金曜日の早朝、鳥栖店に社員全員集合。
一路、湯前を目指します。
高速に乗ってすぐぐらいに雨がポツポツと。
ちぇ。
天気予報通りとはいえ、これは厄介だぞ。
現地についたら、雨脚が余計に強くなります。
おーい、買い出し班。全員分の合羽も買ってこい。
本来は、役場の方が今日のうちにテントまで設営するはずでしたが、この雨で断念。
屋台村などの準備は、明日早朝からの変更を余儀なくされます。
でも、サイトだけは今日のうちにやっとかんと、洒落にならんぞ。
「よし、やりましょう。」(皆)
サイトの小間割は平田担当。
ちゃんと皆を指示して手際よくやってしまえよ。寒くてかなわん。
ただ、どうしても現地合わせなので、予定していた小間数がとれません。
「どうしましょう。」(平田)
しかたない。ファイアー場まで使えば何とかなるさ。
上の炊事棟では、食べ物担当の中園と、経理担当重役が野菜などの準備です。
そうこうするうち、下の連中が上がってきます。
「うー、寒かあー。」
よしよし、お前らとっとと温泉に入って、体あっためて来い。
今日出来る分はだいたいこんなもんやろ。
実はこの日、打ち合わせを兼ねて、湯前町の職員の方が、この炊事棟で懇親会を予定して下さってるんです。
しかも、すべて職員の方々の手作りのおもてなしなんですよ。
もー、恐縮するったらありゃしない。
これは、この地方の伝統料理『骨かじり』
豚骨を何時間もかけて煮て、骨に残った肉をかじると言うもの。
ほほう。
で、作法は?
「両手でむんずと持って、がぶりと。」
なるほど。
んじゃ、
ガブリ。
んまい!
「癖になる味でしょ。」
なるなる。
ガブリ。
こっちは竹筒に山菜の混ぜご飯を入れて炊く『竹ご飯』
「炊きあがりました。これも食べてみて下さい。」
どれどれ。
うめー!
「うーん、ちょっと硬かったかな。」(湯前町課長)
どこが?
何、クレームつけてるんですか、課長。完璧ですって。
この他にも、近くに自生しているタラの芽やコゴミを摘んできて、てんぷらにしてもらったり。
さらに、山菜などの煮物、手作りの味噌豆腐、デザート類にいたるまで、皆さんが、ご自宅で作ってこられた料理をタッパーに入れて持ち寄られ、
「これ、食べてみて下さい。」
うまいっすね。
こんなに心のこもった懇親会って、あんまり経験ないなあ。
どれもこれも、ぜーんぶ美味しかったです。
よーし、明日からがんばるぞー。
って、完全に二日酔いになりましたけどね。
ランキング参加中です。↓クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村