ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

貧者の一灯

2011年03月30日 | ときに思うこと。
何とか、世間の人のように義捐金を出したいと願っていましたが、年金暮らしで電気代にも事欠く身で難しい。
何週間か前に買っておいたロト6を思い出し宝くじ売り場で調べて貰うと、なんと当たっていました。
早速、郵便局へ行き全額日本赤十字社へ振り込みました。
振込窓口さん、わずかのことでお手数でした。

ペット霊園の被害

2011年03月28日 | 日常・身の回り
五年前にに亡くなった愛犬「モナ」は、ペット霊園に祀って貰っている。
毎年春と秋に法要がある。祭壇にお骨と写真を置いて貰って半年ごとに更新している。
昨日その法要で行ってきた。
先日の地震で、犬猫のペットの祭壇の棚が大揺れで、沢山落ちて散乱した。
壊れたものは、霊園で廃棄した。名前の書いてあるものは、元の棚に戻されていて、わが愛犬のは無事だった。
お供えするお茶の茶碗は、どれがどれだか不明で一緒にかごに入っていた。
棚の上の方はほとんどが、崩落していたが、下の段だったので写真額が割れることもなかった。
そんなわけで、お焼香して帰って来た。家族として飼っていたので、永くこの霊園に置いてもらうつもりだ。
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今度の地震で犠牲になられた多くの方々には衷心よりお悔やみ申し上げご冥福をお祈り申し上げます。
同じく家族同様の、小動物も多く津波に流されたことだ。
中には、犬を置いてきたと、戻って行方不明になってしまわれた方もあると聞く。
想定外の、大津波は壊滅的な大被害をもたらし、棚から物が落ちたくらいのことはなんとでもなる。
日本中が心を一つにして、一日も早く復興できるようにと念じる。


沼の春

2011年03月26日 | 歩く、歩く。
昨日は、いつものように沼の遊歩道を行った。
余震に毎日見舞われると、体が地震でもないのに揺れているような気になる。
これは、船酔いや車酔いと同じ耳の三半規管の具合が狂って起こる症状らしい。
地震酔いということだ。
家にいて座ったり椅子に腰かけているとき、尻から体にかけて地震に揺れている感じがする。
地震の揺れと、体が感じるのと区別がつかない。
これは、症状がひどくなると困ると、外に出て風に吹かれることにした。
少し肌に寒いが、春風を受けて歩いた。
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きらきら輝く手賀沼
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ミツマタの木の花
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辛夷の木の下で読書する女子
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これ紫モクレンなのか、こぶしなのか。
画像は、クリックして大きくしてご覧ください。


発電三兄弟。

2011年03月24日 | 不思議ニッポン
俺たち、三人兄弟なんだ。
長男は、水力太郎。次男は火力次郎。そして俺は原子三郎。
三兄弟で、日本の電力のために、長年頑張って来たんだ。
そして末っ子のおれのお蔭で日本の産業経済を大きく支えてきたのだ。
産業だって家庭だって電力不足の心配無く今日まで成長したんだ。
一体誰のお影でここまで来たと思っているんだよ。
家庭はオール電化か、かかあ殿下知らないが、みんな電気がやってくれる。
家事一切を電気任せで、ずいぶん昔に比べれば自由な時間が捻出で来たんじゃないか。
何でもスイッチ一つで、皿洗いまでやって、自動と言うのが当たり前と思っていたんじゃないか。
ドアの前に立てば、スーと開いてよ、手で開けるなんて考えもしなかったろう。
3・11になって、やっと電気の有難味がわかっただろうよ。
停電で、節電で、何もかも十分にいかない世界になって、よーく考えろよ。
言いたかないが、原子三郎生んだのは誰だ。
絶対に安全とは、俺だって思っていなかった。
今度の地震で腹の中から噴き出た放射能は、俺を生んだ親に噴きかかった。
そろそろ俺も反抗期だ。水をかけて頭冷やすのはどっちなんだ。
みんなに迷惑かけて悪いと思うが、熱が冷めて体調が戻ったら、今度こそ安全第一で仲良くやろうよ。
俺のこと命がけでなだめてくれてる皆に、感謝しろよ。
あばよ!!だ。


雨の春分の日

2011年03月21日 | 日常・身の回り
冷たい雨の春分の日になりました。
被災地はこの雨で困難が増していることと思います。
大地震で、ブログ少しお休みしますと、お知らせしましたが余震が続く毎日、不安で、やはり世間様と少しでも繋がっていたいと、なんとなく記事を更新しています。
庭のピンクの椿のつぼみが、一斉に開いて咲き始め雨に濡れています。
雨だからと言って、家に引きこもっている贅沢をお許し下さい。
水晶玉のような、しずくがポトリポトリと落ちるのをじっと眺めているばかりです。
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春雨のしずく一滴も、大津波も同じ水なのに、ある時は人の涙になって頬をつたうのです。
これが水の正体です。
人間は、水がなくては生きられないのに、方や水に襲われるのです。
原子炉を冷やすのに多量の水をぶっかけ、なければならない。さてさて。

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雨に打たれる椿。
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今夕も大きな地震

2011年03月19日 | 日常・身の回り
このあたり、震度5弱から、震度4.
ぐらっときて、ゆさゆさ、11日と同じくらいと、一瞬ひやっとしたが、そうでもなくおさまった。
地震速報が出て、すぐに揺れる。
夜と言わず昼と言わず、余震が続く毎日。
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3月11日あの時間、手賀沼の遊歩道をいつものように散歩していた。
突然、ぐらっときて、大地が揺れだし、道が左右にぶれて歩けない。
そばの桜の木の幹に、しがみつく。こんな体験は生涯初めてだ。
ずいぶん長く続いたように感じたが、すぐに携帯で家に電話すると「怖いよう、早く帰ってきて」。
浮くような足取りで、家に向かう。
地震の瞬間、50っ羽ほどの水鳥がバタバタと一斉に飛び立つ。
地震の前に、成田空港へ向かって飛んできたANAの機影を見ていたが、直後引き返し上空を旋回して戻って来た。
成田の着陸許可が出ないのか。後で知ったが、空港が閉鎖されたのだ。名古屋か、関空に行ったのであろう。
さて家に戻ると、まだ揺れている。前の家の車が滑るように左右に動いている。
被害はないように見えたが、食器棚の茶わん蒸しのふたが一個落ちて割れたとのこと。しかし下の扉を引くと、どっとなだれを打って、皿が飛び出し一度に数枚真っ二つ割れた。更に大きなガラスのサラダの鉢が飛び出しこれも見事に割れた。
幸い怪我はなくて良かった。
二階へ上がると書棚の本が飛び出し散乱している。書棚の上の小さな額や、こけし人形など何体も落ちて、畳の上はこけたこけしや、ダルマで埋まっている。
そのご、人形は皆さん、横たわっているので、余震でも落ちないでいる。
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いつもっと大きな地震が来るか、心配だが布団をかぶって寝る。