意志のなかにいる

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「武田は滅びるぞ(キリッ)」 (アニメ感想)

2016-01-27 11:35:49 | アニメーション雑感2016 Q1








無彩限のファントム・ワールド 第3話  記憶コピペ作戦 △+











「橋のたもとで決闘」とか昔からよくあるシュチュエーションやね
単純に落ちたら危険とかいろいろ都合のよろしい場所ではある。
こうやってみていると「ファントム」が「危険物」っちゅーより
つまらない「日常」を打破する為に若人が生み出した「幻」のようにみえる。
戦闘シーンは「中二病でも恋がしたい!」ぐらいから京都アニメーションは
こういう感じで動かす感じかな、現代的にキャラクターが軽く、見栄えのするかんじ。
あれですね「過去の曖昧さ」と「今まさに創られている記憶」の強さの差異
6歳の記憶はかなーり曖昧ですよねえ、対して16歳ぐらいの初デートの記憶とか
かなーり鮮明ですわなあ、そういう「今」を切り取っているおはなしを
しているってことなんでしょうねえ、それは当作品だけでなく
他作品もだいたいそうなのだろうけど。

















僕だけがいない街 第3話  痣 △++!










29歳の「僕」が過去の状況を判断する時の冷静さですわな
その当時は「そう生きる」だけで手いっぱいだったのが
「過去」を語るとき、人に伝えうる客観性と、そして「残酷」を
ふくむことができるようになるというところ。
雛月を救う為の時間は限りなく少なくそれらを
一遍に解決するための関係性が彼女との間になかったけど
それを当話でだいぶん埋めたのが凄いね、それも「小学生」の
領分をはみ出さずにやってのいてる。
スポーツでちょっと活躍するとか、秘密の場所を共有するとか
そういうときめきが合目的的につかわれているうつくしさ。















だがしかし 第3話 
ブタメンとくるくるぼーゼリーと…/ボンタンアメとセブンネオンと… △+












そうですねえ「ブタメン」は「駄菓子」のような「軽食」のような
調度その間ぐらいの食品ですねえ、迷ったら「とんこつ」なのは
私も若い時分はそうだったので共感をおぼえますw
ボンタンアメとかセブンネオンとか食品を「包んでいる」ものに
対してのアプローチもよい、ただ無機質に包んでいるものも
遊び道具にする子供のような発想が柔軟でうらやましいね。
しかしまあほたるさんの「無防備さ」よなあ
普段から結構隙ありっ!、だけど駄菓子を説明する時と食べる時の
ある種のはしたなさがまあけしからんねえ
どんな娘も「スキ」がないとなかなか寄り付き難いからね
このおはなしはそういうハードルが漫画的に見事に取り払われた環境といえよう。















昭和元禄落語心中 第3話 ○











ナレーションそのものが「語り」としての価値が高いという異常事態なんで
過去話から目が離せないね、しかも「戦争」をはさんでしまっている
あの時期はたぶんすべてが「語りたい」ことになるだろう。
「別れ」が重いね、友との別れ、そして落語との別れ
それらが「あくび指南」とかを使って彩られるなまなましさに息をのむ。
菊さんが独りの時に落語を独唱するシーンもいよいよ寂しくて
そしておそらくそういう時に「芸」は深くなるのだろうと納得する。
「戦争」が終わった時の解放感と友との再会のうれしさは
まあそこは流石に言葉にならないわなあ
そして次の時代が始まるのです。
















機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第16話 「フミタン アドモス」 △++!












「暴動」をあつかう時の当邦におけるむつかしさよな
だがそれゆえに意義もあるわな、「日常」と「戦争」が
交差する境界線上の「非日常」なのだから。
その暴動も「煙」で隠すのが演出上のうまさと「残虐シーン」に対する
賢くてずるい解答やね、ただそれは僕たちが日ごろ受け入れている
「ニュース」がどれぐらい欺瞞に満ちているかということを教えてくれる。
今この場でおきている暴動と過去のシーンがクロスして進行するという
離れ業の演出、これはまあ「走馬燈」っすよね、その前借りと、執行
クーデリアがある種子供の時とかわらぬまま「理想」を宿していて
そしてそれを守ったという画、もたざるものが理想を守るのは
それの価値が真に尊いからで、「金さえあれば」とは対極のあり方やね。
とまあこんだけキャラクターに立ち入ってても死んでしまえば
「それはもうフミタンじゃない」ってことにある
その残酷さと理解不能さにはクーデリアならずとも呆然ともなろう。
















蒼の彼方のフォーリズム 第3話  ちょっと燃えてきただけ △+












「手身近なとこの強力なライバル」とか短くまとめるには都合がよい
全1プレーヤーらしく自信があってそこそこ傲慢なのが「敵役」のつとめというもの
今まで「直線」の動きが多かったのが「試合」を通して3Dになって
吸収することが増えまくるのがたのしいところだね
この「3D鬼ごっこ」が青春をかけるのに足りる遊戯であることは十分に理解できたかとおもう。
あとはまあ「ラヴ」っすよね、こいつを短い時間で納得のいく結果をだすこともまた
なかなかの離れ業で、むつかしいところではある、まあだからこそ面白いのだけど。







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