暦物語 第5話 こよみウインド 第6話 こよみツリー △+
風聞
どっちもJC(妹)とトークするのが半分で小障害を解決するのが半分。
テンポ良く解決するんで本当はこっちの方向性でやりたかったのでは
ないかと勘ぐりしてしまうとこだ。
なでこと火憐は「ちょっと足りない」キャラなのに方向性が違うのが
造型とトークのうまさよな、いくらでもオツムのよさげなキャラは
できるけど本当にクレバーな奴と馬鹿な奴はなかなかむつかしい。
貝木さんが「吸血鬼騒ぎが一段落したから馬鹿を引っかける為に噂を流した」
っちゅう件がいかにもというか、暇な馬鹿が問題起こすのよね。
逆に嫌がられてる木を「畏敬」にまですればいい、というのも
なかなか含蓄が深い、「性質」の問題ではなく「程度」の問題
という理解があるあたりが「何でも分かる」羽川らしいね。
ハイスコアガール 第2話 ROUND 2 △++
「ゲーム」をする為に、何駅も離れた街に行ったり
小学生で女の娘を自分の家につれこんだり、動機がはっきりしてる。
「潰れたゲーセンの幻」とかホラーを扱わせたらさすがに押切さんはうまい。
にしてもゲームってのは不思議のものよな、普通「友達」が
家に来たらそれなりのもてなしと、あれこれと世話をやかにゃならんのに
黙々とゲームをやって「じゃ、おいとまするわ」ってのが成立する
よっぽどの親友でもなきゃできないハードルがクリアされているという。
まあでもこの大野という「高嶺の花」が下界に降りてくるのに
「ゲーム」の魅力をもってそれを取りなすのが当作品の啓(あか)るさで
ピコピコ少年だった諸兄(あるいは諸姉)にはご理解できよう。
ぐらんぶる 第2話 水の中で △++
「前提としておかしい」人達に依頼してハチャメチャしてる内に
女の娘が来て「サイッテー」って言われるのが
まあいつもの「やりかた」ですわなあw
でもまあ部屋中をエロDVDで埋める人とかオタグッズで埋める人とか
大学にはいますわなあw
とまあ巫山戯ているけど水回りの指導は真面目なのがズルいやり方すね
「ガチ」でもなく「ただの集まり」でもない道をゆこうとしている
また「ラブコメ」としてもその押し引きが上等かとおもう。
はたらく細胞 第3話 インフルエンザ △+
「もともとは味方をゾンビ化して敵にする」とか一番嫌な敵ですよね
さすがに人類を一番たくさん殺してる病気のひとつだけはあるかと。
と、同時に今まで「白血球」だけで対処していたとこに免疫関係の
方々がほぼフル動員されているのが事態の重さかとおもう。
「頼れる先輩も昔は貧弱ゥ」だったとか実際の「カラダ」では
もの凄いスピードで代替わりが起きているのだろうけどね
ここでは人間社会の速度に併せて演出している、ということだ。
オチが「型番」が変わったらまた戦闘開始っちゅうエンドレスバトルってのが
まあリアルな「働く細胞」ってことなんだろうね
現実の細胞は文句を言わないから。
あそびあそばせ 第3話 絶対に負けられない戦い/操り人形/命懸け △++
「ありふれた遊戯を罰則を高額にして愉しむ」っていう基本的な「あそび」
やってるね、まさしく「暇人のろくでもない行為」ってやつだ。
「賭け事とか良くないと思う」って人はいますわな
逆に普段はおとなしいのにノリノリの人もいて、人格が出る。
「顧問の先生」って漫画だとただのお飾りの人ってのがいるね
ただ、当作品はその「当たり障りの無さ」を逆利用して遊んでる
自分の無さが「アカウント乗っ取り」という形で表現されてるのが
現代的というかなんというか。
「くつなげ」のエスカレートぶりが秀逸だねえ
文化系の「なよっと」したところからスタートして
オチの自転車高速ダイブプレイまでの加速ぶりがお見事で
アニメーションとしても十分な見物だったかとおもう
部長は犠牲になったのだw
ちおちゃんの通学路
第3話 ブラッディ・バタフライ・エフェクト②/カバディー・フォー △+
蝶々のゆくえ
あっさりネタばらししたのがまあちおちゃんらしいというか
このまま言い出さないと壮大なホラばなしになりそうではあったね。
にしても大空さんと小山さんの声質の違いだけで面白いわなあw
「カバディ」っちゅうととりあえずこの単語を出すだけで場が持つわな
それをガチでやりだすのが「あそび」ってことですわ。
実際にやってみるとゲームの奥深さが分かるってのがスポーツらしいね
と、同時に帰宅部みたいな運動とは縁が無い人の感想ではある
オチが「百合」的にオトされるというのは「ガチ勢」的な
攻撃的な方向性とは違う話の決着の付け方で、ここ10年ぐらいで
主流になったやり方ではあるね。