意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

さあ、楽しいアニメの時間だ(アニメ感想

2007-07-03 05:17:13 | アニメ感想(07・08・09年)
のだめカンタービレ(総括 。


はたして「のだめ」を見て「音楽」を
始めようとした人がどれぐらいいるのだろうか。
(ハチクロで美術でもいいけど

たとえば「ヒカルの碁」を見たらじぶんも
打ってみたくなるけど、「テニスの王子様」を
みてテニスをやりたくはならない(はず)

それは多分「主人公の成長」ってところに
かかっている、と思われる。
「ヒカ碁」にはそれがあって、トンデモテニス
にはそれがないわけだ。

勿論、「のだめ」はテニスよりはずいぶん
「あたまのいい」処置はなされているけど
「のだめ」にしろ「千秋」にしろ圧倒的な
基礎スペックがあって(つまり才能ね
始めてあんなパフォーマンスを為しているのだ。

で、その話しにバランスをとるための重しが
「ちょっとめぐまれない境遇」であって
「このおはなし」がはじまって(ふたりが
出会って)ミュージック ウィル ビー オーライ
とあいなるわけね。

このお話を見ているとき終始気分がよかったのを
思い出す。いやみが本当にないのだ。
その上クラシック音楽なんか「実際に」流されるから
もはや心地よいどころか陶然となってしまいかねない。
でも、音楽を聞き入っている時ってそんなものかも
しれないな、と思った。ただただ幸せな時間。



この青空に約束を-~ようこそつぐみ寮へ~(総括


あんまり感想が無い

いっこ致命的な欠陥。
この話は「期限付き」の話しなのだけど
各キャラクターを前後編であつかうオムニバス形式に
してしまったため時間が前後しちまって
逼迫感が失われてしまったというところ。
それぐらいか、言いたいことは。



セイントオクトーバー(総括


クルツ社長がこれを視聴するモチベーションに
なってたよなあ。

「悪役」っていうのをひさしぶりに見た気がする
わがままで、傲慢で、とぼけてて、子供っぽくて
そして残酷。

うーんあとは耽美さを抜いたローゼンメイデン
と言ったらお仕舞いなのかねえ。よくできてるけど
心に残らない、コナミが関わるアニメはそんなのが
多い気がする、「アムドライバー」って皆さん
覚えてますか?



英國戀物語エマ 第二幕 (総括 。


「メイドもの」から「恋愛もの」に
変遷していった件。

・・・というのは殆ど必然のはなしで
いくら重厚なヴィクトリアンな世界を
構築していても「メイド」のあれやこれや
だけで話しを紡いでいくのは無理がありすぎよう。
(原作開始当初はもしかするとそういう
コンセプトだったのかもしれない

しかし、話にモチベーションをあたえるのが
「恋愛」っていうのもやっぱりゆかしいな
とも思う、・・・まあ人類の永遠のテーマだけどさ。

しかしのしかし、やっぱりこの「エマ」の
魅力はメイドとしてのこまごとした「仕事」に
あると言いたい。

スコーンを運んできたり

被服の手伝いをしたり

水をはこんだり

坊ちゃまのために木に登ったり

そういうところに何とも言えぬいとおしさを
感じる。断じて「萌え」では無い無い無い。
「二幕」だとそういうシーンが減ってしまったのは
悲しいことだった。

コメント
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