プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

納車整備のご紹介その2

2008-04-22 | 久留米メンテナンス工場
前回の続き。
車検整備が終わると久留米の陸運支局の検査場に持ち込ます。この車両は継続車検ではなく中古車新規登録となりますので、通常の車検ラインの他に新規ラインと言われる場所で重量や寸法、構造用件の確認などを受けることになります。

ほとんどの方は車検場の中に足を運ばれることは無いと思いますからついでに手順を説明します。
まず入場する前に灯火装置やワイパー、ホーンの確認とエンジン番号、フレーム番号の確認及びテスターによる排ガス検査を受けます。
これが済むといよいよコース内に入場し最初にサイドスリップテスターという、タイヤの横滑り量(いわゆるアライメント)を測定、次のテスターに移動しブレーキとサイドブレーキの制動力、スピードメーターの誤差などを測定します。


これらが合格すると上の画像のヘッドライトテスターに移ります。ここでは光軸の方向、光量を測定します。
そして最後にピットに車を乗せ下回り全体の検査があります。ここは検査官による検査でボルトの緩み、サスペンションやステアリング装置のがた、オイル漏れ、排気もれなどがチェックされます。
今回の場合はこれが済んだ後、前述したように重量や各寸法の測定、構造要件の確認を受けて終了となります。


場内はほぼ無人で上のような電光掲示板の指示に従って受検して行きます。

この検査場も国土交通省の行政手続きを行う独立行政法人となり
「自動車検査独立行政法人」と言わなければいけないそうです。
この他にもこの狭い陸運支局内だけでも国や県の特殊法人がてんこ盛りに事務所を構えて大繁盛です。
またファミリー企業も・・・・・・まあこれら事に関して私の所感をここで述べると今回のテーマから限りなく離れていきそうなので止めておきます。

我々は大体毎日ここに来ている訳ですが、皆さんいかがでしたでしょうか。