意志のなかにいる

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趣味:ボウリング (アニメ感想)

2018-07-06 22:26:13 | アニメ感想2018年・二季







あまんちゅ!~あどばんす~
第12話 いつか、まだ知らない明日のコト とまとめ △++








あんていうか今回は「夢世界」も含んで海はおろか空までが
ハナシの舞台になって、新キャラも一杯出てきて
この欲張りさんめッっておもうw
まあこの縦横への世界の拡張はそのままてこちんの成長ぶりと
照応してるってことなんだろうかね、前向きな向上心といい
後輩たちを相手にしている時の年長者としてのあり方といい
それに「世界」の拡張がダイレクトに反応しているのが
「つごうのよいおはなし」ってことなんだろう。
ただ、この「つごうのよいおはなし」が「ARIA」ほど「ふわっ」と
したものではなくある程度の実感をもって受け止められるのは
今期だと「ピーター」っちゅう「誰かのユメの世界のおはなし」とかはさんで
この伊豆を舞台にしたおはなしが「現実」じみた装いを見せるってとこもあるし
何せまあ「海」を相手にしてるからね、文句を言ってもしょうがないw
このけれんみの無い「充実」ぶりは確かに人生において張りがある時期の
身も蓋もないあり方をトレースしてるといえなくもないわな
それを嫌味がまったくなく人に伝達することのむつかしさを考えると
ちょっとぞっとしませんわなあ。











多田くんは恋をしない 第13話 俺も、一生、忘れない とまとめ △+







「1クール」って時間割はたしかに「人が恋をして、結ばれる」
までにはピッタリな尺かもしれんねえ。
そしてそれは2時間ぐらいの「映画」の尺とも照合する
どれぐらいの時間かっいうとたいがいの人がそれぐらいの時間なら
時間を割くことができて、ハナシに余計な雑念を持ち込まなくて済む
っていうぐらいの時間のあり方だとおもう。
「内緒で留学してるお姫様」とか度胸が要る設定ですわな
ただ、この設定があるからこそ「ふつーの日常」(「日常系」とは違う)
に光があたったわけで、そういう設定を素直に信じてやりきるっていう
できそうでなかなかできないことを当作品の作り手側はやってのいているとおもう。










ひそねとまそたん 第12話 無敵の私たち とまとめ △++







はい、百万円







「竜に乗っていけにえの巫女のお先棒をかつげ」とか
大したブラック企業だわなあw でもこれ実際の「戦争」に
なったら対して変わらないリスクが現前するわけで
そう考えると「自衛隊」っていう舞台は適切だったかもしれないねえ。
よく「社会人のキツさ」ってのを描く時あまりにも主人公がへたれか
あるいは所属組織がクソすぎるか、どっちか極端にふれがちだけど
当作品は調度いいあんばいぐらいの「人生のきびしさ」だったかとおもう。
その「人生のきびしさ」ってのはドラマとしては調度いいぐらいの振幅なのよね
最初は仕事に対する無茶ぶりから人間関係のこと、恋愛のこと
そして最後は命の選択のことと、きれいにドラマしていたとおもう。
ま、竜に飲まれるハードなおしごとだろうと、生け贄を要求するクソ仕事だろうと
「私がやりたいからやります!」って開き直っちゃったらなんないわな
そういう「無敵感」に当作品は見事に到達していたかとおもう
命の価値が「ブラック企業の過労死」とは同じような様相で全然違う
ように見えるのは不思議なことよな。










メガロボクス 第13話 BORN TO DIE とまとめ △++








最後の最後は完璧な「ギアレス」になってたんでようやく「原作」に
到達したような印象ではあるね、こういう「原作」に対する潔癖なまでの
リスペクトと謙虚さは当邦の「師弟関係」そのものような姿だ。
言っておくとボクはそういう姿を手放しで賞賛する気はないのね
そういう「美しい師弟関係」ってのはすぐに「師」の側が悪用しがちだし
「弟子」の側だって人形じゃないんだから上手くいかないことの方が多かろう。
しかし、だ、この未来の世界のイカサマ試合をしていた最下層民達が
「あしたのジョー」をめざして命を張ってボクシングに関わる姿は
確かに「アニメのような美しさ」にみちみちていたかとおもう。
「ジョー」とか「立て、立つんだ!」とかがハナシの中でまったく違和感なく
受け入れられたのはそういう緊張感が作品に最後まであったからだとおもう
そういう「何かをやってのけた男達」に同じ男として先棒と嫉妬をおぼえる。










鬼灯の冷徹 第弐期その弐
第26話 ポーカーなら無敵/逝き先は地獄の方で宜しかったでしょうか と統括 △++








鬼灯さん、いつも真顔で仕事をバリバリやってるけど確かに「地獄」の
お偉いさんなんだよなあ、冷静だけど恨み辛みの世界そのものに
生きているんだよな(死んでいるけどw)
まあそれを言ったら当作品そのものが「冷静」に「ひでえこと」を
描いているってことなんだけどね、その乖離が「うそつき」の領域を
とっくに越えて「学術」の領域にまで到達しているとおもう。
この「仕事」を通してその鬱屈とか拡張性まで込み込みで受け入れて
新しい発想とかのパワーに変えていく貪欲ぶりは「鬼」っちゅうか
「昭和の男」のような仕事力に満ちているといえなくもないね
そういう「知的パワフルさ」がこの作品の魅力になっているとおもう
これは「地獄」っちゅう「死後」を描いたものとしては矛盾しているのか
あるいは一度死んだからこそこの元気さ加減なのか、興味ぶかいとこだ。



















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