ばくおん!! 第5話 つーりんぐ!! △+
時速200kmのセカイ
「スピード自慢」とか、ワルですわ~w
なんだろうね、「バイク」っちゅう媒介を介在させることによって
この「いかにもな萌え」が特殊な色合いを持つというか
まあ「たのしいつくりもののばしょ」になるというか、そんな感じ。
自分の愛機を相手にソーププレイですか、事前に
「バイクの排気量は男のアレの大きさの象徴」とかってくだりを
覚えておくと、随分意味深なことになるね
フワッとしてるけど突然男共の欲望が目の前に現前するのよね
そういうアクセル⇔ブレーキ感。
ハンドレッド 第5話 イミテーション・ガール △(+)
「お約束」と「後付け」がドミノのようにつぎつぎと生成する
その律儀さ加減が半端じゃないね、なにか「呪い」なんじゃないのか
とおもわんばかりだ。ここまで「既定路線」だと
見ている側もどうすればいいのやら、まあ楽しめばいいのだけど
この「お約束」の裏ではいーっぱい無辜の人達が死んでいって
いるわけで、そういう条件を付与するとなんか怖いね
でもよく考えるとボク達だって人の不幸を人ごとのように
受け取りながら、明日の我が身を知らず、生きているわけで。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
第5話 転生すればワンチャンあると思った? △+
「転生すれば事態が変わるかもしれない」とかアコの本領発揮やね
ルシアンもそれを受けて、腹をくくって「一緒に地獄に堕ちよう」だ
そのあたりの男女関係のどろっとしたところを「ネトゲ」を介して
実に上手く処理してるよね、なまなましいけど架空の創作物として
見やすいっていううまいあり方が提示できているかとおもう。
割り込んできたセッテもうまい造形だよね、「カタコトで、初心者」
それはアコがかつて占めてきたポジションだ、そこにかぶせてきた。
そういう「ソフト修羅場」とそのまわりの設定のつよさが
「ネトゲ設定もの」とマッチしているかと
で、「仮構のおはなし」してはアコのママやシュヴァインさんのように
「周りの理解」があることが救いやね、「リアル」はあっという間に
「友達」や「肉親」を「見捨てる」んで、結局は「人間」だよなあ
それで天国にも地獄にもなる。
文豪ストレイドッグス 第5話 Murder on D Street △(+)
「答え」が先にあってそれを「知っている」ものの
得意顔の解答のさかしさよなあ。
でもまあ「小説は人の感情を描くモノ病」に
とりつかれている当邦においてはじめて
「理知」が支配している「推理小説」が導入された時の衝撃というのはあったかもな。
これは今でも中学生が初めて推理小説に触れたときの
かぶれようにおいて引き継がれているといえよう(勿論ボクもそうだったw)
まあでも、やがて「現実」のややこしさにもかぶれだして
そういう「本格」的なつくりもののセカイにも飽きるんだけど
そうしたらどうなるんだろうね、つまらないオトナになるか
あるいは―「異能者バトル」なんかねえ。
キズナイーバー
第5話 ひゃっほい、合宿だぁ!鹿のフン踏んで枕投げしてゴーゴー! △++
ふつうに仲が深くなってるね、そのさじ加減に妙がある
もちろん「リアル」だと「合宿」とかをもうけてもそこまでねんごろに
なることはないだろうけど、時間をかけたり「幸運」があれば
成立するかもしれない「関係性」だ、それがアニメーション的に
ちょっぱやで成立している快感があるかもな
「痛み」も「いろいろある」わけで「ココロの痛み」だぁって
青春しとりまんなあ、でもまあこの「キズナイーバー」っちゅう
無茶振りのおかげで、自身の羞恥心にかかずらわることなく
楽しく視聴できるね、それとも今後は彼等と私たちモニタのむこうの
アミーゴも「ココロ」をかよわすのだろうか。
にしても「女子高生」ってのはあれだよな
カラダは突出してエロくなるのに、周りや自身のココロが
うまくついていっていないよねえ、その不均衡さやあやうさもまた
魅力なんだろうが。
ハイスクール・フリート 第5話 武蔵でピンチ! △+
「思考過程がふっとばされて結論だけを下される」とかおっかないねえ
「冷静にキレている状態」が維持されているわけで
おおよそ相手にしたくない相手ではある
がんがん砲撃してくる武蔵に対して後手後手に回っているとこが
「専守防衛」側を的確に描いているかと。
みんな「逃げ回ればいいじゃん」って考えてるから、こっちも「抵抗」できて
逃げるのとただ逃げまわることの難易度の差を考慮にいれていないわけだ
今回に限らず「女の娘いっぱい学園もの」としても上質に描いていながら
ただこの1点「思考過程喪失病」で「海戦もの」として成立しているね
剣呑だけどもともと「海兵」ってのは有能な連中なんで
「無謀」なことはあんまりせんのよね、それこそ「狂って」ない限りは
それが個人か国かは問わないけど。