ふらいんぐうぃっち 第6話 おかしなおかし △+
魔法使い、はじめました
「重力」の扱い方はアニメーションのキモのひとつで
魂を束縛するぐらい重かったり、あるいは全く無かったり
要は取り扱い方ひとつで負担にも重さになるわけで
当作品においては「さらっと」処理がなされているね
「簡単」ではなくて「当たり前」としてのそれ。
「魔女になりたい!」っちゅう小学生の職業選択に適応すると
調度こんな感じかもしれんね、笑ってみていてもいいけれど
ほんじゃあアンタの職業選択にはこういう「楽観性」が
全くなかったんか、というとどれぐらいの人がそれを打ち消せるぐらいの
「真剣さ」があったかということになろう。
さて今回の魔法は「泣き上戸・笑い上戸」ってかんじで「感情」を
コントロールするってとこで、簡単そうで深いあたりが
茜さんが優秀な魔法使いであることのあかしなんだろう。
考えてみるとこれを「喜び」とか「怒り」の方にもっていけば
それは現実には「ドラッグ」的にみんなが
高い報酬を払って手に入れようとするものだから
逆に「おかし」はそれが最もリスクが低く手に入る媒介だということだ。
魔法つかいプリキュア!
第15話 「ハチャメチャ大混乱!はーちゃん七変化!」 △+
「プリキュア」は結構な割合で「子連れ狼」的に
「赤ちゃん」をつれてますよね、それが作品にどう影響を与えるかは
みなさんよく知っているところで。
はーちゃんがやったことは「魔法つかい」としてナシマホウ界で
抑圧されている魔法使いのストレス発散ともとれるわけで
そう考えると、ただ叱りつけるのはスジが悪いとなるね
互いの悪いところを持ち出すのがよい教育だとおもう。
あとはまあ「プリキュア」だけ「変身」するのもちょっと
うらやましかったのかもな、はーちゃんも女の娘ですもの。
Re:ゼロから始める異世界生活
第7話 ナツキ・スバルのリスタート △++!
タイトルが意義深いね、今まではたぶん「客人」としての「やり直し」で
そして事情を知った今は「ナツキ・スバル」としての道を逝く―というところか。
「2つで1つ」の姉妹というハードルがようやく分かったわけで
その姉妹の結びつきの強さがこれでもかってぐらい抉られたねえ
なにせ「殺される」ほどなのだから、その憤りが凄いね
殺される側も、殺す側も、血を吐くような好演だわさ。
すごいのは「こういう設定」だからこそ件の姉妹のどっちかが欠けた状態を
両方時間差無く描くことができるわけで、それは「BAD END」が当たり前の
アドベンチャーゲームにおけるなんというか諦念というか
そうやってプレイヤーを追い詰めてくる手法みたいなので
ココロを動かすやり方ではあるね、もちろん素人は使用禁止だ。