僅かばかりの、お菓子や、食べ物を、贈るとき、謙遜して「ほんのお口汚しですが」と、言葉を添える。
自分で食べてみて、チョコレート一個でも、口の中が汚れている。
沢山おまんじゅう食べても、汚れるのは同じ。
甘いものや、にんにくの入ったものを、食べたら歯磨きや、口をすすいだりする手間がかかる。
口の中や、歯を清潔にする、ひと手間を、相手に かけさすことを詫びての気遣いから、こんな言葉が出たのか。
口が汚れても良いから、おいしいもの送ってください。
おりから、お中元の季節だ。
候補者は、選挙戦で相手の候補をけなして、舌戦で、口を汚さないように。
選挙カーが、すれ違う時に、相手の候補にエールを送っているが、ライバル候補の健闘をたたえるのは、儀礼の言葉か。マナーか。 本心ではないよね。
ばら、横の構図にするとこんな具合か。
粗末ですが--、お口汚しですが、ですね。親しい方には美味しいからどうぞで良いと思いますよ。
親しい人には、これ美味しかったので、おすそわけで 少しですが持って来ました。食べてみて。ですね。
相手も、お持たせですが、早速、一緒に頂きましょう。と言うことに。
お土産も、何も持たずに、手ぶらで訪問する時もあります。
そういう時に限って、逆にごちそうになって帰ることになるのです。