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七五三のお祝い

2006年11月15日 | 美しい・・国・心・伝統文化

七五三のお祝いは、日本の伝統文化の一つ、七五三に限らず人生の通過儀礼は皆、日本の伝統の継承として意義あるものです。

生まれて、お宮参り。3歳、5歳、7歳と七五三祝い。京都関西方面での十三参り。 二十歳で成人のお祝い。

特に、お宮参りや、七五三は幼少の子供の無事に育つことを願っての厄払いの祈願。

特に、この節 子供達の安全が脅かされている時代。

虐待、いじめ、自殺、事故と ご難つづきにある子供達。

元来、日本は子供を大切にしてきた。 猫可愛がりでなく、厳しくとも成人して自立できるように手塩にかけて育てた。

「子は宝」と言う。天からの授かりものという考えに象徴される。

子供は、親の所有物ではない。

一方、「親はなくとも、子は育つ」と言う。これは子沢山で親が十分に手をかけられない時、子供達兄弟姉妹が協力して弟や妹の面倒を見ながら育つ事を言う。

虐待したり、自分の欲望のために殺したりするような親はないほうが良い。ひどい世の中になったものだと嘆いてもしょうがない。

日本のどこかで大きく歯車が狂ったのを、日本の伝統に基づいて是正しなければならない。

七五三などのお祝い事は、金がかかる。今風の合理主義に反するかも知れない。

しかし、親の為の七五三祝いでない。ささやかでも、子供達の無事と健康を祈り、立派に成長をする事を、神仏に祈願するだけの愛情を注いで欲しい。

日本の伝統の通過儀礼は、それぞれ深い意味があってのこと、おろそかにしないで、きちんと人生の節目を付けて子供達を不幸な事件に巻き込まれないよう皆して祈りたいものである。


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