タイリクバラタナゴやその産卵に必要なドブ貝、掃除をさせるためのタニシなどが棲息している筈だった、我が社の池。
『キャンパーおさかなランド』なる名前まで、お客様につけて貰っている。
タナゴの産卵はそろそろじゃないか？
「いや、社長。多分無理かと。」（中園）
なんでや
「貝が死滅してます。」
あ！あれがそうか。
死んだ貝なんかをなんでこんな所にいつまでも置いてんるんだ！
ちゅうことは、タナゴの産卵はあり得ないって事か？
んなばかな。
じっと水中を眺めるも、
生命の痕跡なし。
タナゴもいなくなったのかなあ。
魚が浮いていた事なんてなかったよな？
「はい。でも多分もういないんじゃないかと。」
うむ～
いやいや、タロとジロだってあの過酷な南極で生き延びたんだ。
きっと、春には・・・
絶望的か。
この池は以前、崩壊してジャングル化した歴史があるからなあ。
死の池となるか、
『キャンパーおさかなランド』
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