ソードアート・オンライン アリシゼーション
第23話 アドミニストレータ △+
「今までのボスをすべて合体させた化け物」てきなラスボス前の
いかにもなボス敵がでてきて、いかにもな和風RPG
こういうRPG的な「意思はないけど力だけはすんごい」やつとの
闘いがいかにも当邦のRPG的「プレイヤーなら勝てる」感が満載だわな
と、同時に「ラスボス」は「ゲームてきな何か」より一枚上の存在として
その後にひかえているわけで、この「塔を登る」っちゅうのもあって
きわめてこのおはなしは「伝統的なRPG」をやってきたのが分かるというところ。
それは「オンゲー」を題材としたSAOにおいては「逆行」ともとれる
あり方だったかもしれないね、「オンゲー」としてはツッコミどころ
満載だった当話が「1人遊び」のゲームとしてはスキが少なく
なっているのが不思議なところだ、あと「色仕掛け」っちゅう
オンゲーでは法度の要素がここでは逆に「可能」になっているのも
ちょっと面白いかもな、当話はこのご時世では珍しいぐらい「色気」がなかったから
二次創作陣がかえって張り切っていたぐらいだw
けものフレンズ2 第11話 うみのごきげん △+
うみのフレンズ再登場っちゅうことでこの「2」は
「陸」よりも「海」まわりが恵まれている気がするね
うがった見方をするなら前期に気をはらわなければならない「陸」より
「新規」にやれると「海」のほうがのびのびしているということか。
したって「セルリアン」が「コピー」能力があるのが気になるね
「サンドスター」から新しいフレンズが生まれるのとは対照的に
「裏」てきななにものかが生まれいずるのはまあ分かりがよい
が、この「のけものはいない」アルカディアで果たしてその
律儀さはどこまで必要なものなのか、分かりかねるとこではある
何も最初から「罪」を背負って生まれてくることもあるまいに。
上野さんは不器用 第12話 眼キュー/バレッタン とまとめ △++
東川さんがあれだけべたべたやってようやく
「そういう関係なんですか?」と言う田中のぶれなさぶりよな
作画がそうなんだけどきわめてスタイリッシュなつくりなんで
なかなかこう「ムラッ」とこないのよね、あるいは田中が
視ている世界そのものなのかもしれないけど、そこを上野さんが
時間と空間までいじくってようやく田中と「ひっつく」ことが
できるというもどかしさだね、でもくっついたらくっついたで
ハートが耐えられないあたりが「乙女」ですよね
そしてこの「「羞恥心」こそ男どもが最も「おいしく」感じる
ところで、この「理系」てきなウェットさが当作品のもち味だったかとおもう。
尻でも脚でもないんだよね、まあおっぱいには負けるかもしれないけどw
マナリアフレンズ 第10話 ふたりの誓い とまとめ △++
「誰もいない校舎」が静謐で、美しいね、そして寂しい
当作品はそういう「自分しかいない」時間があって
そこでの時間の取り扱いが非常にうまかったとおもう
「ただただイヤな時間」のような単純なつくりではなく
人が生きているときに生じる「静けさ」があったとおもう
そしてその時間の描き方の上等さが、この基本的には「2人」しか
いない当作品をきわめてすぐれた「見物」にしあげていたかとおもう。
しかしまあ豪勢な作品だったよね、2人の「女子」の「関係」を
描くために設定から演出、中の人まで使い尽くしたかんじだ
それは当邦では珍しいぐらいまでに「贅沢」の正しい使い方
だったかとおもう。
ぱすてるメモリーズ 第12話 ぱすてるメモリーズ とまとめ △(+)
「秋葉原のマスコットキャラが合体してエヴァンゲリオンと戦う」とか
20年ぐらい前の設定っすよねえw まあいいけど
当作品を視聴していると「ノスタルジー」をかんじるのがあって
それはちょうど「外国人」が抱く「オタクファンタジー」のような
距離感だとおもう、詳細でもなく、近い距離でもないからこそ
許容できる「つたなさ」であって、こいつで一儲けしようとすると
今度は嫌みになるっていうむつかしさがあるねえ。
でもまあオタク文化が廃れた「秋葉原」ってのが描かれただけでも
一見の価値はあったかもしれないね、現状が「異常な繁栄」であって
ともすると当作品のように「懐かしむ」ことしかできなる現実が
いつか来るのかもしれないという「苦み」だけは当作品が提示した
数少ない「うまみ」だったかとおもう。
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