意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!! (アニメ感想)

2014-06-08 21:25:00 | アニメの感想2014年 夏








ラブライブ! 2期 第9話 「心のメロディ」 ○









雪の日の描き方がすでに尋常ではない切実さでこの時点で
正座して視ないとアカンなと思わされるねえ
メンバーみんな緊張感とうまく付き合っていて、馴れてきているかんじ
希とえりちーがにこちゃんと一緒に行きましょってのは
「一遍はやっておきたかった」って感じがして、微笑ましいけど
「本当はもっといっぱいこういうことがしておきたかった」という
寂しさも感じられて、そういうところが一層心情をウェットにさせる
件のお邪魔な積雪は冗談だろ、と言いたいけど
半年前に異常な積雪があったからねえ、あの時は本当にこのぐらい酷かったからね
そういえばその時にラブライブのイベントがあったらしいが、本当だろうか
まあそんなワケで「下準備」の時点でかなり異常な盛り上がりである
「Snow halation」に関しては細かく見ると長くなるのでちょっと割愛
でもまあ何度も視聴しておくべきモノであるのは確か
「CG」的なところを指摘するのがもう大分難しくなっていて
「ライブ」の領分に達している凄さ麗しさ
イルミネーションの輝きに劣らずμ'sのみんなが輝いていたね、マジで
そういやもとから「やたらピカピカしたデザインだなあ」なんて最初は半分疑問で
視聴していたけど、今はその輝きがまさしく正しかったものであると確信している
いや、させられた















彼女がフラグをおられたら
第9話 「またいつか、こうしてみんな一緒にお祭りに行けるといいな」 △(+)











なんというか言葉とハナシを繋ぐために次から次へと「女の娘」と「設定」が
乱立するのが当世のラノベ事情と言ってもいいかもなあ
というよりこんだけ蕩尽しているのは流石にそうないのではなかろうか
そういうことがアニメーションで「できる」ということに一定の隔世の感はあるね
ある意味「消耗品」とも言えるけどここまでくるとそのカテゴリにすら収まらなくて
「そういう芸風」という領分にまで入り込んでいるのかもしれないねえ
さてそうまでして無くそうとしている「退屈・空虚」ってのは何だろうね
「最も安易な方法」をこれだけ詰め込んでくることの意味
「フラグが見える」=「絶望・退屈に負けそうになる」に対する療法
「アニマセラピー」ならぬ「アニメセラピー」といったところか。
















ピンポン THE ANIMATION 第9話  少し泣く ○











「漫画」のコマ割りをアニメーションにおとしこむ大胆さよな
一時期のシャフトとかがこういう見てる側を混乱のズンドコに落とす手法をよくやってた
そうやって試合のシーンを巻ながら本命のトイレにいるドラゴンと
卓球から足を洗ったアクマのやりとりに持ち込むというやり口
「勝つために」自分を殺してるドラゴン、「笑顔」を失ったスマイル
壊れた足を推してドラゴンとの戦いに望むペコ、そいつらを見に来たアクマ
誰を見ても泣けるね、わかりのいい「お涙ちょうだい」ってんじゃなく
勝負事に望む男達の悲哀、青春の涙だ。















僕らはみんな河合荘 第10話  ほっとけばいいのに △+









麻弓さんの下トークと城さんの変態トークが舌好調ですw
これ、(見た目は)きれいなおねーさんとある意味極まった人がやってるから
間がじゅうぶんに保たれているのね
「誰にでも優しい宇佐くん」に対する律っちゃんの態度が愛でたいね
分かり易い好意なのにそれが「みんなに優しい」ってなると紛らわしいわね
といってそういう性格じゃないと自分みたいな素っ気ない人間に構ってくれなさそうだし
とかそういうややこしい想いが「ほっとけばいいのに」の一言に集約されているとおもう
こういうデキのいいタイトルだとハナシがスッと理解できて助かる














蟲師 続章 第8話  風巻立つ ○










「視覚」に関する演出の凄さについては語るまでもなさそうで
今回は「聴覚」が揺さぶられた印象
波の音、鳥(のような蟲)の羽ばたき、口笛、蟲の這う音
そして最後の羽ばたきの大爆発
作品を視聴しているあいだ五感がちょっと鋭敏になっているような
そんな感覚がこの作品にはある
もともとちょっと暗い感じの画だから「ちゃんと」視ようとするし
キャラクターが訥々と語るから聞き耳を立てるわけで
そして「触れられない」モノについて語るおはなし、というわけ
一方で「嗅覚」「味覚」に関してはまるで存在しないかのような感じがあるね
これはないがしろにしているワケではなくてそういうのを断つことによって
他の感覚を鋭くする手法なんだと理解しています
あ、でも酒はいちばん最初のハナシで飲んでたな。

















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そのアニメは残酷 (アニメ... | トップ | ネタアニメがさいきんすくな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメの感想2014年 夏」カテゴリの最新記事