クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第1話 堕とされた皇女 △+
「水樹奈々主演のアニメ」ってそれだけで「いびつな形」に
なる所がありますよねえ、彼女に歌い、踊らせ、そして喘がせる
そのことに傾注せざるをえないようなそんな状態になる
まあ、「パズルのピース」のように扱えない人なんてほとんど例外的だから
むしろそのことを逆利用することこそが「正当」なやり方なんだろうねえ
「魔術」と「ロボ」、「スポーツ」と「実戦」、そして「尊敬」と「剥奪」
っちゅう「天国と地獄」がクッキリと今時珍しいぐらい真面目に提示されていて
「とりあえず見ておくか」ってなるね、冒頭部としてはそれで充分だろうしね
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第1話 遺体あつめる皇女 △+
こっちの「姫君」も丁重に扱われている御様子やね
可憐で世間知らずで不器用で真面目で、そういう娘が「世間」に
揉まれてたくましくなっていく姿を臨むたのしさがある
今回は「詠唱」っちゅうファンタジー要素を取り扱って
しかもそれが「悠長」で「他者に依存している」という弱点に
対して立ち向かっていくというところ、まあ理にかなっていて堅牢なはなしづくり。
「試練」はあるけれどそれに立ち向かう時に周りの人達がしっかり
支えてくれるのが白チャイカの幸運なんだろうねえ
キッチリ厳しいところもある世界観を描いているからこそ
「トール達との旅路」がいかに望ましいものであるかが分かるってところだ
やっぱ「人間」っすよね、それ次第で天国にも地獄にもなる
SHIROBAKO 第1話 明日に向かって、えくそだすっ! △++
「ドーナツの穴から見える今(青春)ってのを上等に描くこと」
ってのはまさに今までのP.A.WORKSさんの生業みたいなテーマだったのだけど
それを冒頭部で済ましてしまう迅速さがまずは軽い驚きとともに
「これから何をやるのか」とか「社会人の時間の進みの速さ」を提示しているようで
そこから現代社会のシンボル、そう「車」にもっていくところが「正確」だとおもう。
「登場人物」に「名前・役職」のルビがふられて「説明」されているところに
「名刺」的な役割があって、逆にいえば「そうでないと名前すら覚えてもらえない」
という事態があって、いかにも「社会のほんの1ピース」という印象
とりあえず私は原画の絵麻ちゃんがお気に入りです、なんとなく美海の面影があるしな!
それにしても今期は30も40も諸作品がある中「アニメに関するアニメ」なんて
実に面白い試みをやってるよねえとおもう。
そういうのが「アニメの製作」が「当たり前」になってしまった老舗の製作会社でなく
「そうなりつつある」新進気鋭の富山の会社から提示されるのもまた面白い。
ガールフレンド(仮) 第1話 はじめての約束 △(+)
なんだろうね、この「何をすればいいのやら」感w
それをとりあえず「センター」と「人気者」あとは大量のキャストで
埋めていくってのはまさしくはやりな手法ではあるね
ピカピカ・ぷにぷにでおっぱいぼーんな女の娘に人気のある声優さんつけるとか
そのあたりの徹底した媚び媚びっぷりがいっそ清々しいね
「男っ気」が一切ないのでつまりヤマもオチもなくゆりゆりして
2人の今日が終わる、といったかんじに終始しそうではある
まあ「そういうの」を愛でるぐらいの余裕は当方にはあるけど
こんだけ大量の作品が凌ぎを削っている状態である意味すごいよねえ