グリザイアの楽園 第8話 ブランエールの種IV △+
雄二がバラ撒いた種が集ってかれ自身を救うというきまりのよいハナシ
「攻撃」する側の強みやね、この珍妙奇天烈な奪還劇も見られるしあがり
うむ、しかしまあこのディスティニープランも全てあの天才姉による
監督・脚本・演出によるものであるというそういう踊らされているかんじはあるね
ただ、それはひたすらに嫌悪するものではなくて
何かあるバイアスがあるものに自由を縛られたいという欲望を満たしているかと。
それらを糊代しているものが近親・精液・そして血液なのだろうねえ
それは「ハーレムもの」としては行き着いてしまった結論ではある。
プラスティック・メモリーズ 第10話 もう、パートナーじゃない △+
「社内恋愛禁止」とか未だに言っている会社があるんだろうかw
まあいざ駄目になっちゃった時の気まずさはハンパじゃないけどww
仮初めのパートナーとはいえコンスタンス君の有能さが何気によい
部署に一人はこういう落ち着いているのが欲しいのはわかる。
「お互いのため」ってのを越える関係性にするためにカヅキが
アイラに「そういう」仕事を振ってくるのが、先輩面で
しかもよく理解していて、意地悪でグッド。
「限られた時間でなあなあな関係を越える」ってのは「恋愛」が
有するとても素敵なことで、それはアニメーションのような
「芸術」に関わる分野でも同じようにそのことが要求されているわけで
そういう意味では当作品もその基本的なあり方に忠実であるともいえよう。
響け!ユーフォニアム 第10話 「まっすぐトランペット」 △++
オーディション(選別)
あれですね「先生」の側だけが一方的に生徒を選別するのではなくて
「生徒」の側からも指導者にもの申すってのがお年頃ってやつです
「完全服従」か「ガン無視」かどっちかになりがちな当今の若者事情にしては
珍しく攻撃的でかつ進歩的な態度だとおもいます。
麗奈のことをあげつらわれて、しかも「ふとん」でおふざけを始める部員に
苛つく滝先生がリアルだとおもいます、というかこの作品には高品質な
「不満」がありますよね、ゆるゆるな日々やあるいは降って湧いたような不幸しか
なくなったちかごろの作品事情ではきわめて貴重なアトモスピアーではある。
順序が前後するけど夏紀せんぱいの株がストップ高
こういう「実力による選別」ってのを個人の感情を越えて受け止めていけるのも
調度この年頃ではあるよね、そういう「若人」の生っぽい姿が瑞々しく描かれている。
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