トンコツラーメンの発祥の地、久留米に生まれ育った私は、もちろんこれが大好きです。
当然、昼飯にこれを食する事が多く、あちこちの店で食べています。
今日たまたま昼食時に、車を運転中に新しいラーメン屋さんを発見。
ただ嫌な予感はあったんです、最初から。店構えからしてね。
でもお腹が減っていた私は、
(まあ、いいか。)
と安易な妥協をしてしまいました。
店の中に入るとその思いは、もはや絶望に変わっていましたが、しかたありません。
ラーメンを注文しました。
ズズズー
まっまずーーーー。
くっ食えん。
本来の久留米ラーメンは、濃厚で深いトンコツの旨みを楽しむものですが、決して油っぽくはありません。
濃厚と油っぽいとを勘違いしているし、そもそもトンコツ本来の出汁が取れていない。いや取る事ができない。
結果いろんなものを入れて雑味でごまかすパターンです。
半分ほど残し、そそくさと帰りました。
あ、そうそう。私が絶望した理由というのは、
1 店構え(店内も)がおしゃれ。
2 店員が若者ばかりで、なお且つ黒いTシャツを着ている。まあ黒でも赤でもいい
ですが要するに制服がある。
3 さらにバンダナを頭に巻いている。
4 「いらっしゃいませー」など、必要以上に元気に挨拶する。
5 カウンターやテーブルにニンニクや辛みそ(久留米ラーメンには本来ありません)
などの調味料がやたらと置いてある。
7 チャーシューに味を加えている。(メニューの写真を見て解りました)
こんなもんかな。
あっもうひとつあった。
8 ジャズなどのBGMが店内に流れている。
という、まずいラーメン屋の8原則があるのですが(どこに!)、この店はこの原則をすべて満たしていたんです。
久留米で久留米ラーメンを食べたいと思っている皆さん。
純正久留米ラーメンを食べたいなら、
上記の8原則全てを満たしてない店、すなわちまず、なるべく店構え(店内も)が汚く、小さな店を選ばねばいけません。
店内はトンコツの独特のにおいが充満している事(私らはこれがたまりません)。
親父はなるべく小ざっぱりしてなく、貧相であればあるほどよろしい。
あと有名店に入らない事かな。
なおこの私の原則は、あくまで私の基準ですので、皆さんが失敗しても一切の責任はとれませんので悪しからず。ハイ。
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