↑アウトブレイク・カンパニー
ブレイブウィッチーズ 第9話 ブレイクウィッチーズ △++
501より「撃墜」されているのがおおい気がするね、なんとなく。
そもそも当初のモチベーションが「偉大な姉のかわり」というとこで
それはまあなんとなく「ヒットしたストパンへの挑戦」ともとれるわけで
おそらくはかなりのバクチをはったストパンに対して
「2」がどう向き合って、「苦戦」しているかがひとつの見所になっているように
旧作を楽しんだ人間としてはみえるね。
特に決まりはないようにみえるけど「ウイッチ」のユニットは
スリーマンセル(3ばか)になりがちやね、1対1の深みと
他の1人がフォローにまわる完璧な機能だ。
しんどい状況で人間の本性が分かるって状況でのやりとり
ひかりが菅野にハッパかけてたねえ、このおはなしでは基本
「魔力」とか「戦闘」によってことを成すおはなしなのに
「言葉」によって道を切り開かざるをえないってのが「らしくない」ことを
やっているってことなのかもしれないね、でも響きよく聞こえたぞ。
でもまあ501の連中が顔をだすと「おっ」ってなるわな
今見ている連中への愛着とかつて愛でていた娘たちへの未練が
微妙に入り交じって、おっさんは複雑な気分になる。
ブブキ・ブランキ 星の巨人 第23話 星の巨人 △++
星の仔
東と礼央子さまの共闘ってことで、おそらくは当初のねらいを
果たしているかのようにみえるね「燃える」展開ってやつだ。
礼央子さまが中二的せりふをはくのも久しぶりよなあ
対してギーさんもそれに相応しくバカっぽくなってるね
でも彼は最後にいやみを言う
「自分のような悪がいなくなったら力を持てあましたおまえ達はどうするのか」、と
↑は私の随分と勝手な意訳だけど、そうしたら「終わる」のよね
逆に言えば「終わる」からこそこの強引な展開も「何とかなる」ってことだ
まあ「鉄の巨人に血をかよわせる」っていうコンセプトのこのおはなしは
そもそもに「豪腕」であったともいえるけど。
灼熱の卓球娘 第11話 合宿 △+
ここにきて「温泉回」、ここにきて「新キャラ」とか
もう2期やらないとおさまりつかない感じですわな、是非やっていただきたい。
「遮光」がきついけどここまできついのはひさしぶりだ
いやね、でもまあそこまでハダカ見たいってわけじゃないのね
ほんとに見たいものはちゃんと見せてもらっているしな。
「百合もの」として、「スポーツもの」としての距離感がばつぐんにいいね
百合ものとしてのなんとなくウェットでじめっとした感じがスポーツものとして
解消されているうつくしさがある、あるいはこういう「まんが」として
抽象度の高い画がいい方向に消化されているというか。
夏目友人帳 伍 第10話 塔子と滋 ○
塔子さんと滋さんのおはなし。
この夏目友人帳において(というかすべての漫画を対象としても)
とみにすぐれた人格のおふたりかとおもわれるね。
塔子さんがかわいらしいですねえ、こういう「歳」を越えた
何かが描き出せるのがまずはすごいことかとおもうね。
しかしまああれですねやっぱり「街」ではこの純粋さは維持できない
かとおもわれるますわなあ、片田舎のこの家だからこそ
保持できたようなそういう目立たないけどまれな事態が
目の前にあるのだとおもわれる。
このおはなしの何が異質かって妖怪がでてくることじゃなく
この藤原夫妻のことでしょう、という1話だったかと。
装神少女まとい 第11話 いってきます △++
のぞみ・ひかり
「決戦前夜」の登場人物、特に「親と子」の心の流れがすばらしいね
「決戦」が始ってしまうとそれにとりつかれてしまうから
こういうところで作り手側の力量がしれるというもの。
「ふつうの少女にセカイの運命を託す」って架空のおはなしにおいては
それこそ「ふつう」なのよね、そこを「背伸び」も「屈折」もすることなく
「ふつう」にやってきたのがまといであり、製作者のかたがたであろう。
でもまあその「ふつう」ってのは1クールに30も40も作品があって
ほとんどがたかだか10話程度で終わるっていうもはや「工業」のような
深夜アニメの状況のなかで、ってことを考えると
その中でこの「ふつう」さは「異常」であるともいえなくもないかもしれん。
響け!ユーフォニアム2 第11話 はつこいトランペット ○
ほら、高坂さんしばらく出番少なかったから、叫びだしちゃったよw
「自分がこんなに弱い人間だって、知らなかった」とか
恋してみないとわからないってのはあるわなあ。
でもこんな陳腐なせりふが目の前に鮮やかに甦ってるのがまずは凄いね
それに対する久美子の「傷つけたくなかったから」っていうのも同質やな。
まあ展開が陳腐とかゆうてもな、作品として質がブレなさが異常やね
ヤマともっと高いヤマしかないようなそういうとりつくシマのなさが
「特別」ってことなんだろうねえ。
文豪ストレイドッグス 第23話 羅生門と虎と最後の大君 △+
やつがれさんとスイムスイムってどっか似ているなあ。
さて、ギルド勢との最終決戦だけど
基本的には探偵社・ポートマフィア(日本)とギルド(アメリカ)の
2対1が基本なんだよね、サシでやってたのは
やつがれさんとホーソーン、乱歩とポーぐらいか。
いやべつに「抗争」なんだから卑怯だとか何とか言いたいわけではなく
海外勢に対するいわれもない高評価・低評価があるんじゃないかということで
いやまあ「適当な評価」なんかもしれないけど、本読みみたいな
知的志向者がそう簡単に評価を下していいのかという思いはある。
でもまあ強者に対してそれまで敵対していたモノが手を取り合う時の
リアリティってのはあるわな、そういう「闘争」っちゅう
少年誌的「方法論」がかつて「個人」を求めていた文壇を
ひとまとめにしているってのはあるかもしらん、善し悪し抜きで。
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