意志のなかにいる

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情勢を考慮して (アニメ感想)

2015-02-01 11:40:14 | アニメの感想2015年Season1








↑戦争・犯罪モノほとんど無理ぢゃん














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第15話  鳴子!真骨頂! △++










「関西弁の目立ちたがりキャラ」っていうのをとことん煮詰めたようなな
「こういうキャラ」ってのを出すのはいいけどそれをどう
「生かす(あるいは殺す)」かが問題なんだろうねえ。
「一瞬の花火になる」=「捨て石になる」って決断はまあ妥当と言えば妥当
反則スレスレなぐらいにギャラリーも巻き込んで、ぶいぶいいわしとったね
その一方で体は悲鳴をあげていて、視界ももううつろ、という正反対の状態の描写
鳴子の体型は「山」も攻めれるから「山もイケるスプリンター」っちゅう
勝負事としての納得がいく前提があり、それは調度この作品の華やかさと
スポーツものの地味なしんどさの両輪を同時に提示していたかと。














神様はじめました◎ 第3話 神様、黄泉におちる △(+)












あれやね、ふわっとした画風だからアレだけど
ペーペーの神様を「黄泉」に送るとか、明らかに殺しにかかってる。
あそこは国生みの伊弉諾(イザナギ)のような神様でも命からがら逃げ帰ったような
デンジャラスゾーンなんだよね、まあそういう場所でボディガードを
見つけるっていう寸法だ。こんな感じで奈々生ちゃんは明らかに
「不相応」なアブないこと自分でやろうとしたり、あるいは
押しつけられているってとこがあってそういうあぶなっかしさは
今時の情報がむやみに氾濫しているこざかしいご時世では貴重な個性
といえるのかもしれない、そして巴がいつもやきもきしてイライラ
してるのもまあ無理からぬことともいえよう。














夜ノヤッターマン 第3話 俺たちは天使じゃないけど天使のフリをする △++









この作品「スピンオフ」なんて言いながら「ぬるくない」よね
例えばガリナの「サイコロ」とかな、あれは毎回ロボットシャッフルする為の
「都合上」のものだったとおもうのだけど(本当にサイコロで決めていたかもだが)
今回はドロンボーと、そして自分達の運命を決めるための存在感のある
ガジェットに仕上がっていた。他にも口から次々と生み出されるロボット兵の
不気味さとか「負け」の爆発で脱出する賢さとか、「違う視点」ってのが
現代の技術でもって見事に表現されているといえよう。
それはただ単に「敵役を主人公にしました」ってだけで満足しているような
水増し作品とは志の高さがまったく違うわけで、そういうのに
「枯れてからの初心」のような魅力を感じるね
と、いいつつちゃんと「風呂」のシーンがあるというw
ただこの場合は風呂に入る必然性があり、かつライトが無い
「生っぽい」たのしみだったかと、これも「夜」の功徳かもねん。













冴えない彼女の育てかた 第3話 クライマックスはリテイクで △++










1度目は偶然、2度目は必然









「ヒロインが家族と旅行」とか膝をかっくんされたような展開
それをマトモに創作したこともない高校生が何かをしようとしたら
まあ、だいたいこうなるっていうことで、私も心あたりはありまくる
というか君の姿は僕に似すぎているw
それに対する英梨々・詩羽せんぱいのダメ出しもまた容赦なく
まあ創作者のモチベーションのコントロールってのは「基礎練習」みたいな
もので、目立たないけど大事なことって印象ではある。
ってここまでやって最後に肝心なシーンの「再演」とかやってみせるのが
とてもよくわかっていると思わされる。
あれだねその再演されたシーンも一生懸命練習した上でそれでも
「芝居になりきれない生っぽさ」的な魅力があったかと思う。
ある題材に不可分に接しながら決してそれ自体でない「創作活動」と
「いかにも」なヒロイン⇔「冴えない」ヒロイン達による
刺激的な物語がこの3話まででも充分にみてとれたとおもう。













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