生物の発達過程は多種多様である。生きるために発達し、死ぬために発達する。胎生の生物は母胎の中である程度までの成長を約束される。外界に出でるトキに捕食のターゲットとされない程度に。現代の霊長類ヒト科にはこの世界の扉を開いたトキ、遭遇する外敵は非常に少ない。サバンナで産み落とされる多元種のようにすぐに立ち上がる事を要求されない環境を保証されている。それは一種の環境適応能力でもある。
一つの種でも持っ . . . 本文を読む
これはパラドックスです(基本的にこの手の記事は自戒です)。
子どもが不安定だと、親も不安定になる。親が不安定だと、子どもも不安定になる。言い換えると、子どもが安定してくると、親も安定しだす。親が安定していると、子どもも安定する。帰納法ではあるが、ある意味真である。親が持っている道徳的観念は、核家族化社会においては幼児にとってかなり濃度の高い道徳的規律として世襲される。内界と外界の相違を認識できる . . . 本文を読む
これはパラドックスです。
以前にアングロサクソンと日本人の人生の違い、についてちょっとだけ触れましたが、下記書物から引用させて頂いています(ワタシが今までに読んだ書物の中でもとても大きな影響をうけた書物です)。「菊と刀(The Chrysanthemum and the Sword)」:Ruth Benedict著
他の外国人著者の日本人を書したモノの中でも数多く言われていることなのですが、“ . . . 本文を読む
春の風に潔く舞い散る櫻の花弁に込めるココロ野に咲く一輪の菫に感じるココロ夏の夜の田毎の月に願うココロ秋に鳴く蟲の音色に聞き惚れるココロ冬の朝に霜が降りる木々に見るココロ
社会という土壌に深く根を張ってしまったヒトにとっては、感じなくなったもの。ヒトはいつの間にか行動に対して意味を求めるようになってきている。「ちゅーりっぷ、きれいね」「わんちゃん、かわいいね」
ヒトは小さなトキには“ふつう”に言 . . . 本文を読む
実態を言語化しようと試みたトキ、事象は陳腐化する。視覚と聴覚を遮断してみたトキ、ヒトは世界の切り取り方を再確認するのかも知れない。潜在意識の顕在化を幻聴や幻覚と定義するなら、ヒトは幻の世界で生きている。閉じた系の中に開いた系が存在し、開いた系の中に閉じた系が存在する。世界は摩天楼に架かる一筋のロープを渡るヤジロベエ。一つの物質の中で均衡をとり、ヒトと交わり均衡をとり、コミュニティにおける均衡をとり . . . 本文を読む
戦ぐ木々の合間を縫って、空を舞う白い鱗波と粒子で構成される世界で異彩を放つそれは光という名の放射線によって形成される一つの個性幾千万の波のスペクトル上に、その色は存在しない256^3
色素の色と物質の色は異なる差し込む放射線の周波数でも舞い散る龍の鱗は、年々白くなってゆく0:12:0:0 → 0:4:0:0シーリングライトのサーモスタッド気圏のパーティクル鱗のクロマ鮮新統のノウリッシュメントファ . . . 本文を読む
ワタシの頭の中のジョウシキは、ワタシにだけ通用する秩序でしかなかったりする。それは、一部世間で言われている“定型”、“非定型”に関連するモノではなく、普遍的にワタシの世界を構築する核(core)であり、ワタシの世界を狭くするベルリンの壁(Berliner Mauer)でもある。メルセデス(Mercedes-Benz)を乗り回すヒトから見れば、トラバント(Trabant)で紫煙を吐き出す姿は滑稽に見 . . . 本文を読む