそうではあるのでこれぐらいの扱いが妥当
話づくりがキッチリしていたから読了感もばっちし
こういう全然不愉快でないお話しもだいぶん多く
なってきたけど、ある意味ハッキリとした評価を
否定しているのが風潮なのかも、見る側も作る側も。

 





Phantom ~Requiem for the Phantom~



ストーリー 3 
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3(19)




ゲームは違(しつこい)




ビートレイン・真下作品って
「NOIR」を越えられないってジレンマが
あって、あの非現実的でかつサツバツとした
セカイで少女たちが大暴れするのが美しかった。
方向性としては「エル・カザド」がちょっと変わって
面白かったけどそっちで深化するわけでなく
また先祖返りしたといった印象。



ただ、アニメとかって「原点回帰」して
原点を越えることが滅多にないわけで実に不思議な
話ではあるのだけど
よそからホンを借りてきて打破しようとしたのかも
しれないけどかえってお互いの不幸だったかも
亡くしたものを何かで代価しようとすると余計に
喪失するというヒニク










その2 その3へワープ!
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2話目からテコ入れかよ(アニメ感想)

2009-10-05 22:19:06 | アニメ感想(07・08・09年)

テガミバチ 第1話「テガミとテガミバチ」 △+





僕は郵便的なんだよ




初期は原作も読んでいたのだけど、まあ絵が
すごいことになっていて、これだけで見られるという
シロモノ


で、アニメはどうか、悪くないってぐらいだと
漫画読めばいいじゃんってお話しになっちゃう
「説明」も声が入るとよけいに気になるなあ
もうちょっとココロオドル展開にしてもいいだろうけど
「原作に忠実」ってことになるとこんな感じに
ならざるをえないというところ
「メディアの違い」に押し潰されないよーにな








とある科学の超電磁砲 第1話
「電撃使い(エレクトロマスター)」 ○





1話目だからもう力みかえりまくりーのって印象で
このウムを言わせぬ力業っぷりがらしいといえばらしい


話の展開的にもバトルあり説明あり百合ありってなとこで
楽しげなモノをこれでもかってぐらいブチ込んで
それらをアニメーションで処理しているのが真面目
1話目から主人公の不幸自慢なんて聞きたくないっつーの



ま、こんだけ馬力があれば背景も相応に力も入れられる。
いかにも「環境にも気を使ってますよー」っていう
人工的な自然を配置していて、世界観をよく理解しているあかし
褒めちぎってしまったけどあと10話も持つんか、これ








アスラクライン2 第14話「消滅の世界と記憶の残骸」 △





「第7セカイ」とかそういう設定乙に付き合えるほど
こっちはもう体力も気力もないよう




「回想」におんぶだっこしているのを
仕切り直し1話目からやるのはちょっと神経を疑う
「回想」するにしてもいろいろやり方がありそうな
ものだけど、ホンが悪いのかそうでないのか
うーん「メディアの違い」ってワードは
便利ですなあ









夏のあらし!~春夏冬中~
第1話 「夏休み」 △+





夏なんてとっくに過ぎ去っているがなw
1話目から「水着回」をもってくるくそ度胸がいいね


まあ、発想を変えれば「興味を惹きつつキャラ紹介」が
できる一石二鳥なやりかたと言えなくもない
これが今後業界のスタンダートに・・・はならないか(笑



件の「タイムスリップばなし」はほとんど封印して
男装彼女をなぶりまわしにしてたのが楽しい
というかこの展開のために主人公を近頃では希少な
トーヘンボクな男の子にしたのではないかとおもうぐらい

シャフト的演出も実にひかえめ、今期は
「生徒会の一存」とかかなりのゲテモノがあるから
のんびりしてるとケレン味演出オブジイヤーの座も
危うくなるかもね
(別にそんなものいらないかもしれないが)










WHITE ALBUM 第14話 「チューニングが合った
ためしがない。もっと良好な場所があると
思ってしまう」 △+






主人公とヒロインへのディスりぶりが最高w
これが受け入れられるかそうでないかが評価に影響を
あたえそうです



出てくる登場人物のほとんどに血肉を通わせるという
ある種エロゲ的セカイ構築に真っ向から逆らうと
必然的に主人公とヒロインはバッドエンドをむかえる
ということを邁進しているこのおはなし
やっぱ時代はアイドルより部活っすよね~




本日の名台詞


タダじゃないんだよ、とっかえひっかえも!
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アニメの男女比は1:9(アニメ感想)

2009-10-03 13:29:04 | アニメ感想(07・08・09年)




けんぷファー 第1話
「Schicksal~選ばれし者~」 △




声優さんって「作品」にどれぐらい貢献
してるのかなってのがよーく分かる作品って
視点はどうだろうか
男女二役に淫語に実年齢よりも50も若い声が
必要な役っていうの


ああ、そういえば「ご愁傷様二ノ宮君」ってのが
ちょっと前にあって、それも沢城みゆきさんが
ずいぶん頑張っていたような記憶があります
総合娯楽でそういう状況はちょっとアレだけど
ホンが悪いってのはつらいね









にゃんこい! 第1話
「ブサイクな猫と呪われし高校生」 △+




猫がしゃべったぐらいで「驚く」ような演出は
流石に無理か、でもアニメーションとしては
しっかりした骨子、まだ1話目だしねえ
ヒロインのちょっと浮世ばなれした感じの声も
ナイス、井口さんです


まあこれぐらいの「不幸だー」ってのが
地に足のついた感じ、あとはおはなしづくりに
重みがかかる感じですなあ








バスカッシュ! 26話 Free!(フリー)と
感想 △




Freedom is not free
(自由に犠牲あり)




スポーツを扱っていて「試合」をすること自体に
いつ・どこで・だれが・なんのためにって
理由付けをしなきゃならん時点で損をしている
最後に来てようやく「俺は俺だ!バスカりゃ
いいんだよ!!」って境地にたどり着くのは遅い


っていうか最初っからそれが分かってたんだから
最終話みたいなクオリティの話を4話ぐらい
バンバンやってればよかったんではないか
月がどうだ巨人がどうだってのは蛇足かと
まあ「ノれなかった」ってことなんでしょうなあ
それじゃあしょうがない。こういう方法論で
勝率を高めるにはどうするか、フリーよりも
むしろ「束縛」したほうがよかってのではないか
某大作の続編を作ります!とかねえ
コメント (1)
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