下地が完了したサイドカーを塗装ブースに搬入した。
因みに我社のブースは上からの圧送式。
天井から送風し、床からブース内の塗装ミストを引いて排出する構造だ。
引く力は天井からの送風より少し弱く、中は1気圧より若干高い気圧に保たれている。
何故そうじゃないといけないのかは知らぬ。
何しろそうなのだ。
吹付が始まる。
この中での作業中は完全防護服に着替える。もちろん監督署の指導だ。
風を通さないウインドブレーカー生地で全身を覆う。
口元は防毒マスク。手にはビニール手袋。飛沫を防ぐ眼鏡も着用だ。
そもそも、塗装ブースの設置を監督署が指導するのは、作業員の健康のためである。
塗面への防塵対策などではないのだ。
高額な設備は必要だし、健康被害を考慮しなければいけない作業だし、
おまけに、
相次ぐ値上げで材料費は高騰、かといって塗装料金はずっと値上げしてないし、
工場は大変なのだ。
「塗装代が高い!」などと言わないでほしいと思う、今日この頃である。
途中からなぜか愚痴になってしまった・・・
いつも当社を応援いただき、有難うございます。
最後まで読んでもらったついでに、
↓クリックしてもらえれば、さらにうれしいです。
にほんブログ村
ブログで晒し者にして良いです。帰社の塗装技術の確かさのアピールに我が愛車を提供します。
是非、サンプルに使って下さい。
サンプルって、タダですよね~?
お金下さい。