妹さえいればいい。 第4話 仕事さえすればいい。 △+
>「実写映画化決定」
ラノベの作家が「実写化」も「アニメ化」も全部断るのは相当覚悟があって
売れている作家でないとできんわなあ
あれは作家個人の楽しみではなくて「業界への還元」の一環であるといえる
また、最近妙に「アニメの映画化」が多いのは「実写化」に対する
反論の一端である、ってことなのかもしれない。
まあいずれにせよ当邦においては「何かを語る」ということは
実物の人間が担うのをすっかり放棄してしまっているから
たまに思い出したようにやるとくそ下手な役者主演のCGごり押しで
原作の台詞・展開をなぞるだけのサイッテーな映像ができあがるのよねえ。
>「税理士」
「自由業」の人にはおなじみ、「小説家」ってなあホント安上がりな業種よな
だからみんななりたがるし、誰でもなれると思い上がるわけで
そういう意味では「夢」をこの先細りの当邦で
抱くことが出来る数少ないジョブといえよう。
「経費」の名の下に性癖をあげつらわれていたけど
これがもしアシュリーさんでなくハゲたおっさん(失礼)だとしたら
なんにもたのしくないのだろうなあw
アニメガタリズ 第4話 ブシツ、ダイバクハツ! △(+)
そもそも「アニメーション」じたいがどんだけ
「生産的な行為」かもわからんのに
その視聴・感想行為はさらに「無価値」なのではなかろうか。
となると当作品は実はかなり困難なことをしようとしている
ということをこの1話で実践してみせた、ということかもね。
普通は演劇部なら自前の装飾をこしらえる手段を持っていて
「アニ研」に頼る、って事態こそファンタジーだろうからねえ
それに加えて「金持ちのお嬢様」とか空想度の高いご都合キャラもいて
いよいよその「リアリティ」の保持に困難がつきまとう、という次第
いや「私はアニメが好きです!」で事足りるんだけどね、本当は。
このはな綺譚 第5話 梅雨(ばいう)送りし △++
「人形」と「反物」への執着が「画」になってるねえ
かつてのヤマトナデシコたちが抱いていた「価値観」が
幻想のくにで鮮やかに甦っているという次第。
この場合「漫画」や「アニメーション」のように直截に「綺麗なモノ」
として提示されるのがボクみたいな鈍感な人間には有難いのね
というのもリアルに「和人形」とか「反物」とか出されても
たぶんココロに響いてこないだろうから、と想像されるわけで
いや、実際に見たらやっぱり美しいものかもしれんけど
「2次元」のフィルターを通して普段通り過ぎている
「うつくしいもの」に触れるそのインスタントさにすっかり慣れきって
しまっている、というこれまた別の「リアル」があるわけで
だってねえ、女の娘かわいいし、けなげだし、世界観も綺麗だしってわけで
「リアルに見る」必要が無いという。
いぬやしき 第4話 鮫島 △++!
「バンピーの人生をブチ壊すヤクザにオッサンが天誅を下す」とか
あんまりにも馬鹿馬鹿しい展開が却って興味をそそるかもなあ
私なんかはモニタの前で爆笑していたけどww
いちおう言っておくと「画」に力が無いわけでは無い
また、その力学のトレースに不満があるわけでもなくて
その「理不尽」のくそ真面目でかつ冷たい提示に
「ひでえ現実」を見つけて、それで笑うしかなくなるわけなのよね。
小日向文世さんが怪演やね、「うまい」「下手」を越えた
なんちゅうか「ここに居てはいけないオッサン」がなぜかしっかりそこにいる。
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