意志のなかにいる

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1話目を見逃したアニメって視る? (アニメ感想)

2014-04-07 02:06:54 | アニメの感想2014年 春








ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
第12話  ジャッジメント Fact or Fiction のジャッジ(まとめ)











最終回が「裁判」っつーことでイヤな予感しかしないねえw
そこは「論理」も「実証」も吹き飛んでただただ
「しょーこ、しょーこ」とあげつらうだけの
オッサン達のヤジ合戦の場だった。遠山の金さんかww
わけても「客観的な~」ってとこがカチンときたのね
さんざん魔術とかなんとかでハナシをごり押しにしてきた作品で
今更何を言っているんだってかんじで
カマキリさんぐらいだったんじゃないのか、まともな弁護士って。
文句ばっかり並べてるけど別に魔術活劇が嫌いってワケでは勿論無い
むしろ大好物なのだけど、だったら余計な設定を並べずに活劇を
やればいいのだと思うのね、逆に話で魅せるのなら活劇は控えめでいいとおもう
「両方」ってなるとやっぱりなんか「特別」である気がする
「両利き」の人が少ないように、ハナシと映像がガッチリ組み合った
「何か」ってのはなかなかお目にかかれない気はするね
まあ「両方」やろうとして失敗すると一番痛い目に合うっていうことかもね。














ストライク・ザ・ブラッド 第24話  暁の帝国篇II とまとめ △+










「暁の帝国編」はこの作品をうまーく抽出した感じだよなあ
雪菜ちゃんの姿が2つであたかも「2周目」って感じで
世界が閉じてるのか開いているのかややこしい後味です。
でもまあ、基本このおはなしの構造はシンプルで
「ドーテーの古城をいかに欲情させるか」ってことなのね、ご存じのとおり
魔術ファンタジー的な設定はそれを盛り上げる為の舞台装置ってところ
ここで誤解しないでほしいのは「舞台装置」だからぞんざいにしていいってワケではなくて
むしろムードを盛り上げる為にその装置は凝りに凝っていなければならない
っていう逆説があるってことなのね。そのあたりは手慣れていて
かといって「読み物」として邪魔には成らない程度に造り込まれていたかとおもう。
ヒロイン陣もただ脱げばいいってワケじゃなくて、ムードっすよねそれが大事かと
だから身持ちが堅ければ堅いほどこのお話は「正妻」に近づいていくわけで
そしてその「正妻」ってのはオトコノコのある種「理想の女」に近いわけね
とりわけ「童貞」のオトコノコにとっては。
ストライク・ザ・ブラッドはそういう夢見がちでややこしいオトコノコにとって
(ついでに中二病ならなおよい)まさに理想の楽園みたいなそんなとこだったと思う
そして「子供を育てる苦労」ってのが無いのに「自分の娘」が出てくるハナシを
最後に持ってくるあたり、作り手側もその趣旨をよーく理解していたのではないかと。















世界征服~謀略のズヴィズダー~ 
第12話 ズヴィズダーの光をあまねく世界に とまとめ △(+)










ちょっと前にも「侵略者」が大人気になってたりしましたよね
「侵略者」が「人気」なのは「侵略」が「できる」からではなくて
むしろ侵略なんて海の家から一歩も進んでいなかったワケで
その狭い範囲だったからこそイカちゃんの一挙手一投足に集中していたのが良かったのね。
さて今度は「征服者」なのだけどタイトルのとおり「世界征服」なら多分「できなくても」
よかったのかもしれないねえ、それこそ「子供の夢想」だもの
ただ今回は範囲が「ウド川」(江戸川?)および「都」ってあたりなのが
まあ「微妙」な範囲だったかとおもうのね、勿論その範囲だってリアルに「侵略」するのが
どんぐらい大変かなんて想像もつかないけどさ、まあそんぐらいの範囲を狙って
「ウド川文明の遺産」とか掘り返したりしてたワケじゃない
そういう「(不思議パワーによる)物理的な支配力」とかを蓄えている暇が果たしてあったのかな、と
その上、敵味方の過去話とか掘り返したりして、いよいよ寸が無かったかと
力を蓄える前に「都」の方が先手を打ってきて、それが最後のあの惨めな状況に繋がったのかと
2クールあればねえ、もっと地に足の付いた「征服活動」によって「ウド川」ぐらいは
征服できたって納得できたと思うのだけどね、そして2クール黙ってついていくぐらいには
魅力的な世界観とキャラクター達だったと個人的には思うのだけどね
提供する側の方が諦めちゃった感じがして、なんか悲しい
まあ、20も30も1期中に作品があって、そんな悠長なことを言っていられないのが
アニメまわりの「現状」なのかもしれないけどそういう「現実」も
アニメーションの(あと幼女の)魔力によって覆す行為そのものが
「征服」ってことなんじゃないかなあ、とおもう
幼女老い易く征服成り難し














凪のあすから
第26話  海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。~Earth color of a calm~ とまとめ ○









海がきこえる








「好きは海と似ている」ってとーり「海」ってのは「情」を表現する
最も基本的なオブジェクトなわけなのね、あんましにも使われすぎて
もうだれもやらなくなった手法なのだけど、もうそろそろ現代の技術で
「リメーク」したらどうやろなって試みがあったのかもしれないね、当作品
ここ半年でそのあたりの「水および流体的なものの表現力の向上」ってのは
ひしひしと感じさせられたね、2クール目は水が氷や雪になってたり
「水中のとても細かいモノ」の神秘とか、存分にその技術を発揮していたとおもう
そして「水」でその心理を露わにさせられる少年少女達もまた水におとらず
瑞々しく、端正に描かれていたとおもうのね。漫画ほど抽象的でなく
「この」アニメーション為にあつらえられたようなデザインだった。
キャラクター達の扱いも偏りがなく、どの子も公平感がつよかったね
「人間関係」ってのを的確に表していたし、2クール目に入って
美海とさゆに焦点があたるようになっても違和感がなかった
そんな感じで全体に「澱む」ってとこが少なくてただただ確実に
そして美しく流れていく時間にココロが洗われたような気がする
私は普段このブログに何を書こうか意地悪くアニメを視聴したてたりするのだけど
当作品は「あーはじまったなあ」→「あーおわっちゃったなあ」って感じで
それが退屈だからではなくて充足していたからこそ、言葉がないというか
毎回感想を書くのに苦労していたのね(書くのを断念した回もあった)
「凪あす」は大人が少年少女に戻る為の苦労をことごとく取り払った
ようなそんな作品だった。















咲-Saki- 全国編 第13話  旧友 とまとめ △+








熱烈歓迎わんだーらんど







だいぶん長い間この幼女麻雀の世界に浸かってきたせいか
ほぼ全員超能力者的な状況になっても「リアリティ」とか考えなくなったな
この「咲」の世界観の枠内で思考し、愉しんでいるかんじ
まあもう5年ですもんねえ、こんだけ長い間1つの作品と付き合って
いるのもそうないわな、新キャラの中の人なんかほとんど新規やね
穏乃役の悠木碧さんが「紅」でデビューしたばかりのころで
憧役の東山奈央さんなんかよう知らんかったもんね、それぐらいの時間
作中だと逆にそれぞれの登場人物の過去話とかにウェートが増している印象
最初から出ているキャラとかにも「幼なじみ」とか出したりして
「世界観」を押し広げている印象だね、この13話目を見てますますそんなかんじが強い。
僕らが知っている「麻雀」とはおよそ縁遠い「麻雀」を打ち
「男」の台詞が10話にひとつかふたつかぐらいしか無く
「はいてない」女の娘達が全国大会で活躍し
「キャラクターの紹介・エピソード」でハナシがどんどん進むという
そういう異常事態を僕たちは平然と受け入れているわけなのね
当作品はもはや「麻雀」ではなくて「ファンタジー」のカテゴリに
入れるべきなのかも、しれない。





















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